【学校情報2026】田辺中学校(和歌山)|倍率・入試日程・対策法
(2026年4月27日更新)
和歌山県立田辺中学校の「令和9年度入学者選抜(2027年1月実施・4月入学)」を中心に情報をまとめたものです。
この記事でわかること
・2027年1月実施予定の入試スケジュール
・直近の倍率推移と、募集定員70名への減員が与える影響
・入試科目・配点と、iBASE独自の対策ポイント
・令和8年度(2026年度)実施の学校説明会・オープンスクール情報
1. 基本情報
■ 学校名 和歌山県立 田辺中学校
■ 設置形態 併設型中高一貫校(和歌山県立/2006年4月開校)
■ 所在地 〒646-0024 和歌山県田辺市学園1番71号
■ アクセス JRきのくに線「紀伊田辺駅」より龍神バス「学園通り」下車すぐ/紀伊田辺駅より徒歩約20分
2. 入試日程
🔔 令和9年度(2027年4月入学)の選抜要項は、例年9月頃に和歌山県教育委員会より発表されます。
例年のスケジュール(参考)
出願受付 例年1月上旬(令和8年度は2026年1月5日〜8日)
適性検査・作文 例年1月下旬の土曜日(令和8年度は2026年1月24日)
面接 適性検査の翌日(令和8年度は2026年1月25日)
合格発表 例年2月上旬(令和8年度は2026年2月4日、本人宛て電子メール通知)
なお、令和8年度入学者選抜より、募集定員が従来の80名から70名に減員されました。令和9年度も同水準の募集定員が想定されます。通学区域は和歌山県内全域です。
3. 倍率の推移と傾向
■ 最新実績:受検倍率 1.51倍(令和8年度/2026年1月実施)
受検者数106名/募集定員70名
■ 過去の志願・受検倍率(参考)
2022年度 1.29倍 ※定員80名
2023年度 2.40倍 ※定員80名(志願倍率/一時的な高倍率)
2024年度 2.4倍前後 ※定員80名
2025年度 2.43倍 ※定員80名(志願倍率)
2026年度 1.51倍 ※定員80→70に減員
📊 iBASE分析
田辺中は2006年、古佐田丘と同年に和歌山県立の併設型中高一貫校として開校しました。母体の田辺高校は1896年(明治29年)創立の和歌山県立田辺中学校を前身とする伝統校で、田辺中の開校は「よみがえる田辺中学校」として地元で大きく歓迎されました。紀南地域(田辺市・西牟婁郡エリア)で唯一の公立中高一貫教育の拠点です。
直近の受検倍率は、令和8年度(2026年)の1.51倍が示すように、1.3〜2.4倍台で年度によって変動があります。令和8年度に定員が80名から70名へ減員されたものの、受検者数自体は前年より落ち着き、結果として倍率は1.51倍に。紀南地域の広域通学圏(田辺市・白浜町・上富田町など)からの志願者を集めつつ、熊野古道・南紀の自然環境を背景にした独自の探究学習が、理数志向の子にも文系志向の子にも魅力的に映る学校です。
田辺高校には自然科学科が併設されており、附属中から自然科学科への6年一貫接続が特色。紀南の豊かな自然環境を活かした科学探究が可能な、全国でも珍しい公立中高一貫教育を提供しています。倍率は競争型というより「確実な準備をした子が安定して合格を勝ち取る」フェーズといえます。
4. 入試科目・配点
■ 2日間で検査を実施(令和8年度は1月24日・25日)
適性検査Ⅰ
試験時間 45分
出題内容 資料・文章を読み取り、論理的に思考・表現する力を測る
特徴 和歌山県立中5校共通問題。読解・記述中心
適性検査Ⅱ
試験時間 45分
出題内容 数理的・科学的な思考力を測る問題
特徴 和歌山県立中5校共通問題。算数・理科・社会にまたがる融合的な出題
作文
試験時間 45分
出題内容 与えられた課題について、自分の考えを文章でまとめる
特徴 和歌山県立中5校共通問題。読解・要約・自己表現がセットで問われる
個別面接(2日目実施)
形式 個別面接(受検者1名ずつ/約5分)
内容 志望動機・自己PR・中学校生活への意欲などが問われる
調査書(報告書)
対象学年 小学5年生・6年生の通知表
5. 学校説明会・オープンキャンパス
🗓️ 和歌山県立田辺中学校 公式発表(2026年4月時点)
■ 令和8年度 学校説明会
例年、10月頃に田辺会場・上富田会場などの2会場で開催
対象:入学を希望する小学生と保護者
■ 令和8年度の具体的な日程
5月以降に学校HPおよび和歌山県教育委員会HPで順次公表される見込み
※申込方法など詳細は、学校HPに順次掲載されます。
👉 最新情報は田辺高校HPの「入学案内」ページでご確認ください。
6. 田辺中の特徴
■ 紀南地域で唯一の公立中高一貫教育の拠点
