【学校情報2026】三鷹中等教育学校(東京都)|倍率・入試日程・対策法
(2026年4月27日更新)
東京都立三鷹中等教育学校の「令和9年度入学者選抜(2027年2月実施・4月入学)」を中心に情報をまとめたものです。
この記事でわかること
・2027年2月実施予定の入試スケジュール
・直近の倍率推移と、都立中10校で最高倍率帯を維持する背景
・入試科目・配点(報告書+適性検査Ⅰ・Ⅱ)と、iBASE独自の対策ポイント
・令和8年度(2026年度)実施の学校説明会・授業公開情報
1. 基本情報
■ 学校名 東京都立 三鷹中等教育学校
■ 設置形態 中等教育学校(東京都立/2010年4月開校)
■ 所在地 〒181-0004 東京都三鷹市新川6丁目21-21
■ アクセス JR中央線「三鷹駅」よりバス「三鷹中等教育学校」下車すぐ/京王線「調布駅」よりバス約20分
2. 入試日程
🔔 令和9年度(2027年4月入学)の募集要項は、例年9月頃に東京都教育委員会より発表されます。都教委の実施要綱は例年6月頃に公表されます。
例年のスケジュール(参考)
出願受付 例年1月上旬〜中旬(インターネット出願+書類提出)
適性検査 例年2月3日(都立中高一貫校10校すべて同日実施)
合格発表 検査日の約1週間後(Web・校内掲示)
なお、直近の令和8年度入学者選抜(2026年2月3日実施)では、35人学級導入に伴う調整により募集人員が160名から**152名(一般枠)**に調整されました。令和9年度も同様の水準が想定されます。
3. 倍率の推移と傾向
■ 最新実績:応募倍率 4.48倍(令和8年度/2026年2月実施)
応募者数681名/募集定員152名
■ 過去の応募倍率(参考)
2022年度 4.62倍
2023年度 5.03倍
2024年度 4.81倍 ※応募者769名
2025年度 4.41倍 ※応募者706名
2026年度 4.48倍 ※35人学級導入に伴い定員160→152
📊 iBASE分析
三鷹中等教育学校は2010年、旧都立三鷹高校を母体として開校した東京都立の中等教育学校です。三鷹市新川という多摩エリアの中核に立地し、**「思いやり・人間愛をもった社会的リーダーの育成」**を教育理念に掲げてきました。探究学習「三鷹の探究」を看板プログラムとして展開しており、日本地理学会高校生ポスターセッションでの発表実績など、実践的な探究活動で全国的に知られる学校です。
応募倍率は過去5年で4.41〜5.03倍の超高倍率帯を安定して推移し、令和8年度入試では4.48倍と都立中10校の中で最高倍率を記録しました。35人学級導入による定員削減(160→152)と応募者数の微減(706→681)がほぼ相殺し、倍率水準は例年通り高止まりしています。三鷹・武蔵野・調布・小金井など多摩東部エリアの教育熱心層から極めて根強い支持を受けている構図が定着しており、都立中の中でも「志願者の熱量」が最も高い学校の一つと言えます。
倍率の高さに惑わされず、報告書(小5・小6の通知表)の着実な積み上げと、適性検査Ⅰ(独自作文)・Ⅱ(一部独自)の計画的対策を両輪で進められた子が、安心して合格ラインを越えられると捉えるのが実態に近いでしょう。「倍率が高い=無理」と単純化せず、実質競争層の質を見据えた長期的対策が鍵となります。
4. 入試科目・配点
■ 第1日目(2月3日)に全検査を実施
適性検査Ⅰ(三鷹独自問題)
試験時間 45分/300点(換算後)
出題内容 物語文2題の読解+作文(360〜400字)
特徴 すべて三鷹独自作成。2つの文章内容を融合させ、自身の体験を絡めて論述する独特の出題スタイル。読解力と共感力・表現力を複合的に問う試験
適性検査Ⅱ(大問1独自+都立共同作成)
試験時間 45分/500点(換算後)
出題内容 大問1(独自)+大問2・3(都立共通)の構成。算数・理科・社会の総合問題
特徴 大問1は三鷹独自の思考力問題、大問2・3は都立中10校共通の資料分析・算数・理科・社会融合問題。思考力と作業速度の両立が求められる
面接
形式 実施なし(報告書+適性検査で選抜)
報告書(調査書)
対象学年 小学5年生・6年生の通知表
特徴 換算後200点相当。適性検査800点+報告書200点の合計1000点満点(適性検査80%・報告書20%)
■ 報告書の配点比重
三鷹は**報告書200点/適性検査Ⅰ300点/適性検査Ⅱ500点(計1000点)**の構成で、適性検査Ⅱ(500点)の比重が最も大きい構造となっています。報告書比重は全体の20%で都立中として標準的ですが、小5・小6の通知表管理が不可欠である点は他校と同様です。特に適性検査Ⅰ(独自作文)と適性検査Ⅱの独自大問1が、三鷹合格の鍵を握ります。
5. 学校説明会・オープンキャンパス
🗓️ 東京都立三鷹中等教育学校 公式発表(2026年4月時点)
■ 学校説明会
開催時期:例年10月頃
対象:入学を希望する小学生と保護者(事前申込制)
■ 学校見学会
開催時期:例年10月頃の土曜日
令和7年度実績:10月4日(土)・18日(土)の13:20〜・14:50〜で実施
■ 土曜授業公開
