「何を書けばいいかわからない」と相談された夜──人は経験というフィルターで世界を見る
「何を書いたらいいのかわからないんですよね」
これは、今から12年前、わたしがまだコンテンツマーケティングをしながら、副業系ブログのサポートもしていた頃のお話です。
── 人は、自分の経験というフィルターを通してしか、世界を見ることができない。
この記事を書きながら、あの日の夜のことを思い出していました。
わたしがサポートをしていたメンバーさん数人と、居酒屋でオフ会を開いたときに出てきた言葉。
やっぱり、
「何を書けばいいかわからない」って、
不変の悩みなんだな…
なんて思いながら、目の前の焼き鳥に手を伸ばしていました。
今回は、この12年前の経験から学んだ、「読まれるnote」の核心についてお届けします。特に「有料記事を書いてみたい」と思っている方には、知っておいてほしい大事な視点です。
このお話は、発信するうえで、これに気づいているかいないかで、届く深さが全く変わってしまう。そんな、根源的なテーマだと思っています。
── 当時のみんな、本当にがんばってはいたけれど、どうしても書くことがなくなってくる時期がありました。
ネタが尽きる、という感覚。
そこで、冒頭の言葉に戻ります。
「まひろさんのように記事を書けない。
何を書いたらいいのかわからない」
これは、本当によく言われた言葉です。
「まひろさんだからできるんでしょ」って。
でも、そんなことはないんですよ。
わたしはどこにでもいる、猫と美味しいものが好きな、当時40代の普通のおばさんでした。
ただ、試行錯誤をしながら何百という記事を書き、読者さんの反応を肌で感じる中で、「あること」に気づいてはいました。
「あること」とは、2つあります。
ひとつは、読者がどんなふうに記事を読んでいるか、ということ。
もうひとつは、なぜ「書くことがない」と感じてしまうのか、ということ。
この2つは、実はつながっています。居酒屋で起きたあの夜の出来事が、そのまま答えになっていました。
これは、ブログ時代だけでなく、今のnoteでの発信でも、わたしが常に意識していることです。特に50代からの発信において、誰かの心に届く文章を書くためには不可欠だとわたしが思っていること。
この本質に無意識で気づいている方もいます。
お伝えする内容を読んで、「あ、わたし、無意識にやってたわ」と感じる方も多いかもしれません。
あの日、居酒屋で予定外に始まった「小さなワーク」のエピソードを交えながら、詳しくお話ししていきますね。
ぜひ、あなたも12年前の居酒屋に一緒にいるつもりで、ワークに参加してみてください。
居酒屋で起きた、小さな奇跡のワーク
メンバーさんの一人が溜息をつきながら言いました。
「でも、ホント、まひろさんのように記事を書けない。何を書いたらいいのかわからないんです」
わたしは聞き返しました。
「本当にそう?」
「はい。やっぱり、まひろさんだからできるんだって思います」
「うーん。そうか。じゃあ、ちょっとみんなで考えてみようよ」
そこで、わたしは店内に目を向け、ある提案をしました。
ここに、わたしと同じ40代くらいの女性の店員さんが働いていると仮定して。その店員さんは、普段どんな生活をしていると思う? なぜ、この時間にここで働いていると思うか、ちょっと自由に想像してみようよ。
── 実は、この問いには、発信を続けるうえでの大事な視点が詰まっているんです。
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