田辺中は2006年、和歌山県立2校目(古佐田丘と同年)の併設型中高一貫校として田辺市に開校しました。母体の田辺高校は1896年創立の旧制・田邊中学校、田邊高等女学校、田邊商業学校、田邊高等家政女学校の4校を母体として発足した伝統校で、田辺中の開校は「よみがえる田辺中学校」として地域の期待を集めました。紀南エリア(田辺市・西牟婁郡エリア)で唯一の公立中高一貫教育を提供しています。
■ 「合理的な思考・豊かな情操・積極的な行動」の3つの教育目標
教育目標として「合理的な思考・豊かな情操・積極的な行動」を掲げ、21世紀に力強く心豊かに生きる力の育成に努めています。田辺高校には普通科のほか自然科学科を併設しており、附属中からの内部進学者は自然科学科への接続が可能です。紀南地方の豊かな自然環境の中で、基礎的かつ発展的に自然科学の探究を行うことを主な目標としつつ、文系科目にも力を注ぐバランス型のカリキュラムが特色です。
■ 大学合格実績
母体の田辺高校は、京都大学・大阪大学・神戸大学・和歌山県立医科大学をはじめとする国公立大学への合格実績を継続的に輩出しています。中高一貫生は自然科学科コースに接続し、6年間を通じた探究学習の成果を活かして、国公立大学の理系学部・医学部や、関関同立(関西学院・関西・同志社・立命館)への進学を目指しています。
7. 求められる力・適性等
■ 地道に学習を積み上げることができる
適性検査は和歌山県立中5校共通問題。小学校で学ぶ基礎・基本をしっかり積み上げた子にとって有利な試験設計です。特別な先取り学習よりも、学校の学びを丁寧に深める姿勢が評価されます。
■ 自分の考えを筋道立てて文章で表現することができる
和歌山県立中の特徴は、独立した「作文」検査が課されること。45分で与えられた課題に向き合い、自分の考えを構造化して書き上げる訓練が欠かせません。
■ 身近な自然・社会への関心から探究心を広げられる
田辺中は自然科学科に接続する中高一貫校。紀南の豊かな自然(熊野古道・南紀の海・山・川)や地域社会への関心を持ち、そこから科学的・社会的な問いを立てられる子にとって、類のない探究環境が待っています。
■ 紀南地域での6年一貫教育に価値を感じる
紀南地域で6年間連続して学べる公立中高一貫校は田辺中のみ。地元を離れずに高度な教育を受けたい、地元と深く関わりながら学びたいという価値観を持つ家庭にとって、田辺中は特別な選択肢となります。
8. iBASE難易度指標
■ 志願倍率の高さ ★★☆☆☆
■ 適性検査の難易度 ★★★☆☆
■ 記述量の多さ ★★★★☆
■ 個別面接の比重 ★★★☆☆
■ 和歌山県内での人気度 ★★★☆☆
※現時点での暫定評価です。正式版は2026年内の公開予定です。
9. 併願検討校
和歌山県立の他の公立中高一貫校も、日程は統一されているため併願はできません。ただし、検討段階で比較対象となる学校として、以下のリンクもご参照ください。
和歌山県立 桐蔭中学校 — 和歌山市・県立トップ校の伝統
和歌山県立 向陽中学校 — 和歌山市・環境科学科併設・SSH指定
和歌山県立 古佐田丘中学校 — 紀北エリア(橋本市)
和歌山県立 日高高等学校附属中学校 — 紀中エリア(御坊市)
大阪府立 富田林中学校 — 大阪府南河内エリア・広域併願比較
10. 過去問・対策
■ 学校HP・教育委員会HP
和歌山県教育委員会HPの「和歌山県立併設型中学校入学者選考検査問題等について」ページにて、令和4年度〜令和8年度の適性検査Ⅰ・Ⅱ、作文、解答例が公開されています。5校共通問題のため、田辺以外の過去問も同じ問題です。まずは公式HPで出題傾向を確認するのが出発点です。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/501100/d00206368.html
■ 市販の過去問集(最新版)
『和歌山県立中学校(古佐田丘中・向陽中・桐蔭中・日高高等学校附属中・田辺中) 入学試験問題集 2026年春受験用』(プリント形式のリアル過去問で本番の臨場感!/和歌山県中学校/教英出版)
■ iBASEの対策記事まとめ
11. 関連情報・お問い合わせ
■ 関連HP
■ iBASEの書籍
『公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク』(エール出版社/2024年7月20日初版発行)
こんな方におすすめです。
公立中高一貫校受検で必要な力を知りたい方
受検を通じて親子の絆を深めたい方
変化の激しい時代に必要な学びについて考えたい方
■ お問い合わせ
受検に関するご相談、学習法のご質問など、お気軽にお問い合わせください。
メール:info@edict-ibase.com
公式LINE:@742exlca
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