〜工場の闇はどこから来たのか〜いちの真面目な感想文。
福田裕さんのnoteどす。
感想がコメント欄に収まり切らないと思うので、
ここに書きます。
「工場の空気の悪さ」を、
個人の性格やメンタルじゃなくて
“戦後日本の経済構造”としてここまで言語化してる文章、初めて読んだかもしれません。
胸ザワりました。
「今だけ・金だけ・自分だけ」っていうOSが、
・派遣切り
・ライン上の相互監視
・秋葉原・マツダの事件
まで一本の線でつながってる、という視点は
まさに「構造が人を狂わせる」そのものだ、と。
特に印象に残ったのは、
秋葉原やマツダの事件を
「一部の異常な人の話」で終わらせずに、
> 心の貧困を量産する社会システムの結果
として描いているところです。
犯行そのものは、当然許されないけれど、
そこに至るまでの“見えない孤立”から
目をそらしてきた社会にも、
ちゃんと問いを突きつけている感じがしました。
あと、ラムーのくだりが「対極のケース」として出てくる構成もおもしろかったです。
宗教・信仰というテーマに触れつつも、
「エル・カンターレ信仰そのもの」を宣伝するのではなく
「人間を魂ある存在として扱うかどうか」という経営思想の違い
にフォーカスしているのが絶妙で、
「光と闇の分岐点」がすごくクリアでした。
【人間を何として見るか。
部品か、魂か。】
ここが変わらない限り、
どれだけ安全教育を徹底しても、
どれだけメンタルヘルス研修を増やしても、
現場の“冷たい空気”は変わらないんだろうな、と感じました。
ラストの
> 働くとは、何のためか。
誰のためか。
そして、誰と生きるのか。
この三つの問いは、工場だけじゃなくて、
ホワイトカラーも、
フリーランスも、
政治家も、
経営者も、
全員がスルーせずに受け取らないといけない
🏹「三本の矢」です。
構造への批評と、
個人の尊厳への眼差しがちゃんと両立してて
🦴骨太な感じですが、
ちゃんと希望も残してくれるテキストだと思いました。
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