菅本香菜「日本のおむすび 47都道府県を旅して見つけた毎日楽しめるレシピ94」
・本書は、食べることの楽しさや大切さを伝えるために、おむすびを通じた食育授業や全国の食文化取材、メニュー開発、PR企画などに取り組んでいる「旅するおむすび屋」の著者が、47都道府県のおむすびを取材する旅を3年間実施し、訪れた先々で教えてもらったおむすびのレシピや、そこで出会った人や食のエピソードを、美しい写真とともに紹介した1冊。
著者が47都道府県を旅して出会った方々のエピソード(一部)
08 栃木県
・著者が栃木の旅で訪れたのは足尾鋼山があったことで有名な日光市足尾町。
・足尾町にある飲食店「ホルモン末広」は、「お母ちゃん」と呼ばれて親しまれていた戸川ヨシイさんが95歳で亡くなるまで現役で働き続けたお店であり、鉱山の労働者に愛され、閉山後も安くておいしいホルモンを出し続けた。
・そんなお母ちゃんが地元の消防団に裏メニューとして出していたのが「山椒ごはん」だ。栃木で食べられている山椒の若芽の佃煮を使ったものであり、その山椒ごはんのレシピを引き継いだ方(山本雪子さん)に著者は作り方を教わり、一緒に作ったところ、思いのほか手間がかかって驚いたとのこと。
※どのような手間がかかったのか、栃木県のおむすびのレシピ(お母ちゃんの山椒の天むす・栃木の生味噌のおむすび)の詳細については本書をお読みください。
20 長野県
・長野県では、飯山市と長野市に訪れた。長野市では、その地域で栽培に力を入れている「ソルガム」という雑穀の普及や、商品化を進めるAKEBONOの早川航紀さんにお話を聞いた。
・ソルガムはタカキビとも言い、世界五大穀物の一つで、日本には平安時代に伝来した。
・ソルガムは農薬なしでも健康に育ち、水やりの必要がなく、特別な機械もいらない。そのため高齢者や農業初心者でも栽培を始めやすく、栄養価も高い。
・そんな話を著者と早川さんがしていると
近くを通りかかったおばあ二人が合流し、二人からは「80歳を過ぎて農業を続けるか迷うも、ソルガム栽培に出会い、救われた」との話を聞く。
・ソルガムを炊き込んだほんのりピンクのおむすびは、プチプチとした食感が楽しく、クセがないので雑穀米の入門としてオススメである。白米で食べるよりも食物繊維やポリフェノールなどが加わり体にもうれしいとのこと。
※長野県飯山市のエピソード、長野県のおむすびのレシピ(きな粉のおむすび・ソルガムのおむすび)の詳細については、本書をお読みください。
・本書は、著者が47都道府県を旅して見つけた毎日楽しめる日本のおむすびのレシピ94が各地の旅エピソードが紹介された内容となっており、おむすびのレシピとして、
01 北海道
01 星屑昆布とシャケのおむすび
02 バジルガーリックのおむすびのレタス包み
13 千葉県
25 ごんじゅう
17 石川県
33 赤シソのやくまま
23 愛知県
46 アミエビとシラスのおむすび
30 和歌山県
59 紀州南高梅と赤シソのおむすび
35 山口県
70 百姓庵の塩むすび
39 高知県
78 ひっつけ
40 福岡県
80 ぬかだきのおむすび
が収録されている。
レシピは1ページで紹介されており、日本各地のおむすびを自宅で気軽に作ることができます。
表紙にあるおむすびもレシピとして収録されています。どのおむすびかについては、本書を手に取って確かめてください。
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