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オシロスコープなるもの⁉

地元の電子部品屋さんへ4.7mHのコイルなどを買いに立ち寄り、店のオヤジと話が弾んだ拍子に、「これ買ってかない?3,000円!」って言われて、本当は数百円の買い物だったはずなのに、中古のオシロスコープと新品のプローブをつけて、結局6,000円程をお会計していたのは、今週の水曜日の事だった。

3,000円で買ったオシロスコープ

カフェの仕入れ買い出しに行ったついでなので、軽トラの助手席には、うちのシェフのカミさんが乗っていて、ジジイが電子部品屋から出てくるのを待っている。もじもじしながら、「オシロスコープを買ってしまった」、と素直に報告すると、呆れた顔で受け入れてくれた。

で、オシロスコープなる物の事は、真空管アンプ作成本でその波形を例に出した記事が良く載っているから、そのような物なのだろうという察しはついた。が、それをどのように使うのかという事は、文系のジジイには全くわからなかった。

3,000円という破格な値段だったから良かれと思い、思い切ったわけだが、以前にも書いたが、何かを測定するという知識はテスターで電圧、抵抗を計る程度の知識しかない。ブラウン管が付いた年代物のオシロスコープなるものの使い方なんて全く想像ができないのに入手してしまったという事になる。

猫に小判のような状態である。

それから今日にかけて、オシロスコープってどうやって使うのだ?という疑問を解くために、ネットで調べまくったところ、漸くおぼろげながらに使い方を理解できるようになった。

こういう時は、YouTubeが役に立つ。中でも、若者が初心者向けにわかりやすく説明してくれるコンテンツを見つけて概要を理解した。そして、ネットの記事も参考にした。やっぱり、こういう時に役に立つのが、ペルケ(木村哲)さんの記事で、測定器その7(波形の観測)というのを見つけた。

使い方というと、その機械の操作方法と思いがちであるが、それ以前にどんな情報を入力すると、あのような波形がブラウン管に表示されるのか?そして、表示された波形の意味するところは何なのか?という事が全く分かっていなかった。

なるほど、理解すれば当たり前だという事がわかるのだが、入力した波形(正弦波、方形波=矩形波など)と出力している波形を比較して、その真空管アンプの増幅がどのような状態なのかを判断するというものだそうである。

作成本には、出力後の正弦波とか、矩形波とかが出ているのだけれど、自分がまずその波形をジェネレートし(作り)アンプに入力してあげるという事さえも、はじめは思いもよらなかった。

要するに、小さな電圧で入力した信号の形が、アンプで増幅された後出力された時にできるだけ同じような形で出力されていれば、きちっと増幅されたという事がわかるという事を確認するために使うものらしい。そんなことも分からなかったのだから、困ったものである。

しかし、アナログの出力というのは、全くコピーされたように同じ波形が出力されるなんてことはなく、いろいろと変化して出てくるようである。なので、その癖のようなことを知って測定しないといけない。出力の波形に現れる、オーバーシュート、リンギング、サグが出た時にどのように読み理解をすればよいのかという事を知らないといけないようである。

また、何も入力していないのに出力から何か波形が出ているとすると、それは、ノイズか、発振であるという事なのだそうだが、それは理解できる。問題は、その波形から、どのような問題かを推測して問題解決する能力が問われるのだろう。

というわけで、「3,000円!」を投資して始まったオシロスコープの世界。これがきっかけで、もしかすると真空管アンプ周りや、オーディオに関して、いろいろな勉強ができそうなので、少しワクワクしてきたというところである。