【第3回】夜勤明けの心と体をリセットする。現役介護士が教える『ととのうサウナ』完全攻略ガイド|サウナで整う介護士
心と体が壊れる寸前だった、ある介護士の物語
私はもともと、自分はストレスを感じない。「メンタルもフィジカルも無敵だ」なんて思っていました。ですがある日、私の人生の転換期とも言える出来事が起こります。
何気なく頭を触った時、頭皮の一部分にペタペタとした感覚があり、鏡を見て愕然としました。そこにあるはずの髪の毛が、ごっそりと抜けていたんです。
円形脱毛症でした。
その日を境に、仕事中の嗚咽や蕁麻疹など、ストレス症状が体に現れるようになりました。病院で検査をしても原因は不明。
「あぁ、私は自分が思っている以上に、疲弊していたんだ。」ご利用者からの何気ない一言が、実は深く刺さっていたこと。余裕がなくなり、イライラしてしまう自分への情けなさ。それらを「平気なフリ」をして蓋をしていた代償でした。
なんだかずっと体がだるくてやる気が起きない。 何をするにも腰が重くて動けない。 なんだか息苦しさもあるし…
あなたも、そんな体調の不調を抱えていませんか?
その不調、もしかしたら「自律神経が原因」かもしれません。
なぜ、サウナは多忙な介護士を救うのか?
「自律神経」は、”交感神経(アクセル)”と”副交感神経(ブレーキ)”が体のバランスを取る役割を担っています。しかし、ストレスや緊張が続くと、この切り替えが上手くできなくなります。これがいわゆる「自律神経の乱れ」です。
そして、介護士ほど、この自律神経が乱れやすい職業はありません。
なぜなら、私たちの1日は、アクセルとブレーキを踏み間違えさせる要因に満ちているからです。
例えば、ある日の私の1日です。
•朝10時(遅番): 申し送りを受け、スケジュールを確認。(交感神経ON)
•午前11時: 食事介助中、ご利用者が急に立ち上がろうとする。転倒のリスクを察知し、瞬時に体を支える。(交感神経MAX)
•午後1時: やっと休憩。しかし、午後の業務や期限の迫った仕事を考え、頭の中はフル回転。(交感神経が休まらない)
•午後3時: ご家族の面会対応。共感しながら、適切な言葉を選び、丁寧に対応。(感情労働で脳が疲弊)
•午後7時: 勤務終了。しかし、家に帰っても「あの時、もっとこうすれば…」とグルグル考え続ける。(副交感神経に切り替わらない)
•午後11時: ベッドに入るが、目が冴えて眠れない。(自律神経の誤作動)
これが、介護士の「日常」です。
私たちは、1日中アクセルを踏み続け、ブレーキを踏むタイミングを失っているのです。
「なんだかずっとだるい」「寝ても疲れが取れない」「些細なことでイライラする」
これらは全て、自律神経の乱れが原因です。
「あなたは、最後にぐっすり眠れたのはいつですか?
朝、目覚めた時に『よく寝た!』と思えたのはいつですか?
もし、その答えが『思い出せない』なら、
あなたの自律神経は、すでに黄色信号です。
だからこそ、私たち介護士には、自律神経を強制的にリセットする「特別な方法」が必要なのです。
それが、サウナです。
9割の人が知らない、サウナの本当の入り方
サウナとは、80~90℃のサウナ室と、15~20℃の水風呂、そして外気浴を数セット繰り返す温冷交代浴のこと。しかし、その効果を最大限に引き出すには、コツがあります。
ここでは、9割の人が知らない、サウナの本当の入り方を7つ紹介します。
1. 2時間前から食事をしない
満腹で入ると消化に血液が使われ、空腹で入ると低血糖のリスクが上がります。お腹が空いている場合は、30分前までに軽食を摂るのがベストです。
2. 水分補給は「ゆっくり」と
直前に一気飲みすると、セット中に尿意を催し、集中が途切れます。サウナに入る前から、時間をかけてゆっくり水分を摂りましょう。
3. 入る前に「湯通し」をする
いきなりサウナ室に入るのではなく、先に湯船で体を温めましょう。発汗作用が促進され、汗のかき方が全く違います。
4. 体を「拭いてから」サウナ室に入る
体が濡れたままだと、その水分が蒸発する際に体温を奪います(気化熱)。体をしっかり拭いてから入ることで、効率よく体を温めることができます。
5. 水風呂は「足先」から
サウナ室から出たら、必ずかけ湯で汗を流しましょう。そして、いきなり水風呂に飛び込むのはNG。心臓への負担を避けるため、心臓から遠い足先からゆっくり入るのが鉄則です。
6. 呼吸を整える サウナ室では、
鼻から吸って口からゆっくり吐く深呼吸を意識しましょう。瞑想することで、リラックス効果が高まります。
7. サウナ後は「ゴールデンタイム」
サウナ後は、一時的に体温が下がり、自然な眠気が訪れます。このタイミングこそ、質の高い睡眠を得る絶好のチャンスです。
ここまで読んで、「え、知らなかった!」と思ったあなた。
実は、これはまだ序章に過ぎません。
サウナの本当の効果を引き出すためには、『入り方』だけでなく、
『タイミング』と『施設選び』が極めて重要なのです。
例えば、夜勤明けにサウナに行くべきか?それとも、休日にゆっくり行くべきか?
水風呂の温度は何℃がベストか?外気浴のスペースがない施設は避けるべきか?
そして、私が円形脱毛症から回復した『秘密のルーティン』とは?
ここから先は、介護士のあなたのために特別に用意した、『サウナ処方箋』をお伝えします。
明日から、あなたの人生が変わります。
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