見出し画像

戦隊ロボの見分け方(後編)

(C)テレビ朝日・東映AG・東映

この記事は、以下の記事の続きです。

今回はサクっと各戦隊ロボの特徴・個性について描きたいと思います。
画像についてはせんたいヒストリーより引用しています。

バトルフィーバーロボ

戦隊史上、初めての巨大ロボです。
前回、昭和戦隊ロボは見分けが付けづらいと言いましたが、こちらに関しては例外です。全戦隊ロボの中でも個性あふれるデザインとなっています。

主な理由としては、変形・合体という縛りがないためです。昭和ロボの中では圧倒的なインパクトを誇っています。鎧兜のような頭と、胸のBFという文字が特に目立つ部分です。

ダイデンジン

初めて変形した戦隊ロボです。
ここから変形というギミックを入れ込むようなるため、差が分かりづらくなっていくのですが、ダイデンジンは分かりやすい方かと思います。

まず、胸の「エコ」が一番の特徴かと思います。これ、本当はDですけどね。V以外のマークが目立つと区別がしやすいです。 また、初期のメカゆえにロボットのディティールも少なめ、細々としたラインがほとんどないのも特徴です。

サンバルカンロボ

初めて合体した戦隊ロボです。
2体合体で、上半身を戦闘機型メカのコスモバルカン、下半身を地上用メカのブルバルカンが担当します。

見分けるうえで着目するのは、コスモバルカンの方です。 このころのロボットは元のメカからシルエットを大きく変える特徴があり、合体後は戦闘機らしい特徴が見られません。 しかし、その変形具合こそが、この時代の個性とも言えます。 胸の部分をよく見ると、うっすらとYのラインが浮かんでいます。これは元々三角形(デルタ型)の戦闘機が、折りたたまれたデザインであることを想起させくれますね。

さらにダイデンジンと色味が似ているのも、前作から発展したように感じさせます。

ゴーグルロボ

初めて3体合体した戦隊ロボです。
さらにこの作品は、各メカを1人で操縦します。それゆえに個別メカは赤、青、黄とカラフルになっています。 …あれ?ゴーグルファイブなのに?と思ったあなた。ブラックとピンクは母艦で待機しています。
これをサンバルカンで実現できていれば…と、後々の世代から見ると思ってしまいますね。

個別メカがカラフルになった影響は合体後にも表れています。 上半身は赤下半身は黄色背面は青と、当時では珍しくはっきりとした色分けがされています。正面からは青が分かりづらいのが少し惜しいと思ってしまいます。 後は、上にとんがった頭部も特徴的です。この頭部は80年代によく見られるものですが、ゴーグルロボが初めてです。

ダイナロボ

始めてゴーグル型の目が採用された戦隊ロボです。
一見地味な特徴かもしれませんが、ロボットの顔を見比べると結構差異が目立ちます。この時代では珍しいものなので、見分ける上では大きな個性です。
これがゴーグルファイブで実現できていれば…と、後々の世代から見ると思ってしまいますね。

バイオロボ

こちらは合体機構的には、特段初!という要素はありません…厳密には飛行メカ2体が合体するというのは初ですが、合体後に飛行メカの要素は薄れてしまうので。

一方、バイオロボは別方向で差別化が図られました。 まずはカラーリングで、青がありません。バトルフィーバーロボなどが厳密には濃い青であることを考慮すると、ガッツリ青がないロボというのも珍しいです。 代わりに使われているカラーリングは赤、黒、白。この中でも白色は珍しく、「少ない色数の中に使われる白」が個性になります。

また、番組的には意思を持ったロボットという要素も加えられています。バイオマンは赤、緑、青、黄、桃の色構成であるため、第六の戦士という位置づけで五人にはない色が目立つようにしたのかもしれません(雑な推測)。

チェンジロボ

…すみません。特筆事項が思い浮かびませんでした。ファンの人には申し訳ないです…。 が、全く新機軸がないわけではありません。
初めてのヘリ型メカで、合体後も肩のバルカンがそのまま付けられています。 後、合体後はダイナロボが似てるなぁと思いました。色味といい、頭部といい。

