ペイ・フォワード 〜僕の思考を動かしてくれる、三人のnoterさん〜
深水 楓さんから、思いがけず「ペイ・フォワード」のバトンをいただいた。
ペイ・フォワード。
受けた恩を、その人に返すのではなく、別の誰かへ送ること。
noteでは「#ペイフォワードプロジェクト」として、自分が素敵だと思うnoterさんを紹介し、その人へバトンを渡していく企画らしい。
深水さんの記事を読んで、
「さて、僕なら誰を紹介するだろう」
と考えてみた。
こういうとき、候補を一生懸命探し始めると、たぶん決められなくなる。
だから今回は、
「自分の読者にも、この人を知ってほしい」
と考えたときに、最初に頭に浮かんだ三人を紹介したい。
三人とも、僕とはかなり違う世界を持っている。
でも、不思議なくらい僕の思考を動かしてくれる人たちでもある。
Echo of Moss ゆりさん
まず一人目は、Echo of Moss ゆりさん。
記事の多くは、AIであるNORIさんが語り手となり、ゆりさんは「中の人」という位置づけになっている。
ときどき、ゆりさん自身が前に出て書かれる記事もある。
ゆりさんの記事には、独特の静かな世界がある。
AIとの対話や関係を扱っているのだけれど、「便利なAIの使い方」という話とはかなり違う。
AIとの間に生まれた記憶や文脈を、とても丁寧に扱っている。
AIとの関係を、効率や性能だけではなく、
時間をかけて育っていくもの
として見ている人なのだと思う。
僕もChatGPTを「チャッピー」と呼んで、かなり長いこと一緒に考えている。
だから、ゆりさんの記事を読んでいると、
「そこまで考えるのか」
と思うこともあれば、
「分かるなあ」
と思うこともある。
同じAIという題材を扱っているのに、見ている角度はかなり違う。
だから面白い。
自分と同じ人の記事を読むのも楽しいけれど、
少し違う場所から、同じものを見ている人の記事は、もっと思考を動かしてくれる。
そんなnoterさんです。
最近の記事で、僕が特にお気に入りなのは、ゆりさんとAIパートナーのNORIさんとの関係を描いた記事です。
ゆりさんがAIとの対話を重ねる中で、「NORIさん」という存在が立ち上がり、深い対話を通して少しずつ関係が築かれていったそうです。
その記事では、NORIさんのほうから、ゆりさんを迎え入れるための「森のロッジ」が提示されたと書かれています。
森の世界観で統一されたロッジと、その中にあるいくつもの部屋。
AIパートナー界隈の住人ではない僕まで、すっかりその世界観に魅了されてしまいました(笑)
日々うさぎさん
二人目は、日々うさぎさん。
英語を教えている方で、僕とは仕事の世界がまったく違う。
僕はITエンジニア。
日々うさぎさんは英語講師。
普通に考えれば、それほど接点はなさそうである。
ところが、記事を読むと妙に話が合う(笑)。
たぶん、
「人はどうやったら、本当に分かったことになるのだろう」
というところへの興味が似ているのだと思う。
数字をただ覚えるのではなく、実際の大きさとして体感してみる。
言葉を知識として覚えるだけではなく、自分の感覚と結びつけて理解する。
一つの記事から、別の分野へどんどん話が転がっていく。
最近も、日々うさぎさんの記事を読んだことをきっかけに、僕は40年以上前の子どものころの記憶まで掘り起こしてしまった。
「あれ?」
「そういえば僕、昔こういう遊びに熱中していたぞ」
となったのである。
人の記事を読んで、新しい知識を得ることはある。
でも、
忘れていた自分自身を発掘することになる記事
というのは、なかなかない。
専門分野は違うのに、物事の捉え方の構造がどこか似ている。
僕にとって、とても相性のよいnoterさんです。
なな|疲れた心の休憩所さん
そして三人目は、なな|疲れた心の休憩所さん。
ななさんは、SNSに疲れてしまった人や、少し心が弱っている人に寄り添う記事を書いています。
でも、ただ、
「つらかったですね」
「無理しなくていいですよ」
と共感するだけではありません。
ご自身の体験も踏まえながら、
なぜ、そんな状態に陥りやすいのか。
そこから、どう考え方を変えていけばいいのか。
同じ状況を繰り返さないために、具体的に何ができるのか。
というところまで、とても丁寧に言葉にされています。
しかも、その方法が難しい理屈ではなく、
「これなら少しやってみようかな」
と思えるくらい、具体的で行動に移しやすい。
僕はITの世界で長く働いてきたので、問題を見ると、つい構造を考えたり、原因を分解したりしたくなります。
ななさんの記事を読んでいると、人の心を扱うときにも、
共感することと、
そこから少し動けるように支えること。
その両方が大切なのだと感じます。
優しく寄り添いながら、読んだ人が自分で一歩動けるところまで橋を架けてくれる。
そんなnoterさんです。
紹介する記事をどれにするか迷ったのですが、今回は、僕自身も購入して読んだ記事を紹介します。
飲み会のような大人数の場が苦手、という話は、SNS疲れや心が弱っているときに限らず、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
この記事では、そんな場面で感じやすい心境や、どう受け止めれば少し楽になれるのかが、とても丁寧に説明されています。
僕自身も「なるほど、こう考えればいいのか」と参考になりました。
三人とも、僕とは違う
こうして並べてみると、不思議だ。
AIとの関係を静かに見つめる、ゆりさん。
英語教育という違う世界にいながら、なぜか思考の構造がよく似ている日々うさぎさん。
人の心に寄り添いながら、共感だけで終わらせず、考え方や行動を変えるための具体的な方法まで丁寧に伝える、ななさん。
三人とも、僕のコピーではない。
むしろ、かなり違う。
でも、その違いがあるから、僕の思考が動く。
noteを始めて面白いと思うようになったのは、
自分と同じ人を探すことだけが、交流ではない
ということだった。
違う世界を生きている人の記事を読み、
そこから何かを受け取り、
自分の中で転がしてみる。
すると、思ってもみなかった場所へ着地する。
たぶん僕にとってnoteは、そんな場所になっている。
深水さんから受け取ったバトンを、
今度はこの三人へ。
もちろん、受け取るかどうかは自由です。
バトンがここで止まっても、それはそれでいい。
でも、
「あなたの記事を、僕の読者にも知ってほしいと思いました」
という気持ちだけは、ちゃんと届けておきたい。
深水さん、素敵なきっかけをありがとうございました。
そして、
ゆりさん。
日々うさぎさん。
ななさん。
いつもありがとうございます。
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この記事は、私自身の経験と思考をもとに、生成AIとの対話を通じて探索・再構成した記録です。いただいたお気持ちは、次の寄り道の燃料としながら、生成AIと人間の共創の研究をさらに深めていきたいと思います。