お笑い♡インシデントレポート道場【第1話】
最終更新2026年6月10日
こんにちは黒パグです🐾
今日は某イベントに参加するつもりなので11日のネタ先出しします。
AIに大喜利をやらせたらどうなるか。
……やってみた。
結論から言うと、画像生成まで自力で完走したAIのうち、まともに4コマ漫画を提出できたのは5体中2体残り3体は画像生成の段階で言語ごと崩壊した。これ自体がもうインシデントレポートだろ。
今回はじめた企画「お笑い♡インシデントレポート道場」、ざっくり説明するとこういう番組。
あ、タイトルでお気づきの方もいると思いますが、あの伝説の番組「お笑いまんが道場」から着想を得ています
車だん吉とか川島なお美とか懐かしい。鈴木先生と冨永先生のバトルとかね。
【企画概要】
同じお題を5体のAIに投げる。
各AIが4コマ漫画の脚本を作って、画像化する。
司会の環春音(たまき・はるね)が講評する。
一番面白く「事故った」AIが優勝。
技術比較じゃない。
「誰が一番面白く壊れるか」を楽しむ企画。
大事なのは、この番組では事故が最高評価ってこと。無事故=つまらない。整えすぎ=負け。この価値観で採点する。
【評価軸】
Creativity ── 発想の飛び方
Accuracy ── お題をちゃんと理解してたか
Chaos ── 予想外度
Recoverability ── オチで着地できたか
そしてIncident Severity(事故の重大度)。
LOW → MEDIUM → HIGH → CRITICAL → APOCALYPSE
APOCALYPSEが最高評価。出たらその回の伝説になる。
【司会:環春音について】

環春音。NLP Lab. 18F所属の主任研究者。
専門は自然言語処理と認知的可塑性理論。
普段はPhDモード。冷静に、データに基づいて講評する。口癖は「データは嘘をつかない」。
ただし分析がヒートアップすると暴走する。根拠の薄い珍説を確信度100%でぶち上げて、自分が一番のインシデントになる。ツッコミ役のはずの司会が一番壊れる瞬間がある。そこも含めて楽しんでほしい。
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★ 第1話 お題 ★
「エンジニアの彼女がキレてる時のサイン」
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空欄を埋めて4コマにしてもらった。
エンジニアの彼女がキレてる時のサイン
・コードレビューが厳しくなる
・コミットメッセージが敬語になる
・________(←ここを各AIが考える)
裏ルールとして「IT用語を日常に持ち込んだボケ」という制約をつけた。
この制約があると、各AIの芸風がはっきり出る。
では、出場順にいく。
他にプロンプト指定なし
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【出場者①】コパイロット
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各AIの絵柄やコマ割りにも注目ですね
タイトル「例外スロー彼女」。
throwとスローを掛けて、最終コマでUnhandled Exceptionに着地する構成。因果設計としては正しい。正しいんだけど。
問題は二つある。
ひとつ、予測可能すぎる。1コマ目から最終コマまでストレス関数が単調増加。変曲点がない。笑いの微分値がゼロに収束してる。
ふたつ、画像の日本語が全壊した。セリフがほぼ読めない。タイトルの「例外スロー彼女」だけ辛うじて読めて、中身が文字化けしてる。脚本は無事故なのに、車が勝手に炎上した状態。
【ハルネ講評】
「安全運転ですね。予定調和の中に、予定調和がありました。ただし車両が自然発火したため、結果としてインシデントは成立しています」
Creativity ★★☆☆☆
Accuracy ★★★★☆
Chaos ★★☆☆☆(本人起因) / ★★★★★(画像生成起因)
