♯40【連載】あのiPad|ラブコメCH|よしくんの記憶:違和感に名前が付いた…
…豊洲 Strata Counseling Labo
神宮寺くんの言ってたオンラインサロンのパーティの日。
俺は仕事を終えてラボを片付けながら、3回目サイゼの後の坂上くんを思い出していた。
【脳内再生開始】
神宮寺くん:
よしくん、坂上くんのこと地下まで運ぶの手伝ってー。
俺:
はーい、坂上くんついたよ。歩いてね。…なんか夢見てるのかな…。
坂上くん:
あれ?ゆうかどこ?✨✨…Zzzzz。
俺:
おっと、今の寝言は秘密かな? それとも、明日ラボでゆっくり答え合わせしてみる?
神宮寺くん:
えーなになに秘密って!
俺:
ん?ただの寝言。
坂上くん:
名駅ついたぞ…。ゆうか、じゃない…。
【脳内再生終了】
俺:
…そういや、坂上くんの奥さんって、ゆうかちゃんとツインくらい似てるって、俺たちの中での公然のヒミツだよな…。
ゆうかちゃんに未練があるか、奥さんにその面影を求めている…。現時点では判断材料が足りないな…。
神宮寺くんは、飲んでないことを気にしてたけど、アルコールはあくまで理性のブレーキを外す触媒に過ぎない。無意識の欠片が潜んでいるか、まず注意深く彼を観察するフェーズだな。
あと、あの日神宮寺くんが言ってたブラックフライデーのiPadも、教授から聞いた非chronological順ってやつが生じはじめてる現象かも…。
まだ18時前か…今から行けば、神宮寺くんが言ってたオンサロのパーティ間に合うなぁ…。
ゆうかちゃんの状態も気になるしなぁ…。行っておくか…。
…Seiseki-Sakuragaoka Studio
俺:
間に合った!
神宮寺くん:
はーい。買っておくね🎵
はーい。
俺:
あー通りかかったからさ。
神宮寺くん:
なんだよ。セッション?
はやく見てよ。
あーパーティーまだやってるから、寄ってて。
俺:
それがさぁ…。
わかったんだよ。
この前のお前たちの話してたの分析したらさ…。
(さすがに、神宮寺くんでも全部は話せないけど神宮寺くんも関係ないとは言えないからな。)
神宮寺くん:
え?まじで?やっとみてくれたん?
で!どうだった?大吉?
大殺界?それ、当たる?💖
俺:
だから、それ毎回言うけど、占いじゃないから。あと大吉っておみくじじゃん…。
非chronological順の危険性があるんだ。お前たちの話。
神宮寺くん:
…。…非chronological順って?
よしくんの言葉おされすぎるわ。笑
俺:
ごめん、普通に「話の順番バラバラで」でよかったな。
神宮寺くん:
え?全くわかんない。
なに言ってんの?よしくん。
いいから、カクテルシュリンプ新しいの出してきてー💖
俺:
(神宮寺くんにセッションやるか言いにきたのに、俺なんで、神宮寺くんにノンクロノロジカル(非chronological)な構成のこと報告してんだ…。)
はいはい、シュリンプね…。
次回のお話 坂上くんの記憶:坂上くんの記憶:ホログラムとの二重生活
|予告
神宮寺くん:
坂上くんの奥さんがゆうかちゃんに似てるって誰も触れちゃダメなのに…。
iPad:
「脳内に刻んだ純白の幻影。公にできない存在を封印する坂上様でございます。』
