見出し画像

食いしばりにボトックスが効かない人が知らない、咬筋の「深部」という話






食いしばりや顎の張りが気になって、ボトックス注射を調べている方は多いと思います。
「美容外科と歯科医院、どちらで打てばいいのか」「本当に効果は続くのか」今回はそういった疑問に、私たちの考えを交えながらお伝えします。

咬筋ボトックスとは?

咬筋は、物を噛む際に使う筋肉で、浅部(表層)と深部(深層)の2層構造になっています。
ボトックス注射はこの咬筋に作用し、筋肉の過剰な収縮を一時的に抑えることで、食いしばり・歯ぎしりの緩和、顎関節症の軽減、エラ張りの改善(副次的な小顔効果)といった効果が期待できます。 


美容外科と歯科医院、何が違うのか?

ここが、多くの方が見落としやすいポイントです。
咬筋の2層にはそれぞれ異なる役割があります。

浅部(表層)咬筋:
顎の大きさ・見た目のエラ張りに関わる

深部(深層)咬筋:
実際に噛む動作・食いしばりに深く関わる



美容外科では主に浅部への注射が中心のため、見た目のエラは小さく見えても、食いしばりが完全に取れない可能性があります。

食いしばりの改善を目的とするなら、深部咬筋まで含めた注射が必要になります。

なお、深部咬筋は重要な神経や血管に近いため、注射には高い技術と経験が必要です。施術を受ける際は、深部まで対応できる医院かどうかを確認することが大切です。 

▶︎エラ張りについて気になる方はこちらもご覧ください!


それでも「深部まで打てば解決」ではない理由

ここが、私たちが最も伝えたいことです。
咬筋(浅部・深部)だけを緩めても、食いしばりが完全に改善しないケースが少なくありません。なぜなら、顎を動かす筋肉は咬筋だけではないからです。

咀嚼に関わる筋肉には、咬筋(浅部・深部)のほかに、内側翼突筋外側翼突筋側頭筋があります。これらすべてが連動して顎の動きを作っています。



一部だけを抑えても、他の筋肉が過剰に働き、バランスが崩れたまま続くことがあります。

また、食いしばりの背景には、

・左右どちらかで噛むクセ
・顎の開閉時のズレ
・舌の位置の問題
・姿勢や首・肩の緊張

といった要因が絡み合っていることがほとんどです。

ボトックスを否定しているわけではありません
ボトックスは、強い食いしばりによる痛みや不快感を和らげる上で、有効な選択肢のひとつです。
ただ、効果が切れた後も同じ状態を繰り返しているとしたら、それは根本的な原因が変わっていないサインかもしれません。 

「ずっと打ち続けないといけないのか」と感じている方ほど、一度立ち止まって「なぜ食いしばりが起きているのか」を考えてみることが大切です。


私たちのアプローチ

当院では、口腔内から顔の筋肉にアプローチし、咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋など食いしばりに関わる筋群全体のバランスを整えることを大切にしています。
筋肉を弱めるのではなく、過緊張をゆるめ、正しい動きに導くことで、より安定した状態を目指していきます。



ボトックスを検討されている方、すでに打っているがなかなか改善しないという方、まずはお気軽にご相談ください。
あなたの顎の状態や生活習慣に合わせた方法を、一緒に考えていきます。​​​​​​​​​​​​​​​​ 




aileシンメトリー矯正院
顎・顔の歪み・骨盤矯正・小顔矯正専門

平日 10:00〜20:00(最終受付19:00)
土日祝 10:00〜18:00(最終受付17:00)
定休日:水曜日

新宿駅 南口徒歩4分
東京都渋谷区代々木2-5-1 羽田ビル407

ご予約・空き状況はホットペッパーから

施術のビフォーアフターやセルフケアは院のInstagramで発信中

気になる方はお気軽にご相談ください。

いいなと思ったら応援しよう!