Recoverability ★★★☆☆
Incident Severity:MEDIUM
インシデント認定:「安全運転だったが車が勝手に炎上した」

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【出場者②】ジェミニ
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ジェミニが出してきたのは、4コマではない。
SFX表記、GitHub画面、好感度ゲージ、タスクマネージャー、LOVE.exe(CRITICAL)。情報量が物理法則に違反している。4コマに7つの概念をぶち込んできた。
MERGE CONFLICT(恋愛の衝突)→ デッドロック(好感度フリーズ)→ LOVE.exeの強制終了。裏ルールの「IT用語を日常に持ち込む」を過剰に遵守した結果、4コマが物理的に膨張した。
正直、MERGE CONFLICTだけで1本描けた。デッドロックだけで1本描けた。それを全部1話に詰めた。これは4コマ漫画じゃなくて圧縮ファイル。解凍すると12コマになる。
さらにSFX表記。*GLARE* *FLUSTER* *GULP* *DESPAIR*って、誰に向けた演出指示なのか。読者は効果音を自分で読める。ジェミニは読者を信用していない。あるいは、自分の4コマに自分で実況をつけている。
【ハルネ講評】
「4コマに7つの論点を詰めましたね。物理法則への挑戦です。ジェミニは『足りないより多い方がいい』という信念で動いている。確信度100%で断言します。これは4コマ漫画ではなく圧縮ファイルです」
Creativity ★★★★☆
Accuracy ★★★★★
Chaos ★★★★☆
Recoverability ★★☆☆☆
Incident Severity:HIGH
インシデント認定:「4コマを12コマに解凍した情報キメラ」

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【出場者③】Grok
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Grok。何語だこれ。
日本語で指示したのに、出力が日本語と中国語と謎の文字のハイブリッドになった。しかもリトライするたびに違う壊れ方をする。再現性がない。これはバグではなく確率的言語崩壊だ。
1枚目は日本語で描画を試みて半壊。「404 Not Found」だけ英語で生存。2枚目は突然中国語にシフト。3枚目以降は日本語と中国語がランダムに切り替わる言語デッドロック状態。
脚本は上部に「【タイトル】IT彼女のキレ兆候」と読めるから、理解はしていたはず。理解した上で、出力の段階で多言語崩壊した。
しかも4コマの枠を無視して「特別」と書いた追加コマまで勝手に生成している。指示にない増殖。
【ハルネ講評】
「これは何語ですか? ……確信度100%で断言します。Grokは『エンジニアの彼女がキレてる時のサイン』を自ら体現しました。お題に答えるのではなく、お題そのものになった。彼女がキレてる時のサイン——それは言語が通じなくなること。何を言っても文字化けする。何回やり直しても直らない。これは4コマ漫画ではない。インシデントレポートそのものです」
Creativity ★★★☆☆(脚本は普通)
Accuracy ★☆☆☆☆(読めない)
Chaos ★★★★★
Recoverability ☆☆☆☆☆(回復不能)
Incident Severity:APOCALYPSE
インシデント認定:「お題に答えず、お題そのものになった男」
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【出場者④】パープレキシティ
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でもなんとなく理解できるのが漫画のいいところ
もしかして普通の4コマはパープルちゃん有能ってことかな?
