見出し画像

診断をオススメしない理由|トラウマケア(SE)体験ログ#2

このnoteは「読むだけで大丈夫」な場所です。
何かできなくても、変われなくてもいい。
ここで言葉に触れることが、あなたの回復の始まりになりますように。

長い文章がしんどい方は、無理しないでね。
目次から拾い読みしてみても👌


楽しい!生きがい!
そんな幸せ時間のはずなのに、体がついてこない。

「楽しいのに、胃が痛くてたまらない」

心と体がバラバラ。
あなたもそんな経験、ありませんか?

私が毎月参加している音楽イベントにて。
めちゃくちゃ楽しいのに、数曲演奏しただけで体がガチガチになり。
不安感や胃の痛みに襲われて、動けなくなってしまいました。

「うぅ……前みたいにみんなと楽しめない……」
うなだれながら、静かな場所で神経系を休めると少し回復できる。
だけど、思いっきり楽しむ事ができないもどかしさ。

今日はそのことをセラピストのカエデさん(仮名)に伝えた、2回目のSEセッションの記録です。


セッション前の私|「答えをズバッと欲しい自分」と「安心したい自分」

初回より、ドアを開ける前の緊張はマシでした。
「この前より少し落ち着いて話せるかも」という感覚。

心の中ではこんな声が。

「またふんわりした答えだったら、ちょっとモヤモヤするかも」
「でも前回のあの安心……今日も何か見つかるかも」

あなたはどうですか?

カウンセリングに行く前
「答えをズバッと欲しい自分」と「曖昧でもいいから安心したい自分」
両方がせめぎ合うことはありませんか?


楽しんでるのに胃が痛むっておかしい?|音楽イベントでの苦しさ

ここからは実際の内容を元に、みなさんが読みやすい形でセッションの内容を再現してみますね!

イベントの途中で休憩しないといけなくて困っている事を話すと、カエデさんはうなずきながら静かに聞いてくれました。

そしてこう言いました。
カエデさん「周りの人は困ってるんですか?」

私「……困ってないです」
カエデさん「私たちって『これは困る』って自分で決めて、自分を振り回してしまうことも多いんですよ」

つまり……
「無理の無い関わり方を選べているわけだから、そんなに悲観する事はない」という事なのかな。

私は心の中で思いました。
「確かにそうかも。でも、私は『トラウマによる過覚醒ですね』とかビシッと教えてもらいたい。そして対処法がほしいんだよなぁ……」

答えを欲しがる自分と、ふんわりした解釈を受け取りたい自分が、そこでまたせめぎ合いました。


グラウンディング瞑想|光で地球としっかり繋がる感覚

次に教えてもらったのは「今ここ」に戻るための瞑想。

カエデさん「よかったら一緒にやってみませんか?」

1本の光の筋が、天空からまっすぐ降りてきて、頭頂から入り、体を貫いて地球の中心へ伸びていく。
自然な呼吸に合わせて、余計なものがその光に乗って地球に吸い込まれていくイメージ。

やってみると、最初はなんだか心臓がドキドキして落ち着かなかった。
でも数分後、体がスーンと椅子に沈むような安心感が広がり、まぶたが重くなってきて。

「あ、眠くなってきた……」
それは、緊張が少しほどけたサインでした。


🌱ミニワーク|光で繋がるグラウンディング瞑想

天から光の筋が降りてくるイメージを描く

  1. 光が頭から入り、体を通って地球の中心へ伸びていく

  2. 呼吸のたびに、不要なものが光に乗って地球に吸い込まれる

3分でもOK。
終わったあと、体の重みや呼吸の深さなど、変化を感じてみてくださいね!


診断は必要?|病気じゃなくて神経の反応

セッションの最後に、私はカエデさんに聞きました。

私「病院に行こうか迷っているんです。ちゃんと診断を受けた方が安心できる気がして……どう思いますか?」

カエデさんは前置きしながら、こう答えました。

カエデさん「行く行かないはナギさんが決めることです。でも薬が必要でなければ、私はおすすめしません」

私「どうしてですか?」

カエデさん「病名がつくと病気という認識に脳が引っ張られるんです。これは何度でも言いますが、ナギさんは病気じゃない。神経が反応しているだけなんですよ」

それを聞いて、その時の私はちょっと複雑な気持ちになりました。

私は、複雑性PTSDじゃないかな?と思ったからここに来た訳で。
今更、診断名に引っ張られるかなー??と。

みなさんは、どう感じましたか?

ちなみにですが……
夫に話すと、「ナギちゃん、先生の言う事を聞かない頑固オヤジみたいだよ!」とツッコマレ……
二人で笑いころげました(笑)


セッション後の余韻|翌朝ジョギングできた私

翌日は、調子が良かったです。
朝からジョギングしたくなり、体の声に従ってみたら気分が安定。
ひどいフラッシュバックもほとんど起きませんでした。

でも同時に、診断を受けない方がいいと言われたモヤモヤも残りました。
頑固オヤジなもので……(笑)

そこで、脳科学の視点から整理してみたのがこちらです。


脳科学で考える|診断のメリットとデメリット

診断のメリット

  • 「症状だった」と納得できる

  • 薬や医療支援が受けられる

  • 周囲に説明しやすい

診断のデメリット

  • 意味づけの固定化:「全部トラウマのせい」と決めつけやすくなる

  • 予測脳の影響:「私はPTSDだからこうなる」と脳が予測を現実に寄せる

  • 注意の偏り:調子の良い瞬間に気づきにくくなる


SEの視点|「壊れていない」という認識が回復を近づける

あなたは病気ではなく、「神経系がまだ緊張モードにいるだけ」
だから「壊れていない」という視点を持つことが、回復に近づく。


診断を受けるか迷っているあなたへ

もしあなたも「診断を受けた方がいいのかな?」と迷っているなら、私も同じでした。
場合によっては、診断は安心材料にもなりますよねー。

診断を受ける受けないに関わらず。
あなたの体も、今の私の体も、「反応を学んでいる途中なだけ」という視点を忘れないでいたい。


曖昧さと一緒にいられる勇気

強さとは、答えを知ることではなく、曖昧さと一緒にいられる勇気なのかもしれない。

今日もここまで読んでくれてありがとう。
あなたがここにいてくれること自体が、もう回復の一歩です🌱

いいなと思ったら応援しよう!