『葉っぱのフレディ』、葉っぱの気持ちになれるかも
シンギュラボで、おすすめの本を聞いてみた。
その中の一冊が『葉っぱのフレディ』だった。
葉っぱの気持ちになれるかもです笑
おすすめしてくれた方のこの一言が、妙に残った。
普通、本を読むって自分が主語だ。
でも「葉っぱの気持ちになる」と言われた瞬間、主語がひっくり返る。
葉っぱになる本。
それってどんな読書なんだろう、と気になって、買った。
読んでみたら、四季の話だった。
春に芽吹いて、夏に大きくなって、秋に色を変えて、冬に落ちる。そのプロセスを通して、「変わること」と「死ぬこと」って同じなんだなって、気づかされた。葉っぱは、季節ごとに死んで、生まれ変わってる。
これって、人も同じだなと思った。
「前の自分とは変わっちゃったね」って言うとき、もう死んで生まれ変わってるから、違う自分になってる。
1秒前の自分と、今の自分は、違う選択をして、違う世界を見ちゃってる。
変わるのは、当たり前のことだった。
恐れる・恐れないじゃなくて、ただ自然なこと。
年を取ること、お腹が減ること、眠くなること。
そういうのと同じくらいの、自然なこと。
そう思ったら、なんか軽くなった。
ちょっと面白かったのが、著者のこと。
レオ・バスカーリアっていう、アメリカの大学で教育を教えていた人だった。「Dr. Love」って呼ばれてた人らしい。
教え子を亡くした経験から「生きる意味」を考えるようになって、何年もかけて書いたのがこの絵本なんだそうだ。子ども向けに見えて、根っこはすごく深いところにある。
絵本の中で、賢い葉っぱのダニエルがこう言う場面がある。
「生きる目的って何?」と聞かれて、「暑さを避けに来る老人のために、木陰をつくること。それが生きる目的だ」これがすごく好きだった。
意味は、外から与えられるものじゃなくて、ただそこにいることから生まれる。
そんなふうに読めた。
読み終わってmiwaさんに感想を伝えたら、こう返ってきた。今は春なので、また、フレディが生まれる季節ですね(4月末の会話です。)伏線が回収された気がした。
絵本だと気軽に読めていい。
軽く読めて、ちょっと残る。
そんな一冊でした。
気になった人はぜひ。
あんまり良くはないかもしれないけど、メルカリだとだいぶ安く買えるので、探してみるのもありです。絵本って、中古のほうがページが柔らかくなってて、読みやすかったりしますよ〜
おすすめ本を聞ける場所はこちら
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