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終わりゆく人生の中で

人はいつか死ぬ。
苦しかったり虚しかったり。

そんな事を考える時は、心や弱っている時。

人はいつか死ぬ。
それは当たり前の事で
わざわざ意識するものではない。

それを分かっていて
再度、私は、それを意識する。

何回も、そこに立ち戻る。

私はいつか人生が終わるから
この人生を生きていける。

終わりがあるから
生きる勇気が湧く。

苦しさの中で
なんとか生きていく為に
何度も何度も、この人生が終わる事を確認していく。

無能感

無能感は私を苦しめ続けている。

私は何者でもなく、優れていない。
そんな当然の事は、実際、どうでも良い事なのだが

この世界は無能な人間が生きていくようには設計されていない。

それが最大の問題だ。

私は自らの無能を認めながらも、無能な者が生きてはいけない社会を受け入れている。

この矛盾をどう捌けばいいのか、私自身、それは最大の命題の一つにもなっている。

人の役に立つ事で、私は社会の参加しようと試みているが
そこで能力発揮をして初めて対価が発生し、生き残るチャンスを与えられる。

何らかの入金は生存を持続させる為に必要な燃料で
有能な者達の金銭供給は止まる事は無いが
私のような無能者の金銭供給は止まる危険性を孕んでいる。

それでも、無能感を抱えながら
社会に参加していく事で
何とか、生存の可能性をこじ開けて
生を先に進めていく。

不穏感

生きるのは苦しい。

時に莫大な不安感が私を襲う。
しかし不安はまだ、不安の姿をしている分、対処が楽だ。

怖いのは不穏感である。

この感情は明確な姿形を持たない。
不穏感はまさに、不穏な感じを包まれた正体不明の感情である。

莫大な不安も私を毒し壊すが
広まった不穏感は私自身を自ら狂わせ、何も分からなくするのだ。

そして、その先には不安が待ち構えている。

不穏感は言うならば
心の中に産みつけられた大量の不安の卵なのだと思う。

私の心を食い破る不安という蛆虫の卵。

苦痛

不安と不穏に食い破られた精神を抱えて生きる事は
苦痛に満ち満ちている。

痛み、苦しさ、辛さが心の中から膿のように湧き出ている。
膿んだ傷口の周りには、また不穏という卵が産みつけられ
不安が腐った私の精神の傷口を食い破る。

そして痛みが、苦しさが、辛さが更に加速していく。

だんだんと、元の形を失いながら、私の精神を歪に変容し
変体して変異していく。

生き残り

心を壊した人々が
今年も沢山、この世を去った。

また多くの人々が
心が壊れた人々に
命を奪われた。

また相互的に攻撃し
周りに毒を撒き散らしながら
壊れていった。

私は生き残った。

私は私の命を奪わなかったし
私は誰かの命を奪わなかった。
私は自らの毒を内側に抱えながら
心が腐り化膿して蛆が湧き崩れていく中で
生き残った。

私は生き残った。
それだけで大きな挑戦であったし
その試みは2025年において
完成される見通しを打ち立てている。

生産と精算

何とか社会に参加した。
その小さな試みは小さな幾つかの戦いであり、試みであった。

私は幾つかの問題を解決し、課題を成し遂げた。
それでも生産性は未だに低く、その精算活動は社会のコストになった。

私の至らなさに対して社会はコストを支払うのだろう。

私は、それが居た堪れない。

居た堪れないが、生存の為には必要な手続きである。

コストを回収し、命を繋ぐ。

今のままでは、長期的に生き残る事が不可能な事は明らかだ。

2026年、私は本格的に自己研鑽と改革に対する勝負を迫られるだろう。

今年を乗り越えた先に
来年を生き延びられるように。

私は今の至らなさを
成長と変化で来年に繋いでゆく。

異形の兵隊

私は来年の戦いを見越し始めた。
私は戦う。
しかし、私は社会参加をするには
あまりにも異形だった。

精神と脳が他人とは違う。

内側が変質し変異してしまった障害者。

そんな人間が、この世で生き残っていく事は
ある種の闘争を生き抜かなければならない。

自分自身の能力の低さとも
自分自身の感性や情緒の不具合も
精神の問題や脳の問題、社会性課題とも向き合わなくてはならない。

私は異形で、異形な故に、私にとって現代社会は戦場で
それ故に私は私の為に戦う兵士で、そして戦って行くには弱すぎて
壊れすぎていて苦しい。

それでも私は戦う。
2026年も私にとって苦しい戦いになると分かっている。

それでも私は戦う。

心の曇り

今、私の心は曇っている。

多くの不安と不穏が
私の心を曇らせている。

苦痛や苦悶、悲しさや虚しさが
私の心を曇らせている。

それでも、私は戦うと決めた。

そして、その試みへの恐怖が、無謀さが
その経過に起こるであろう残酷さが
私の心を曇らせている。

2026年。
曇り空の元、私は新しい戦いへ船出する。

風は強く、海は穏やかではなく、必要以上に深さを強調したような漆黒の波間を見せている。

その中で私は船出する。

そして、その戦いへの出兵の場に
2025年の私は私を送り届ける。

恐怖に打ち負けないようにしながら
恐怖へ向かう場所まで
私自身を送り届ける。

今年と同様か。それ以上の戦場が
私を待っている。

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