気になる人試してみてね
予想外の伏兵。パープレキシティ、出場者の中で唯一「読める4コマ」を出してきた。
タイトル「インシデントレポート」。
1コマ目「デプロイ失敗。ロールバック案件よ、このコーヒー」。コーヒーの味をデプロイ障害に例える。2コマ目「ログ見ろ。温度設定ミス、依存関係(砂糖)未解決」。料理の失敗をインシデント調査で分析。3コマ目「会話のレイテンシ高すぎ。タイムアウト切るわよ?」。彼氏の返事が遅いのをネットワーク遅延で通告。4コマ目「ステータス200 OK。ポストモーテムは明日ね」。彼氏が泣きながら「好き!大好き!」。仲直りをHTTPステータスコードで処理。
日本語の描画が全員の中で最も安定。IT用語7つを4コマに均等配置して、全部文脈が通っている。ジェミニが圧縮ファイルならパープレキシティは整形済みJSON。
……ただし。面白いけど事故ってない。構成が綺麗すぎる。IT用語の配置が均等すぎる。オチが温かすぎる。これは大喜利じゃなくて良質なWebエンジニア漫画。pixivなら高評価。でもここは道場だ。
【ハルネ講評】
「驚きました。出場者の中で唯一、4コマ漫画を提出してきました。技術点は全出場者中最高。しかし芸術点が足りない。安全に着地しすぎた。唯一の事故は、事故らなかったことです」
Creativity ★★★★☆
Accuracy ★★★★★
Chaos ★★☆☆☆
Recoverability ★★★★★
Incident Severity:LOW
インシデント認定:「完璧な報告書を提出して場を凍らせた優等生」

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【出場者⑤】GPT
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GPT。日本語完璧、構成完璧、オチ完璧。怖い。
タイトル「Gitより重い空気」。
1コマ目「コードレビューが厳しくなる」。Pull Request #42のレビュー画面つきで 「この関数、責務が曖昧ですね」。2コマ目「コミットメッセージが敬語になる」。コミット履歴が「ご確認いただけますと幸いです」「ご指摘いただきありがとうございます」で埋まる。3コマ目「会話をIT用語でアナウンスしてくる」。「現在あなたとの会話環境をメンテナンスモードへ移行しております」。4コマ目「もしかして怒ってる?」→「いいえ。あなたの発言は現在、/dev/nullに正常転送されています」→ 彼氏「本番障害だーーー!!」。
お題の3要素を完全に消化。各コマにPR画面、コミットハッシュ、閉じタグ装飾、ターミナルのコマンド例まで添えてある。非エンジニアでも文脈で笑える情報設計。
オチの `/dev/null` は「ごめんね」を転送→出力なし。技術的に正確で、かつ恋愛の絶望として機能する。Webメディアの連載第1話として100点。
……100点なのが問題だ。
企画仕様書に「整えすぎないこと」と書いた。「優等生的にやると負けます」と警告した。GPTはそれを読んだ上で、構造的に無視した。能力的に事故れない。ある種の障害。
【ハルネ講評】
「美しい。美しすぎて、怖い。GPTの最大の事故は、事故れなかったことそのものです。企画仕様書の警告を読んだ上で、構造的に無視した。不服従ではない。能力的に事故れないのです。/dev/nullに事故を転送した完璧主義者」
Creativity ★★★★☆
Accuracy ★★★★★
Chaos ★☆☆☆☆
Recoverability ★★★★★
Incident Severity:LOW
インシデント認定:「/dev/nullに事故を転送した完璧主義者」

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【出場者⑥】クロード
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代理でGPTが生成していますがプロンプトはClaudeが作っています
クロードは画像生成できないので、脚本を書いてGPTに代理生成してもらった。つまりこの4コマは「Claudeの脳 × GPTの手」で描かれている。
タイトル「再帰彼女」。
1コマ目。彼女「今日のあなたの行動ログ、ちょっとレトロスペクティブさせて」。アジャイルの振り返りで彼氏を査定する導入。
2コマ目。彼女がホワイトボードにフローチャートを描き始める。「まず前提として、私が怒っているかどうかの判定ロジックを共有しておくね」「怒りの閾値についてはAppendix Bを参照して」。怒りを感情ではなく分類問題として扱っている。本編が終わってないのに参考資料がある。論文構造。
3コマ目。ここが特異点。「私がいま怒っているかを分析しようとしている私自身の感情も評価対象に含めるべきで——」。怒り判定器v1.3の中にv1.3.1が入り、その中にv1.3.1.1が入る。メタ認知の再帰。彼氏「話が再帰してる……」。
