一番大きなお金
№647 今回紹介するお話
ここではネット上やnewsなどで話題になった涙話などをYouTubeなどでアップされている動画と共に「涙が出るほどいい話」として記事にしています。
今回紹介するのは、ある知的障がいの女の子のお話です。
投稿時期に関して
個人ブログに掲載していたものより、「潮文社「心に残るとっておきの話」
第一集 17ページ」(発売日 : 2001/9/1)に掲載されていたものと確認致しました。
このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。
記事内容
この話は、祖母から聞いた話です。
祖母の知り合いの女性に、女の子がいます。
その子は、生まれながらにして、知的障がいでした。
幼稚園は、近所の子ども達と一緒に、通っていたそうですが、小学校にあがると、ちょくちょく学校を休むようになって、とうとう、1年生が終わる頃には、まったく学校に行かなくなったそうです。
2年生になっても、3年生になっても、その子は、学校に行こうとはしませんでした。
そして、4年生にあがるころ、その子の父親と、母親で話し合って、中学にあがるまで、養護学校にあずけることになりました。
養護学校には寮みたいなものがあって、勿論、家に帰ることはできません。
4年生で入ったその子は、1年生の学習から始めなければなりませんでした。
専門の先生が、1対1で主要教科を1年生の問題から、丁寧に教えていきました。
その日に習った新しいことを、毎日毎日、その子は母親に電話で報告しました。
覚えた漢字も、たくさんになると、少し難しい本も、読めるようになりました。
ほんの少しずつではありましたが、1年間で、その子は、たくさんのことを学び、覚えてゆきました。
その子を、ずっと教えてきていた先生が、ある日、算数を教えようとしたときのことです。
その問題は、お金を例にあげた問題で、先生は、
「ここに、500円玉、100円玉、10円玉、3つのお金があります。
どのお金が一番大きなお金ですか?」
と、その子に質問しました。
するとその子は、
「10円玉」
と答えるのだそうです。
先生は、
「500円玉なのよ」
と教えましたが、同じ問題を繰り返すと、どうしてもその子は、
「10円玉」
と答えてしまうのです。
何度も何度も教えても、やはり答えは10円玉だったので、先生は、
「500円玉と100円玉と10円玉では、500円がたくさん買えるのよ。
だから一番大きいのは、500円玉でしょ?」
と言うのですが、その子が、どうしても違う、10円玉だと言うので、先生は、
「それじゃ、10円玉の方が大きい理由をいってごらん」
と言ったそうです。
するとその子は
『10円玉は、電話ができるお金。電話をすると、お母さんの声が聞けるのよ!』
そう言ったそうです。
※引用元
潮文社
「心に残るとっておきの話」
第一集 17ページ
小林 まゆ
昭和50年生 宮崎県 学生
動画
このお話を元に作られた動画がありましたので紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。
感動する話様
ニコるん様
さいごに
私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。
しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様から頂いています。
最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。
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