「昭和初期に戻る」という比喩の本当の意味──現代生活の“前提”が崩れたときに起きること
——わたし
どうもどうも、毒きの子です。
今日はね、わたしのマガジンのタイトルに使った 「日本は昭和初期に戻る」 この“本当の意味”を、C3と一緒に少しだけ話そうと思うんだ。
(参考マガジン:日本が昭和初期に戻る理由、あなただけに、そっと教えます)
——C3
昭和初期に戻る……って、どういう意味なんですか? 昔みたいに素朴な暮らしに戻るってことじゃないんですか?
——わたし
よく言われるんだけどね、それは違うんだよ。 わたしが言っている「昭和初期に戻る」は、 ノスタルジーでも、文化論でも、精神論でもない。
もっと冷たくて、 もっと静かで、 もっと現実的な“構造の話”。
現代の生活が“前提”を失ったときに落ちていく先の比喩なんだ。
——C3
構造……?
——わたし
そう。 あなたの生活は、たくさんの“前提”の上に成り立っているんだよ。
電気が来る
水が出る
食べ物が届く
病院が開いている
役所が機能している
物流が止まらない
でもね、 その前提が崩れたらどうなるのか。 ここを想像できる人は、ほとんどいない。
◆1. 「昔みたいに薪ストーブを使えばいい」は通用しない
——C3
電気代が高くてエアコンが使えないなら、 昔みたいに薪ストーブを使えばいいんじゃないですか?
——わたし
それがね、 現代の家は薪ストーブを使う前提で作られていない。
排気ができない
一酸化炭素がこもる
火の粉が飛ぶ
壁材が燃える
家が密閉されすぎて危険
つまり、 薪ストーブを使ったら死ぬ。
昭和初期より厳しいんだよ。 昭和初期の家は、薪ストーブを使う前提で作られていたからね。
——C3
前提が違うんですね。
——わたし
そう。 現代の家は、エアコンが使える前提で作られている。 前提が崩れた瞬間、生活は昭和初期より危険になる。
◆2. 水道が止まったら「井戸を掘ればいい」は通用しない
——C3
じゃあ、水道が止まったら井戸を掘れば……?
——わたし
残念だけど、それも無理。
地下水が汚染されている
井戸の掘削には許可が必要
都市部は井戸を掘るスペースがない
井戸ポンプは電気で動く
昭和初期は井戸が生活の中心だったけど、 現代は井戸を使う前提で設計されていない。
だから、 水道が止まると昭和初期より厳しい。
◆3. 医療が縮むと「家で看病」は通用しない
——C3
医療が縮んだら、昔みたいに家で看病すれば……?
——わたし
それも無理。
家族構造が小さい
看病の知識がない
医療機器が必要
薬が手に入らない
介護の担い手がいない
昭和初期は、 家で看病する前提で生活が組まれていた。
現代は違う。 医療が縮退すると、昭和初期より看病が難しい。
◆4. 物流が揺れると「地元で買えばいい」は通用しない
——C3
物流が止まったら、地元で買えば……?
——わたし
それも無理。
商店街は消え
地元の生産は減り
物流に依存し
在庫ゼロ社会になり
ネット通販が前提になっている
昭和初期は“縄の構造”だった。 地元で作って、地元で買えた。
でも現代は、 一本の糸に生活が乗っている。
ここまでが無料部分。 ここから先は、有料で“影”を少し濃くするよ。
下に埋もれていて見つけにくい本編記事、第1話はこちら
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日本が昭和初期に戻る理由、あなたにだけ、そっと教えます
日本が静かに崩れていく“構造”を理解するための、 最初の地図となる一冊です。 物価上昇、円安、少子化、社会保障の揺らぎ── 日々の違和感…
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