見出し画像

痛い絵の治癒効果を考える、今日の一枚No.268


コタオという画家はキューピーさんのような人形の顔をスライムで覆った絵を描く。
画家自身がある時、メンタル的に追い込まれて突発的に大量のスライムを頭から被ったところ、スライムの粘性で窒息しそうになったらしく、その経験から思い付いた画題だと語っているインタビューを読んだことがある。
私はKORNのファンなのだが、現時点最新作の「レクイエム」のジャケットは赤ちゃんの人形の頭を大きな掌が握り潰そうとしているデザインだ。
昔から「痛い」題材の作品は多い。
フリーダ・カーロなんかは痛みに向き合うセラピー的な意味合いで制作していたようだ。
それは彼女自身を癒すと共に見る人も癒す。
作品は激痛を表すのに癒しになるというのは不思議だ。
前の投稿で、子供の頃好きだったラーメンマンの傷のエピソードで思い付いた絵を描いた。
これは同じく切傷で造形しつつ、切り刻むうちに平たく伸び、なめろうみたいになっていく肖像を描いてみた。

いいなと思ったら応援しよう!