「国語力」が人生を大きく左右する理由って?
理数科目ができる人は「すごい」って言われるのに、国語ができても大して評価されない。このギャップはなんだろう?
今でこそ「自国の言語文化やぞ!」と反論できるけど、10代の頃は理数系に強いクラスメイトを羨ましく思い、特に自己肯定感も得られず、しょぼくれていました。
世間の流れから、ないがしろにされている国語だけど、国語こそ一生涯にわたって「生きる力」になる教科はありません。
国語力とは、「話す」「聞く」「読む」「書く」「言語文化」の能力を指す。
よい成績が取れる
小学校では課題作文の授業があり、よい文章が書ければ成績に反映されます。中学校に上がれば、さらに作文の授業は増えて、これまた成績に影響します。
高校・大学と進学すれば、さらに勉強は難しくなります。近年では国語に限らず、どの教科も問題文が長文になっているので、問題の意図を読み解けないと正解に辿り着けません。
実際に、中学校で働いていたときも、高校入試の問題を見た数学の先生が「こりゃ国語ができんとダメじゃ!」と頭を抱えていたのを覚えています。
そう、国語力があることを前提に、他教科の勉強は始まるのです。
希望の進路が叶う
高校や大学入試では小論文を書かされることもあり、うまく書けないと希望の学校に受かりません。
自己PR文では、エピソードを織り交ぜながら、希望理由や長所を作文しなければならないので、これまた国語力がないと大変しんどい。
私のような、課外活動も部活も特にがんばってない生徒は、いかに日々の学習に真面目に励んだか、といった平凡なエピソードを美しくまとめる必要があります。
自分の経験を読者(志望校の先生たち)が望むように、文章として再構築するのは、国語力がなければ、ほんとーーーに詰みます。
給料アップの可能性を秘めている
就職においても、自己PRだの志望理由書だのと文章を書かなければなりません。面接官の心を打つ文章が書ければ、二次面接にこぎつけられます。
無事に就職しても、報告書、資料作成、提案書など様々な書き物が待っていますよね。
それが書ければ書けるほど、あなたの職場での評価は上がり、給料も上がっていく可能性を高めていきます。
良好な人間関係を築ける
どんだけ頭が良くて仕事ができても、円滑なコミュニケーションが取れなければ、学校や職場で居場所をなくしてしまいます。
ここでまた役立つのが国語力!
国語力は、言語活動を学ぶ場でもあります。
プレゼンテーションや報告といった会議の場面だけでなく、同僚・上司・取引先とのコミュニケーション全般の力(話す・聞く)を養います。
相手の意図を読み解き、的確に返す。
自分の伝えたい考えを、明確な言葉にする。
それができてこそ、信頼関係を築けるものです。
夫婦・親子関係にも良い影響を与える
自分の言葉でちゃんと表現できれば、家族間のコミュニケーションにも役立ちます。
感情的ではなく、論理的に伝えられるので、たとえ意見が違っていても、正確に思いを伝えられます。
また、あなたが国語力を磨いていれば、その力は間違いなくお子さんにも継承されます。
子どもの一番のモデルとなるのは、親の行動・言葉です。
時代が変わっても、変わらない価値を持つ
どれだけ時代が変わっても、国語の授業はなくなりません。
教育の目標は子どもがより良い未来を生きるため、知識・経験を身につけることを手段としています。
つまり、将来「日本」を支えてくれる人を育てるために、教育にお金と時間を費やすのです。
我が国の言語文化を学ぶことが、日本で生まれた者としてのアイデンティティを育てます。
時代と共に内容は変遷され、扱われる教材が変わったとしても、「読む「書く」「話す」「聞く」の国語力は変わらないのです。
国語力で人生を変えるなら
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