Vol373 二拠点生活が人気!資金計画で確認すべき5つのポイント
コロナ禍以降、「都会と田舎のいいとこ取りをしたい」という人が増えました。
平日は都心で働き、週末は自然豊かな地域でリフレッシュ。
あるいは、テレワークを活用して“半分ずつ”を行き来するスタイルも一般的になりつつあります。
ただし、理想の二拠点生活を実現するには、夢だけでなく現実的な資金計画が欠かせません。
ここを曖昧にしたまま始めてしまうと、「維持費が思ったより高かった」「結局どちらにも住めなくなった」なんてことにも。
そこで、資金計画で確認すべき5つのポイントについて書いてみました。
こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
これまでの19年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1.💰 資金計画で確認すべき5つのポイント

① 「二拠点生活の目的」を明確にする
最初に考えるべきは、なぜ二拠点生活をしたいのか。
・週末だけの“癒しの拠点”が欲しいのか
・将来的に地方移住を見据えた“試住”なのか
・仕事拠点を分けたいのか
目的によって必要な資金も大きく変わります。
「別荘型」なら短期滞在費中心、「実住型」なら通信環境や生活費が重視されます。
目的を曖昧にしたまま始めると、出費の優先順位が定まらず、資金が無駄になりがちです。
② 2つの「住居費」をどう抑えるかを考える
二拠点生活の最大のハードルは、家が2つになることによる固定費の増加。
ここをどうバランスさせるかが鍵です。
🏙【都市側】家賃を下げる工夫
→「都心勤務だけど週3在宅」なら、駅近をやめて郊外に移るだけでも月数万円の差。🌲【地方側】購入 or 賃貸を慎重に選ぶ
→ お試しなら賃貸で、定住を見据えるなら購入+リノベ補助金を活用する方法も。
また、空き家を安価に借りられる自治体の「お試し住宅」や「移住体験住宅」を上手に利用するのもおすすめです。
③ 「交通費・通信費・光熱費」をリアルに試算する
忘れがちなのが、2拠点を行き来するための費用です。
交通費(新幹線・高速代・ガソリン代など)
通信環境(両拠点にWi-Fiや電気契約が必要)
光熱費(使用頻度にかかわらず基本料金がかかる)
たとえば、月2回の往復でも新幹線代が2〜3万円。年間で30万円以上になることも。
「定期的に通う距離か」「季節限定で滞在する形か」など、頻度と距離の関係を考えておくと現実的な計画が立てやすくなります。
④ 「生活費の二重構造」を意識する
二拠点生活では、食費・日用品・保険・税金など、見えない固定費も膨らみがち。
特に注意したいのは次の項目です。
日用品の重複購入(シャンプー・調味料・寝具など)
自動車費用(地方拠点で車が必要になるケースが多い)
火災保険・水道料金などの基本契約
また、「どちらの自治体に住民票を置くか」によって、税金や補助金の対象が変わることも。
生活費を月単位でざっくりでもいいので“二重試算”しておくと安心です。
⑤ 補助金・制度をフル活用する
実は、二拠点生活は各地の自治体が積極的に支援しています。
たとえば、
「関係人口創出事業」 … 長期滞在やお試し居住を支援
「二地域居住促進補助金」 … 家賃補助や交通費補助を実施する自治体も
「ワーケーション助成」 … テレワーク滞在費用の一部を補助
こうした制度は地域によって条件が異なるため、住みたい自治体の移住ポータルサイトでチェックしておくのがコツです。
二拠点生活は、
「2つの家」「2つの地域」「2つのつながり」を持つ豊かな暮らし。
でも同時に、「2つのコスト」も背負う暮らしです。
だからこそ、目的を明確にし、固定費をできるだけ抑え、補助金を賢く使うことを意識すれば、夢を無理なく現実に変えることができるでしょう。
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最後に私のおススメの移住地をご紹介します。
移住地選びの参考にしてくださいね。

福井県大野市
福井県大野市は白山の支脈など1,000メートル級の山々に囲まれた盆地地帯に位置し、市域の約9割が森林の町です。盆地には清流が流れ、名水百選にも選ばれた「御清水」など、いたるところで湧き水に恵まれています。そして大町市と言えば、400年以上の歴史を持つ越前大野城があり、「北陸の小京都」「天空の城」の呼び名があります。
城下町の高台にあり、城と町並み、特に雲海が立つ朝など、「天空の城」の名にふさわしい絶景が楽しめます。 その大野市では「大野市U・Iターン移住就職等支援金(全国型)」と題し、通常の東京圏以外の地域(福井県外)から転入して市内で就職または起業する人、さらには移住元からのテレワーク勤務を続ける人を対象とした支援があります。大野市は「仕事+自然環境」の両立を考える移住希望者には魅力ある町ですね。

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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。
