公立高校にARスポーツ授業を導入!——体育ICT研究会の取り組みが実を結びました
このたび、体育ICT研究会が継続して取り組んできたARスポーツを活用した体育授業が、静岡県立静岡西高等学校に正式に導入されます!
ARスポーツ「HADO」は、AR(拡張現実)技術を用いて、頭にヘッドマウントディスプレイを装着し、手からエナジーボールを放って競う新しいスポーツです。開発・提供を行っている株式会社meleapとは、私たち体育ICT研究会も以前から協業しており、「デジタル技術を活用して誰もが楽しく参加できる体育をつくる」という共通のビジョンのもとで、実証実験や授業実践を重ねてきました。
今回の導入は、ARスポーツが全国の公立学校の授業に常設導入される初の事例となります。これは、未来の体育の可能性を広げる大きな一歩であり、私たち研究会にとっても非常に意義深い出来事です。
静岡西高校とは、2023年度から共同でARスポーツの授業実践を行ってきました。私たちがめざすのは「運動技能に依存しない、誰もが楽しく取り組める体育」の実現です。HADOの授業は、単なるテクノロジー体験ではなく、「考える体育」としての価値も持ち始めています。
当研究会の研究推進委員長である鈴木直樹は、今回の導入について次のようにコメントしています。
「HADOは、運動能力や体格に縛られず、誰もが主役になれる新しいスポーツです。こうした「誰一人取り残さない」インクルーシブな体育の可能性を広げる挑戦は、まさに次代を担う学びのかたちだと思います。」
2025年6月から、静岡西高校のスポーツコース「スポーツⅡ・球技」の授業においてHADOの単元が本格的に導入されます。また、全校生徒がHADOに触れる機会を持てるよう、通常の体育授業でも展開予定です。
今後は、静岡西高校での成果をもとに、全国各地の小中高校に実践を拡大していきます。ARスポーツの導入は、私たち体育ICT研究会のビジョン「誰もが楽しみながら学べる体育の実現」に直結する取り組みです。これからも企業・教育機関と連携しながら、「未来の体育授業」を創造していきます。
