見出し画像

また会う日が生きがいの悲しいDESTINY」――僕がユーミンのDESTINYに惹かれる理由

割引あり

松任谷由実さんの曲の中で、一番好きな曲は「DESTINY」だ。

ユーミンには数え切れないほどの名曲がある。

「カンナ8号線」の切なさも好きだし、「満月のフォーチュン」の恋が始まる直前の高揚感にも憧れる。

それでも最後には、なぜかDESTINYに戻ってきてしまう。

この曲は失恋の歌である。

しかし、ただ別れの悲しみを歌った曲ではない。

僕はこの曲を、「忘れようとしても忘れられなかった恋の歌」だと思っている。

曲の冒頭では、主人公がほこりだらけの車に指で「True love, my true love」と書く。

そして、その想いに気付いた時には、彼はもう別の誰かのもとへ向かっている。

主人公は彼を失った。

ここから先は

1,313字

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?