十大主星のはなし③ 禄存星と司禄星
改めてご説明いたしますが、今取り扱っている「十大主星」は下記「占ツール」内の、ちょっと下あたりの人体星図(陽占)。
「十」の形の(上下真ん中左右)の計5箇所に出てくる星の説明をしている所です。
前回より、ご説明している「主星」が「上」にあれば、上司や父親等いわゆる目上に出る「あなた」の特徴を「星」に例えてご説明しています。
同様、画面「右」(ツールでは左手)に出れば、友人や職場、母親等で稼働する「あなた」の特徴です。
例1:家庭円満を望むのであれば「己を知る」ことです。右手の主星です。
例2:ビジネスでの成功の秘訣は「己を知る」ことです。左手の主星です。
妻に「あなたは職場と家にいる時と全然違う」と言われたとしましょう。
これは当然で稼働している「十大主星」が違うからなのです。
中心にぶれない自分がいます。
その上で、「上司や親」、「部下・子供」、「妻や夫」、「友人・兄弟姉妹」それぞれ違う星が稼働して、「あなた」が存在しています。
色々な「あなた」があなたの中に存在しますが、「星の意味」と「その方向」今一度ご確認ください。
さて今日はシリーズ三回目、「土の星」をお話しします。
算命学 宿命鑑定 | 生年月日でわかるあなたの星
土の星は、受け止める力
木は伸び、火は放つ。
では「土」は何をするのか。
受け止めます。
木も火も、土がなければ立てません。
何も生み出さないように見えて、すべてを支えている。
地味な仕事です。
他の8大主星の中心を成す「土」の星。
土の星は二つ。禄存星と司禄星。
かたや山。かたや町。
どちらも土でできていますが、成り立ちが正反対です。
禄存星(ろくぞんせい)
本能: 山、引力/魅力(陽)
特徴: ボランティア精神、愛情奉仕、大財、自己顕示
四柱推命での名称: 偏財(へんざい) に近い
山は、何も求めません。
登ってくる人を招いたわけでもない。雲を呼んだ覚えもない。
水を集めようとしたこともない。ただそこに在るだけです。
それなのに、雲は山にかかり、水は山から流れ、人は山を目指します。
禄存星は、そういう星です。
不思議なのは、この星が財や人を引き寄せる仕組みです。
持とうとすると、来ない。手放すと、入ってくる。
空っぽの器にしか、水は注げません。
だから若いうちに何もかも持っている禄存星は、あまり伸びません。
無一文になり、失って、また立ち上がる。
その繰り返しの中で、この星は深くなっていきます。
「奉仕」という言葉が使われます。
優しさのことではなく、先に差し出すという意味なんだと思います。
差し出した分だけ、返ってくる。
人も、お金も、縁も。山が何も言わずに雲を集めるように。
司禄星(しろくせい)
本能: 町、引力/魅力(陰)
特徴: 堅実、蓄積、家庭的、準備怠りなし 、愛情奉仕
四柱推命での名称: 正財(せいざい)に近い
町は、一軒ずつ建ちます。
まず家が建ち、隣に家が建ち、道ができ、店ができる。
飛び越えることはできません。
二軒目を建てずに三軒目は建たない。
司禄星は、そういう星です。
積み上げます。お金も、思い出も、恨みも、なんでも。
積み上げていないと落ち着かない。
まず自分の暮らしを固めて、次に家族の暮らしを固めて、それから仕事、それから老後。
そこまで来て、ようやく人のために何かをしようという気持ちが出てきます。まさしく長距離ランナーです。
順番を飛ばせません。
足元が固まっていないうちに人を助けたら、不安になってしまう。
そして、よく備えます。
地震が来たらどうするか。火事になったらどうするか。
まだ起きていないことを、先に考えている。
断捨離が苦手で、まさに「備蓄の神」です。
積み上げてきたものが、そのままこの星の物差しになります。
だから、「育ち方」がそのまま出ます。
可愛がられて育った人は、可愛がられるのが当たり前になる。
さびしく育った人は、世の中はさびしいものだと思い込む。
積み上げた高さは、そのまま抜けにくさでもあるんです。
同じ土でも、成り立ちが違う
どうでしょうか。違いが分かりましたか?
捨てることで、蓄積する。
捨てない事で、蓄積する。
山は空にすることで引き寄せ、町は積むことで確かになる。
山は動かず、町は増えていく。
山には何もないのに人が集まり、町には何もかもあるのに崩せない。
どちらが良いという話ではありません。
山だけでは暮らせませんし、町だけでは水が来ません。
あなたの命式に、どちらが出ているでしょうか。
次回は、「義の星」で金性の星。車騎星と牽牛星をお話しします。
まさに戦士です。
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富士山麓の祭壇の前より、あなたへ
ボンちゃん
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