250122 絵本「パンどろぼう」に出てくるおじさんの魅力
今日は「いい人すぎるよ展」と「パンどろぼう展」に行った。私は「いい人すぎるよ展」に行きたくて、彼女は「パンどろぼう展」に行きたかったのでちょうど良かった。

「切ないすぎるよ」とかもあった。
絶妙なあるあるで面白かった。
今回は絵本「パンどろぼう」に出てくる「パンやのおじさん」の魅力を語りたい。
「パンどろぼう展」は原画展で、現在までに発売されている4作を、原画で作者の解説付きで読むことができた。
ざっくりと物話を説明すると、パン屋で身を隠すために食パンを被ったねずみが「パンどろぼう」としてパンを盗むけど、改心してパン職人になる話。
ユーモラスな展開と突飛だけど親しみやすいファンタジーな設定に、美味しそうなパンのイラストの魅力も加わって普通に作品として面白い。2020年に発売されて、たった数年でここまで人気になるのだからすごい。

私に限らず「パンどろぼう」が好きな子ども達もみんな大好きな、この作品のブームの要因にもなったシーンがある。
パンが好きな主人公のねずみが、美味しそうな香りにつられておじさんのパン屋に盗みに入った。そこでおじさんが焼いたふっくらほかほかのパンを盗んでかじったら…まずかったというシーン。

この温厚で優しそうなパン屋のおじさんが作るパンはまずいのだ。あまりのまずさに、武器として敵におじさんのパンを食べさせて降伏させるシーンがあるくらいまずいらしい。

このおじさんのギャップにやられた。
おじさんの代わりにパンどろぼうが修行してパン職人になっていくのだが、パンを好きになった理由の過去編やライバルどろぼうの登場など、色んなパターンの話があって、しかもそれぞれの話に見開きでユーモラスなシーンがあるのでおすすめ。

レジ打ちをさせられている
展覧の最後に参加型のコーナーがあった。
食パンの形の付箋に好きなように顔を書いて貼れるコーナーだった。

せっかくだから小ボケをしようと思い私が考えたネタは、私より高い画力で、複数人が既にやっていた。
「いい人すぎるよ展」も「パンどろぼう展」も溢れんばかりのユーモアが詰まっていたが、私にはその程度のユーモアしかない。

私はもう、普通のパンどろぼうを書くことしかできなかった。上手くはないし、笑えるほど下手なわけでもない。悔し紛れにまつ毛を書き足した。