年間18回の土曜授業を全て公開(来校者登録が必要)
※申込方法・定員など詳細は学校HPに順次掲載されます。
👉 最新情報は学校HPの「学校説明会・授業公開等」ページでご確認ください。
6. 三鷹中等の特徴
■ 「思いやり・人間愛をもった社会的リーダーの育成」を掲げる中等教育学校
三鷹は2010年、旧都立三鷹高校を母体に中等教育学校へ移行しました。「胸は祖国に置き、眼は世界に注ぐ」人材の育成を理念に掲げ、日本の伝統・文化理解と国際的視野の両立を重視しています。三鷹市新川という多摩エリアの中核に立地し、三鷹・武蔵野・調布エリアの教育熱心層から厚い支持を受けてきました。都立中10校の中でも探究学習の先進校として知られ、外部発表への積極的な取り組みが評価されています。
■ 看板プログラム「三鷹の探究」と人文・社会系探究の厚み
三鷹の教育の中核は、中1〜6年生(高3)にわたる一貫探究プログラム「三鷹の探究」です。小石川・武蔵がSSH指定の理数系色を強く打ち出すのに対し、三鷹は人文・社会系探究と理数系探究のバランスに特徴があります。日本地理学会高校生ポスターセッションでの発表や、グローバル・イノベーション研修、ハッカソン等のプログラミングイベントなど、実社会との接続を強く意識した探究活動を段階的に積み上げています。適性検査Ⅰの「物語文読解+作文」という人文色の強い出題は、この教育方針と直結しています。
■ 大学合格実績
2025年3月卒業生(149名)は、京都大学3名・一橋大学9名・東京科学大学5名など難関国公立大への合格実績が厚く、国公立大学合格率は約31.5%。早慶上理・GMARCHを含めると卒業生の約70%弱が国公立または早慶上理GMARCH以上に進学しています。医学部系では千葉大医2名・福井大医1名など、医療系志望層にとっても選択肢となっています。多摩・城西エリアの難関国公立大志望層にとって中核的な選択肢として定着している学校です。
7. 求められる力・適性等
■ 物語を深く読み取り、自分の体験と結びつけて表現することができる
適性検査Ⅰは物語文2題の読解+作文(360〜400字)で、2つの文章を融合させ、自身の体験を絡めて論述する独特の出題です。日頃から物語を深く味わい、自分の言葉で感想を整理する習慣がある子に有利です。
■ 資料から情報を抽出し、論理的に処理することができる
適性検査Ⅱは都立中特有の「範囲説明」形式が多く、条件分析・多段階計算・資料読み取りを組み合わせた問題が中心です。思考力と作業速度の両立が求められます。
■ 身近な事象に「なぜ?」と疑問を持ち、探究を楽しめる
三鷹の看板プログラム「三鷹の探究」と直結する適性として、日頃から物事を多角的に捉え、自分で問いを立てて深掘りする姿勢が重要視されます。
■ 小5・小6の学習を着実に積み上げることができる
報告書(小5・小6の通知表)が換算後200点を占めるため、学校の授業を疎かにせず、全教科で安定した成績を維持する姿勢が不可欠です。
8. iBASE難易度指標
■ 志願倍率の高さ ★★★★★
■ 適性検査の難易度 ★★★★☆
■ 記述量の多さ ★★★★☆
■ 面接の比重 ☆☆☆☆☆(面接なし)
■ 東京都内での人気度 ★★★★★
※現時点での暫定評価です。正式版は2026年内の公開予定です。
9. 併願検討校
東京都立中高一貫校は令和9年度入学者選抜も都内全10校で同日(2月3日)実施されるため、都立中同士の併願はできません。ただし、検討段階で比較対象となる学校として、以下のリンクもご参照ください。
東京都立 武蔵高等学校附属中学校 — 武蔵野市・都立御三家・独自問題最難関
東京都立 南多摩中等教育学校 — 八王子市・フィールドワーク型探究
東京都立 立川国際中等教育学校 — 立川市・国際教育・帰国生枠あり
東京都立 桜修館中等教育学校 — 目黒区・作文重視の中等教育学校
10. 過去問・対策
■ 学校HP・教育委員会HP
過去問は学校HPの「適性検査問題等」ページで令和8年度分まで公開されており、出題の基本方針・解答例も掲載されています。三鷹独自問題の演習は、本校対策の核となります。
■ 市販の過去問集(最新版)
『東京都立三鷹中等教育学校 2026年度受験用』(プリント形式のリアル過去問で本番の臨場感!/声の教育社)
https://www.amazon.co.jp/s?k=三鷹中等教育学校+2026&tag=se
■ iBASEの対策記事まとめ
11. 関連情報・お問い合わせ
■ 関連HP
■ iBASEの書籍
『公立中高一貫校 受検を考え始めたら親子で取り組む20のワーク』(エール出版社/2024年7月20日初版発行)
こんな方におすすめです。
公立中高一貫校受検で必要な力を知りたい方
受検を通じて親子の絆を深めたい方
変化の激しい時代に必要な学びについて考えたい方
■ お問い合わせ
受検に関するご相談、学習法のご質問など、お気軽にお問い合わせください。
メール:info@edict-ibase.com
公式LINE:@742exlca
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