【家族】息子が食べさせてくれた一口のすき焼き
今日は息子がすき焼きを作ってくれました。
我が家では、すき焼き担当は息子です。
私が作る時は、醤油・みりん・酒を目分量で入れてしまうのですが、息子は違います。
お昼から昆布と干し椎茸で出汁を取り、かえしも手作り。
食べる時も少しずつ味を見ながら調整していきます。
家族にも大好評で、今では私より息子が作るすき焼きの方が人気です。
今日は私は野菜を切る係でした。
息子は味を確認するために、お肉を一枚だけ鍋に入れました。
そして、
「ちょっと食べてみる?」
と言って、そのお肉を私の口に入れてくれたんです。
社会人になった息子に、
「あーん」
をしてもらう日が来るなんて思ってもいませんでした。
ちょっと照れくさかったけど、
それ以上に嬉しかった。
味ももちろん美味しかったけど、
私が嬉しかったのは、その優しさでした。
そういえば、一人暮らしを始めた頃のことを思い出しました。
ある日、
「みりん買ってきて!」
と連絡がありました。
「なんで自分で買えんの?」
と聞くと、
年齢確認で買えなかったそうです。
まだ二十歳前だったんですね。
引っ越して最初に作ったのは、すき焼きの「かえし」。
その頃から料理が好きだったんだなぁと、懐かしくなりました。
子どもが大きくなると、
抱っこしたり、手をつないだりすることはなくなります。
でも、その代わりに、
料理を作ってくれたり、
食事を食べに連れて行ってくれたり、
何気ない優しさを見せてくれます。
愛情の形が少しずつ変わっていくんですね。
今日はすき焼きも美味しかったけれど、
息子の優しさが、一番のごちそうでした。
