「リアルブルーロック」始動へ。JFA新プロジェクトは日本サッカーを変えるのか?
はじめに
「ついに現実が漫画に追いついた」
そんな声が出てもおかしくないニュースが発表されました。
日本サッカー協会 が、新たな育成プロジェクト
「FUTURE CAMP inspired by BLUELOCK」
を始動。
週刊少年マガジンで絶賛連載中の漫画「ブルーロック」 と正式連携です。
最初に聞いた時は、
「話題作りかな?」
とも思いました。
ですが内容を見ると、意外にもかなり本気。
これは単なるアニメコラボではなく、
日本サッカーの育成思想そのものが変わり始めているサインかもしれません。
「リアルブルーロック」の正体とは?
今回のプロジェクトを簡単に言うと、
「海外でプレーしている日本人タレントを発掘する海外版ナショナルトレセン」です。
今までは、
高校サッカー
Jユース
大学サッカー
など、日本国内の育成ルートが中心でした。
しかし今は違います。
10代から海外へ渡り、
欧州アカデミー
多国籍環境
海外クラブ育成
で成長する選手も増えました。
つまりJFAも、
「もう日本国内だけ見ていてはダメだ」
と本格的に動き始めたのです。
なぜ今「ブルーロック」なのか?
ここが非常に面白いポイントです。
漫画ブルーロックの内容をざっくりと紹介すると、
サッカーにデスゲーム要素を取り入れ、日本フットボール連合がW杯優勝のために仕掛けた、「ブルーロック(青い監獄)」と呼ばれる施設での生き残りをかけた漫画。
登場人物は全てFW登録の選手たちのみを集めており、チームワークよりも「個人のエゴ」を最優先し、いかに自己中心的になれるかを追求し最強のストライカーを発掘する物語。
ブルーロック のテーマは、
極端に言えば、
「世界一になるにはエゴが必要」という思想。
これは長年、日本サッカーが苦手としてきた部分でもあります。
日本代表は昔から、
組織力
献身性
規律
礼儀
チームワーク
は世界でも高評価でした。
ですが一方で、
自分で試合を決める
圧倒的な個
勝負を背負うメンタル
については課題と言われ続けてきました。
つまりJFAは今回、
単なる人気便乗ではなく、
「個の覚醒」
という価値観を育成に取り込もうとしているようにも見えます。
もちろんビジネスの匂いもする
とはいえ、
綺麗事だけではありません。
正直、
ビジネス面の狙いもかなり大きいと思います。
なにせブルーロックは海外人気も非常に強い。
今や、
「アニメ×スポーツ」
は世界市場で戦えるコンテンツです。
だから今回の連携には、
若年層への訴求
海外認知向上
スポンサー価値
ブランド戦略
なども当然含まれているでしょう。
ただ、それを悪いことだとは思いません。
なぜなら日本サッカーには、
漫画が現実を変えた成功例
があるからです。
キャプテン翼が日本サッカーを変えたように
実際、 キャプテン翼 の影響は凄まじいものでした。
日本だけでなく、欧州、南米のスター選手たちも作品に影響を受けています。
漫画がきっかけでサッカーを始めた選手も多い。
つまり、物語は現実を動かせるのです。
だから今回のプロジェクトも、
成功するかは分かりません。
ですが少なくとも、
「世界一を本気で目指す空気」
を子供たちへ与える力はあると思います。
日本サッカーは「エゴ」を受け入れられるのか?
ここからが個人的に最も重要だと思っています。
私は、
日本の良さは絶対に消してほしくありません。
礼儀
リスペクト
チームワーク
規律
組織力
これは日本サッカー最大の武器です。
実際、
海外からも高く評価されています。
ですが、
ワールドカップ優勝レベルになると、
最後はやはり「理不尽な個」が必要になる。
1人で試合を壊す
空気を変える
流れを持っていく
強引に決める
そういう存在です。
だから理想は、
「日本らしさを残したまま、海外選手のようなエゴも持つ」こと。
もしそれが実現できたら、
日本代表は本当に世界トップへ近づく気がしています。
今後どうなるのか? 個人的予想
個人的には、今後こういう流れが進む気がしています。
① さらに低年齢で海外へ行く選手が増える
「高校卒業後」ではなく、
中学生世代から海外挑戦する流れが加速するかもしれません。
② 個を伸ばす育成へシフトする
今までは、
「周りに合わせられる選手」
が評価されやすかった。
しかし今後は、
1対1
自己表現
ゴールへの執着
などもより重視される可能性があります。
③ 日本代表のキャラクターが変わる
昔よりも、
強気
自信家
主張する
タイプの選手が増えていくかもしれません。
実際、最近の日本代表はすでに少し変わってきています。
まとめ
今回の「リアルブルーロック構想」は、
単なる話題作りで終わるかもしれません。
ですが私は、
日本サッカーの価値観が変わり始めた象徴にも見えています。
そして個人的には、
「日本らしい組織力」
と
「世界基準のエゴ」
この両立こそ、
本当に強い日本代表への道なのではないかと思っています。
