毒にも薬にもなりゃしない。
2025/10/8(水) PM1:55記
様々なジャンルや事象が,何かにつけて無味無臭な味付けを良しとする時代になっている。
あらゆるモノが均一化されていくコトが,ヒトにとって喜ばしいかは甚だ疑問だ。
分断や対立構造,不平等が悪と考えている人は本当は少数派なんじゃないかと思う。
やたら多様性とか言ってるくせに……と声なきBADを抱えている人の方が多いのでは?
何故,このようなしち面倒くさい話をし出したかというと勿論暇だからである。
そして暇潰しのツールに用いるのはラジオや,本,YouTubeなどであり,私は影響されやすい生き物です。
やっぱそうだよなぁ。
と共感したラジオやYouTubeを2つ紹介しましょう。
先ずは今週から聞き始めたポッドキャスト。
『BAD PHARMACY』
藤原 ヒロシさん,上出 遼平さん,TaiTanさんという異色の3人が薬局を開こうとする番組。
4回目にして番組タイトルにも含まれているBADについて語っています。
権利を主張し過ぎる人や,そのシチュエーションに相対した時にBADを感じるかもと意見する藤原さん。
具体的なエピソードトークとして,カフェのレジにに並ぶ4人組のOLを例に挙げています。
もの凄く混んでいるのに1人ずつ注文して会計したという事例。
ポイントがどうとかお釣りがどうとか身内のゴタゴタを避けるためというのは分かりますし,1人ずつ会計できることは当然の権利。
わだかまりとしては,人の時間を奪ってまで拘ることか?ということ。
その程度のことでゴタゴタする間柄なら一緒にカフェに行くなとも言える。
別に誰が悪い訳でもないが,行き場のないモヤモヤ。
そんな僅かなBADを抱える人がサイレントマジョリティだとしたら……。
主張し過ぎる人の目など気にせず声を上げてもいいんじゃないか?
声を出させるような喉飴を無料で配ってる世の中でもいいんじゃないか?
音楽も挿入されず,周囲の雑音も拾われ,毒も薬もゴチャ混ぜになった薬局屋の雑談。
ぜひ,家事やドライブのながら聴きにどうぞ。
続いて2つ目。
最近観るものがない時に,高確率で流している梅原 大吾さんのYouTube。
平等がトークテーマの切り抜き動画。
そもそも何でも平等が本当に理想ですか?という切り口。
機会は平等に与えられるべきという至極当たり前の主張がいつの間にか,結果や成果に平等を求める流れにすり替わっている昨今。
説得力のない自分を棚に上げて物を言う人々が,首を揃えて訴える。
それは平等でなく不当な優遇だと気づいていないフリをして。
真っ当な意見だと刷り込んで,本来の平等を徐々に侵食していく毒薬。
梅原さんの動画は,世に蔓延る紛い物の常識で弱体化した身に効く生薬のような効果があります。
翻っては中毒性もあるからして,ぜひ晩酌時にどうぞ。
「不味いな。毒にも薬にもなりそうにねェ。」
かつて若い包帯のピカレスクが吐き捨てたセリフ。
どっちつかずで当たり障りのない,もっともらしいようで中身がない。
そんな人生より誰かにとっては毒でも,違う誰かにとっては薬になる。
玉石混交上等。
私の単なる自慰的で一向に読まれないエッセイも誰かにとっては刺激的で,また誰かにとっては嫌悪的。
これでいいのだと思った。解熱剤を飲み干す娘と過ごす火曜日。朝。