フラッシュキング

始めて2号ロボが登場した戦隊…ですが、今回はあくまで1号ロボの話なので割愛。 フラッシュキング自体も結構個性的です。

まずは合体方法。これまでは基本的に(顔+)上半身+下半身といった合体方法でしたが、今回は右腕・右脚+胴体+左腕・左脚と、横に合体します。 これにより、左側面には青のライン右側面には赤のラインという左右非対称カラーリングの元祖と言えます。
ただし、正面からだと目立ちません。当時はまだガラリとカラーリングを変えることに抵抗があったのかもしれません。 また、頭部にも角のようなものが見当たらず、これまた珍しいです。

これまでのロボとは違う!という意気込みを感じさせてくれるロボットです。

グレートファイブ

初めて5体合体した戦隊ロボです。

これにより、メンバー全員に専用メカが割り当てられ、メカにも各色が付けられています。 まずは頭部に「」のマーク。Vではなく5なのが5体合体を強調しているように思えます。
続いてはカラーリング。右腕が桃左腕は黄色になっていますが、ここは控えめでワンポイントが付いているぐらいです。やはり、まだロボに左右非対称カラーを前面に押し出してはいません。
ただしそれはロボ本体の話。イエローの搭乗するマスキージェットは、合体後にはにもなり、黄色がとっても目立ちます。 この辺りからメンバーの色を徐々に押し出すようになっていきます。

ライブロボ

初めて動物型メカが出た戦隊ロボです。ここから、ヒーローのモチーフとメカが合致するようになります。

これも昭和戦隊の中では目立つデザインかなと思います。 まずは何と言っても胸のライオン。動物モチーフの戦隊に、動物型メカを取り込んだことが、合体後からも分かるようになっています。
それに関連しては、黄色が目立つ構成になっているのも特徴です。これまでは青または赤黒が主体だったことを踏まえると、色合いの視点でも革新的です。 一方ライオン以外に関しては、ファルコンを模した戦闘機、イルカを模した潜水艦であり、まだ完全な動物型メカとは言えません。

動物型メカと戦闘系メカの過渡期、それがライブロボの個性になっているのではないかと思います。

ターボロボ

こちらも同じくヒーローとモチーフが合致しています。それにより、車メカだけで5体合体しています。

そのため、合体後も車の意匠が随所に見られます。 例えば胸はまんま車のフロント部分ですし、足もローラースケートみたいに車がまんま付いています。合体ロボらしさと全体の統一感が合わさっていて、作品の個性とロボのデザインが合わさっています。

ファイブロボ

ファイブロボなのに3体合体…だけどこれにはちゃんと理由があります。
ロボ形態とは別の合体形態が存在するのです。

  • スカイアルファ、キャリアベータ、ランドガンマの個別メカ3体

  • 大型トレーラーのファイブトレーラー

  • ロボ形態のファイブロボ

これらを合計して5形態のファイブロボなわけです。

さて、ファイブロボの見分け方ですが、このトレーラー形態が鍵になる…というより、ファイブロボにトレーラーの意匠が見られるのです。
胸は思いっきりトレーラーのフロント部ですし、後ろ側に多く配置された車輪も元がトレーラーであることを想起させます。
もう一つの合体形態を感じさせてくれることが、ファイブロボの個性化と思います。

また、ロボにはファイブマン5人の得意分野と担当科目を象徴する記号が入っています。ちょっと小さくて見えづらいかもしれませんが…。

ジェットイカロス

飛行機メカが5体合体します。鳥の戦隊ですし、各メカの頭はそれぞれの鳥を模しているので、モチーフとの親和性はバッチリです。

合体後はどうなっているかというと、胸・腰・肩で鳥の形になっているのが分かります。しかも正面ではなく上から見た鳥です。 シルエットが鳥ではないし、他は普通のロボなので、一目見たらで鳥!って感じではありませんが、一度鳥と認識したらジェットマン以外のロボには見えなくなると思います。

大獣神以降

もはや語ることはありません(おいおい…)
別に飽きたわけではなく、前編で語った通り、大獣神以降はとにかく見分けが付くように個性が際立つ作品が多いです。

ただし、それは決して大獣神が突然変異的にできたわけではなく、それまで様々な視点で革新を目指してきたシリーズの積み重ねの産物であることを、この記事を通して分かっていただければと思います。

まぁ、気が向いたら続きを書くかもしれませんが…。

いいなと思ったら応援しよう!