近世城郭御殿の最高傑作~名古屋城の本丸御殿
「尾張名古屋は城でもつ」
江戸時代に流行った民謡「伊勢音頭」の一節です。
古くから、この立派なお城は名古屋の街の発展のシンボルとして、人々に親しまれてきました。
「金のしゃちほこ」で有名な天守閣は現在、耐震性の問題などから、立ち入ることができません。
今回は、本丸御殿を中心に散策してきました。



天守閣や本丸御殿などは戦災により焼失しましたが、隅櫓など6棟が消失を免れて現存しています。

天守閣は木造での復元を目指して検討がされていますが、石垣の保存と木造建築の耐震性の両立の問題、エレベーターの設置を巡る問題などのため、目途が立たないままになっています。
再び天守閣に登れる日がくるのは、はたしていつになるのでしょうか。


本丸御殿は、尾張藩主の住居かつ藩庁として作られたものです。
2018年に往時の姿を忠実に復元した優美な空間が完成しました。
工期は10年、総事業費は約150億円です。
本丸御殿の内部は、障壁画、飾金具などで絢爛豪華に飾られ、江戸時代の先端技術を注いだ近代城郭御殿の最高傑作とたたえられました。
部屋の格式や用途によって、天井や欄間、飾金具、障壁画などのさまざまに変化します。
これは武家風書院造という建築様式の特徴です。









名古屋城には、金シャチ横丁(宗春ゾーンと義直ゾーン)があります。
宗春ゾーンには、地元の食材を使った創作料理など新進気鋭の店舗が並んでいます。
また、義直ゾーンには、味噌煮込みうどんやひつまぶしなど、定番・老舗のなごやめしが集結しています。
名古屋にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

