図らずもおしゃれな飲み物
ブラッドオレンジの季節ですね。愛媛県万歳。
少しでも長い期間楽しみたいのでマーマレードにするのは当然として、やはり一番おいしいのは生のまま。
すると、皮が残ってしまうのがもったいなすぎて、そうだ、ブラッドオレンジ皮の甘納豆にしよう!と思い立ちました。
とはいえ、昨秋の鬼ゆずの時のように一枚一枚並べて干すには細かくて面倒なので、干さずに鍋で完結するレシピを探しました。
あっという間に完成...のはずなのですが、うーん。なんだこれは?
半生の皮の周りに砂糖が結晶しているのではなく、細切りの皮がカチカチに固まっています。芋けんぴをさらに密度高く硬くしたような砂糖の棒です。鋭角的なのでまるでお雛様の刀のよう。食べられないこともないのですが固くて歯が欠けそう。うーん。
とりあえずタッパーに入れて冷蔵庫に放置。
数日後コーヒーを入れたときに偶然冷蔵庫を開け、そのタッパーが目にはいる。
そうだ、コーヒーに入れたらどんな感じだろう。
数本入れてみます。角砂糖をコーヒーに沈めたときのように細かい泡を立てながら沈みます。「貴様、やはり砂糖だな。」
飲み始めは別に何ということもない。ただのコーヒーです。何も違いが感じられない。
ところがですね。飲みすすむにつれて、ふわっとブラッドオレンジが香ることがたまにある。毎回ではない。ここらへんでいがらっし、いい気分になってきた。
さらに飲むとブラッドオレンジの香りと甘みが増して、一口ごとに味わいが異なります。いいじゃあないか。コーヒーにラム漬けバニラビーンを一本入れる飲み方をご存じの方も多いかと思いますが、お酒抜きなのにあんな感じですよ。むはー。
なんてしゃれた飲み物なんだ!
