シマリスのぶるちゃんが我が家にやって来て1年が経った!

我が家にはシマリスがいます。
名前は”ぶる”。
現在1歳3ヶ月のオスです。
ぶるちゃんは、日が昇る6時頃に起き、夕焼けの17時頃にベッドで眠りにつく生活をしています。
そして25度前後の気温を好むため、1年中エアコンのついた部屋を占有しています。
栄養満点のペレットは「好きじゃない」と突っぱね、ひと調理加えないと食べようとしません。
一方で大好きなひまわりの種には貪欲で、種の入った袋を歯で破って潜り込み、頬袋がパンパンになるまで詰め込んでどこかに隠しにいきます。
僕たち夫婦よりもワガママに、気ままに、贅沢に暮らしているのです。
そんなぶるちゃんが我が家に来ておよそ1年が経ちました。
この1年で僕たちは限りない癒しをぶるちゃんから受け取ってきました。
そんなぶるちゃんの生きた証を、動画だけでなく、文章でも残しておければという思いでエッセイを書いてみようと思います。
今回は【ぶるちゃんお迎え1年記念エッセイ】として、お迎え初年を振り返っていきます。
【1】お迎え

きっかけ
僕はYouTubeで動物関連の動画を観るのが好きです。
残酷なライオン社会、実は最強のカバ、タスマニアデビルの不思議、ゴリラのドラミングなど。
もちろんかわいいペットたちの動画も見ます。
犬猫だけではなく、時にはエキゾチックアニマルの動画も。
その中で僕の心を掴んだのが「シマリス」でした。
シマリスのビジュの良さに惚れ、妻に紹介したところ、夫婦共々シマリスに惹かれるようになりました。
そこから、いちごバター家へのシマリスお迎え計画が始動したのです。
ステップ1:ペットショップへ行く
まず、エキゾチックアニマルを販売しているペットショップへ行き、実際にシマリスに会いに行きました。
店員さんにシマリスを見せて欲しいとお願いすると、オスのケースとメスのケースと問題児のケースが出てきました。
どのケースのシマリスも僕たちに反応を示し、ケースの中で縦横無尽に動き回っていました。
店員さんに勧められ、メスのケース内に腕をいれて触れ合ってみると、シマリスたちは僕の手を本気でカジカジしてきました。
僕の腕には複数の傷が出来、その鋭利さに面食らってしまったのです。
シマリスは可愛い顔をして獰猛でした。
結局その日はシマリスを購入せず、お迎えを慎重に再検討することにしました。
ステップ2:シマリス園に行く

北海道のオホーツクシマリス園に行き、もう一度シマリスと触れ合ってみることにしました。
オホーツクシマリス園にはエゾシマリスがたくさん飼育されており、稲穂やひまわりの種をあげて触れ合うことができます。
実際、餌を持って歩いているとたくさんのシマリスが僕たちに寄ってきました。
そして食料を出せとがっついてきます。
その真っ直ぐで健気な姿がかわいくてたまりませんでした。
やっぱりシマリスを飼いたい。
シマリス園に行ったことでそんな気持ちになりました。
北海道から帰ってきた僕たちは、正式にシマリスを迎えいれることに決めました。
ショップでメスたちに腕を齧られた経験から、何となくメスを受け入れる予感を持っていました。
そして、迎え入れるシマリスの名前の候補を僕と妻でたくさん考えていました。
マフィン(シンプルにカワイイ系)
コアラ(あえて別の動物)
ジャン・キルシュタイン(好きな漫画のキャラクター)
ステップ3:再びペットショップへ

再びペットショップへ行き、再度シマリスを見せてもらいました。
前回と同じく、オスのケースとメスのケースと問題児のケースが出てきます。
僕はまず、たくさんいるメスの中からどの子を迎え入れるかを考えました。
シマリスは個体によって性格が大きく異なるため、しばらく様子を見てビビッときた1匹にしようとケースを観察していました。
ここで何を思ったか、隅に置かれた問題児のケースが気になります。
「この子は何故別ケースに入っているのですか?」
と店員さんに聞くと、
「ちょっと気が立ってるのでケースを分けています。」
とのこと。
僕たちはこの問題児ケースの暴れん坊に惹かれ始めました。
問題児とのことですが、ケースの外から指をかざすと僕たちにしっかり付いてきてくれるのです。
その健気さから、僕はこの子を迎え入れたいと思い妻の方を向くと、妻も同じ考えであるようでした。
「この子にします。」
店員さんにそのように告げ、僕たちは暴れん坊シマリスを迎え入れることに決めました。
暴れん坊には「ぶる」という名を授けました。
【2】夏
お互いに慣れる期
シマリスを向かい入れたことで僕たちの生活は少々変わりました。
まず2DKの部屋割りが変わり、元々僕の部屋兼寝室だった部屋が、ぶるちゃん部屋に変わりました。
僕は普段ダイニングにいることとなり、妻の部屋が寝室を兼ねるようになりました。
そして朝のルーティンに、ぶるちゃんのご飯作りと衛生管理が追加されました。
初めは栄養価の高いペレットを置いても食べてくれず、トイレもケージ内の至る所でしてしまう始末で、その対応のために少しだけ早起きになりました。
一方でぶるちゃんにとっても我が家は新環境。
いくら暴れん坊とはいえ、戸惑っていたことでしょう。
初めは僕たちが触れることを許せないようでしたが、徐々に、手乗り、肩乗り、身体這いをしてくれるようになりました。
そして、部屋のレイアウトを覚え、所々にお気に入りおやつの隠し場所を作るようになりました。
今でも漫画本の後ろに、大量のひまわりの種が隠されています。
夏の終わりごろにはお互いに慣れ、じゃれて遊べるようになりました。

