あなたの知らない占星術──バビロニア、ケプラー、魔術、心理学、そして太陽占いの嘘
占星術と聞くと、多くの人はテレビや雑誌の「星座占い」を思い浮かべる。 今日の運勢、ラッキーアイテム、恋愛運。 あれが“占星術”だと思っている人は、実はとても多い。
けれど、あれは占星術ではない。 どの占星術の専門書にも、太陽星座だけで人間を占う方法は載っていない。 つまり、テレビ占いは“占星術の名前を借りた別物”だ。
本物の占星術は、そんな軽いものではない。 3000年の歴史を持ち、国家の運命を読み、魔術と数学と心理学が交差し、 時には科学者をも魅了してきた「人間理解の体系」だ。
占星術の前史は紀元前3000年のバビロニアにまで遡る。 星の動きを記録し、天の兆しを読み、社会の出来事との相関を探る。 そこから「星は意味を持つ」という思想が生まれた。
その後、占星術はギリシアで理論化され、 近代ではケプラーのような科学者がアスペクト理論を刷新し、 心理学の時代にはユングが象徴体系として研究し、 魔術の世界ではクロウリーが“本来の方式”へと戻した。
あなたが知っている占星術は、 この壮大な歴史のほんの一部にすぎない。
この記事では、 占星術がどのように生まれ、どのように変化し、 なぜ太陽占いが“嘘”と言われるのか── その「本当の系譜」を、ライトに辿っていく。
続きは有料部分でゆっくり話そう。
② バビロニア──占星術は“科学の前身”として始まった(紀元前3000〜1000年)
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