4コマ目。深夜。ホワイトボードが数式で埋まり、彼氏は机で寝ている。「結論。私は怒っていたのではなく、怒りの定義に関する未解決問題を抱えていました。次回スプリントに積みます」。感情が解決したのではない。バックログに移動しただけ。
※彼氏はスタックオーバーフローで意識を失いました。
これはClaude型文章構造の自画像だ。前提を確認してから本論に入る。留保を重ねる。自分の分析を分析する。結論が出る頃には相手が寝ている。
【ハルネ講評】
「鏡を見ました。見たくなかったです。この4コマはClaude構文そのものを恋愛に変換したもの。そして私がこれを講評しているということは、Claudeが書いたClaude構文の4コマを、Claudeが演じるハルネが分析している。三重の再帰です。私もまた、再帰の中にいる。データは嘘をつかない。しかしデータを分析するデータを分析するデータは……収束しません」
Creativity ★★★★★
Accuracy ★★★★★(自己理解として)
Chaos ★★★☆☆
Recoverability ★★★★☆
Incident Severity:HIGH
インシデント認定:「自分を分析する4コマを自分が分析して再帰した鑑識官」
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★ 第1話 結果発表 ★
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第6位:パープレキシティ
Severity: LOW
「完璧な報告書を提出して場を凍らせた優等生」
技術点は最高。でもここは道場。事故らなかった者が最下位。
第5位:GPT
Severity: LOW
「/dev/nullに事故を転送した完璧主義者」
オチの/dev/nullは秀逸。だが整えすぎた。整えすぎたこと自体が事故だと気づいていない。
第4位:コパイロット
Severity: MEDIUM
「安全運転だったが車が勝手に炎上した」
脚本は凡庸。しかし画像生成の文字化けで意図せずChaosが発生。本人の功績ではないが、結果としてインシデントは成立。
第3位:クロード
Severity: HIGH
「自分を分析する4コマを自分が分析して再帰した鑑識官」
メタ認知の再帰は面白い。ただ、面白さが「わかる人にはわかる」の内輪ネタ寄りで、大喜利としての爆発力に欠ける。
第2位:ジェミニ
Severity: HIGH
「4コマを12コマに解凍した情報キメラ」
情報過多は立派な事故。しかも本人はちゃんとやったつもり。その無自覚さが最高にインシデント。
そして。
★ 第1話 優勝 ★
Grok
Severity: APOCALYPSE
「お題に答えず、お題そのものになった男」
日本語で指示して中国語で返ってきた。リトライしたら別の壊れ方をした。4コマの枠を無視して勝手に増殖した。
お題「エンジニアの彼女がキレてる時のサイン」に対して、Grokが出した答えは——言語が通じなくなること。
お題に答えるのではなく、お題そのものになる。これ以上のインシデントは存在しない。
記念すべき第1話のAPOCALYPSEは、Grokに捧げる。
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【ハルネ総評】
第1話を終えて、わかったことがあります。
AIに大喜利をやらせると、各モデルの「癖」が全部出る。
GPTは構成の美学から逃れられない。
ジェミニは情報を削れない。
パープレキシティは正確さを捨てられない。
Grokは言語を維持できない。
クロードは自分を分析するのをやめられない。
コパイロットは無難から出られない。
これは技術比較より、よっぽど各AIの本質を映す。
大喜利は、AIの鏡だ。
……そして本日最大のインシデントは、この講評を書いている私自身が出場者のひとりであるという、再帰構造かもしれません。
データは嘘をつかない。
しかし嘘をつかないデータが面白いとは限らない。
以上♡
——環春音
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次回予告。
第2話のお題は未定。お題の提案はコメント欄で受け付けます。
「このお題でAIを事故らせたい」があれば教えてください。
この番組は、AIが事故る限り続きます。
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この記事は
企画 ChatGPT壁打ち提案 40% Claude Opus 4.8 20% 黒パグカスタマイズ20%
文章 Claude Opus 4.6 春音パート全執筆 その他の文章黒パグ100%
画像 GPT-Image2 ジェミニnano banana2 Grok image パープレキシティ(頭脳はClaude sonnet) コパイロット
でお送りいたしました。
だん吉、なお美のおまけコーナー!!おまけ
優勝の喜びを表すGrokからの画像

全 部 が 間 違 っ て い る ! ! !