チャレンジ期
シマリスは雑食なので、色々な食べ物を食べることができます。
僕たちは色々な食材を用意し、ぶるちゃんに食べてもらうチャレンジをしていました。






また、関心を示しそうなグッズを購入して与えるチャレンジもしていました。
食べ物ではないことが分かるとすぐに興味をなくしてしまうのですが、笑


色々なチャレンジを通して、シマリスの特性、ブルちゃんの趣向を理解していきました。
【3】秋~冬
冬眠準備期(タイガー期)
シマリスは野生下では冬眠をする動物です。
秋頃には冬眠準備のために、たくさんの食料を貯蓄しておくために獰猛になります。
この時期をタイガー期と言います。
タイガー期については学術的にはっきり解明されていないらしいですが、室温が適温で安定しているとなりにくい傾向にあるようです。
ぶるちゃん部屋は基本的に25度で安定しているためか、初めて迎える秋に明確なタイガー期はありませんでした。
※一年中暴れ牛のように元気ではありますが。
ただ、夏とは少し異なる行動パターンはいくつか見せました。
まず貯蓄自体はいつにも増して行うようになりました。
自分の寝床やベッドを餌でパンパンにし、本人が入れなくなる程でした。
そして床材に潜り込むことが多くなりました。
部屋んぽのたびに床材ストックの大袋を探し、その中に潜りたがりました。

飼い主ごたごた期
この時期、会社勤めの僕の職場環境が変わり、少しずつ病み始めていました。
キツイ時期の記憶はあまりなく、ぶるちゃんの写真もあまり撮れていませんでした。
その中でも、昼間会社でキツい思いをした時に、ふいにペットカメラでぶるちゃんの様子を見ることで癒されることは覚えています。
一人でケージの中で暴れ回り、毛繕いをし、隠してたご飯をつまみ食いする姿が愛おしくてたまりませんでした。
一方で、僕たちが数ヶ月前から計画していた北欧旅行に行った時期でもあります。
11日間家を空けることになりましたが、その間、弟に空き家を任せ、ぶるちゃんの面倒も見てもらいました。
いちごの実家ではペットを飼ったことがなく、弟も初めて一緒に過ごすか弱き生命を慈しんでくれました。
ごたごたする飼い主に付き合い、癒しをくれ、その日を懸命に生きてくれたぶるちゃんに感謝です。
【4】冬~春
毎日一緒期
2026年になると、僕が会社を休職したことで、ぶるちゃんと一緒に過ごす時間が増えました。
休職初期は後ろめたさや敗北感に苛まれていましたが、ぶるちゃんはこんな僕をも求めてくれるのだと愛と優しさを勝手に感じていました。
※多分ご飯目的。
朝起きたらまずバナナとミールワームをあげ、主食のペレットボールを作ってあげます。
副菜として、ブロッコリー、トマト、かぼちゃなどの野菜かビタミンゼリーを添えます。
午後には、大好きなひまわりの種やカボチャの種をあげます。
焦らすと恐ろしい運動神経で飼い主に食らいついてきて、食べ物を奪い取っていきます。
一緒に過ごす時間が増えたことでぶるちゃんの様々な姿を写真や動画に収められるようになりました。








寿命の哲学期
休職したことをきっかけに、寿命を意識するようになりました。
僕は自分が80歳まで生きる想定で物事を考えすぎているなと。
明日死ぬ可能性をあまりにも排除して、社会に規定されたレールに乗っかっていることは正しいことなのかどうか分からなくなりました。
あと3年で死ぬならば何をしたいか。
その問いを軸に、自分がしたいこと、すべきことを考え直したいと思い始めたのです。
それに付随し、シマリスの寿命についても意識するようになりました。
飼育下のシマリスの平均寿命は5~10年程度。
ということは、シマリスの1年は、人間の10年分に相当する期間になります。
人間の10倍の重みがある1日1日を、僕たちと一緒に過ごしてくれていることに心から感謝したいと思いました。
僕はぶるちゃんに、幸せに、長く生きてもらいたい。
そう願うけれど、ぶるちゃんの生涯が明日突然終わってしまう可能性も0ではない。
だからこそ、ぶるちゃんには今日という日を大切にし、毎日を自分のために生きてほしいなと願います。
ぶるちゃんが、「毎日ご飯がたくさん食べられて幸せ」など、何か主観的な幸せを感じてくれていたら、それこそ僕たちの喜びなのです。
【5】これまでとこれから
シマリスを飼うきっかけからぶるちゃんとの出会い、そしてぶるちゃんと過ごした日々を振り返ってきました。
こう振り返ると、あの日、問題児ケースに1匹いれられていた暴れん坊を選んだからこそ、ぶるちゃんとの尊い日々が存在していることに気付かされます。
もしも違う個体を選んでいたら、また違った思い出が形成されたことと思います。
我が家に来たシマリスがぶるちゃんでよかった。
そして、お迎え1年を記念して、ぶるちゃんにキャットタワーを贈りました。

タワーと合わせて僕はこの言葉も送りたい。
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どんな時でもぶるちゃんのことを愛している。
これからも毎日を幸せに過ごしながら、ついでに僕たちに癒しをくれたら嬉しい。
お互い元気に楽しく過ごそうね!

