海外経験がない外資系九州男児が英語ペラペラになった頑張らない英会話学習法4選
外資系企業に転職してはや幾年。
英語がまったく話せない。外国人と仕事したこともなければ、海外に住んだこともない。
そんな九州男児がふとした思いつきから外資系企業に入り、もがき苦しみ、右葉曲折を経て仕事上の英会話レベルは苦なく話せるようになった勉強法を紹介します。
どれも簡単かつ個人的に効果があった方法なので、これから外資系企業へとお考えの方、日常業務で海外とのやりとりが増えてお困りの方は是非参考にして頂けますと幸いです。
学習法1:恥を捨てる
「学習法1」なんて書いてますが、言いたいことはほぼこれに尽きます。
日本人が英語を話せない一番の要因は「恥」の感覚が強すぎることにあると痛感します。特に恥やメンツにこだわる九州男児にとっては致命的でした。
日本人の「恥=すごく怖い」という島国特有の感覚。周りと同じであることが村八分に合わないための生存本能として太古から大脳新皮質に深く刻みこまれた我々にとって、
英語を話すそもそもの目的よりも、英語を話せないと思われたくないというメンツ
が前面に出すぎているのです。
外資系企業に入社して直後、アジア各国の担当者同士でプレゼンをする機会がありました。
中国人は独特の発音で制限時間も気にせず話しまくり成果をしっかりとアピール。
韓国人は日本人に馴染みのあるカタカナ発音と簡単な単語で実に政治的にプレゼンの場を活用。
インド人は一応ネイティブ?なイギリス英語で早口にペタペタと抑揚も要点もなく話し続けます。
そして、いざ私の番。会場の雰囲気や暗記した原稿に気を取られてばかりで、肝心のプレゼン目的はスナックで出てくる芋焼酎のお湯割くらいに薄まっていました。
そうです。
前述の通り、英語を話せないと思われたくない一心でプレゼンに臨みました。
他の国と比べても決して英語力、学習量で劣っている訳でも発音が悪い訳でもない。
これに気がつくだけでその後は飛躍的に英会話力が伸びました。
本当に。
日本人は相手の感情に敏感で、空気を読み、他人を気遣えると言う点では、海外から尊敬されるくらいで世界一かもしれません。
一方で「恥」や「空気」の感覚が肥大化しすぎて現代社会のニーズと大きく乖離しているように感じます。
現代社会で「恥ずかしくて死んじゃう〜」なんてことはないわけで。昔は恥をかけば切腹したり、末代まで不遇になったのかもしれませんが。
学習法2:尿道で覚える英単語
話が少しそれましたが、次からは具体的な日々の学習法。トイレで用を足す際、目の前の壁に簡単な英単語帳を1〜2ページちぎって貼る。覚えたらまたちぎって貼る。これだけです。
日本トイレ協会の資料によると、
成人男性のトイレ使用時間は、1日でおおよそ10〜20分、一年で73〜100時間、一生に約8〜11ヶ月はトイレにいる計算になる。女性は男性の3倍。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kurashinoshitsu/bunkakai1/dai3/siryou1.pdf
意外と長いトイレ時間。
他に活用する機会がない放尿時間で英単語は十分に覚えられます。よく体で覚えるなどと言いますが、この場合は尿道が覚える感覚でしょうか。
また、用を足し終わるまでというタイムプレッシャーが英単語を覚えるという面白くもない単調な作業の集中力が増し、何回も短く刻んて単語と触れることになり、記憶の定着率も上がります。
忙しい現代人。英単語帳をじっくり読む暇があったら、他の本を読んだり勉強したりと、もっと有意義な時間の使い方をすべきだと思います。
また単語帳は極力簡単なものをお勧めします。
有名どころで言えば「DuO」がありますが、あれは宇宙がどうとか、ニックに振られて落ち込んでいるとか、そういう例文は仕事ではまず使うことは有りませんのでお勧めできません。
自信をなくすだけです。
まっすぐ仕事で使う英会話をゴールに進んだ方が良いのは言うまでもありません。まずは中学生レベルの単語で十分ですし、必要に応じて単語は追加していけば良いと思います。
英単語の語彙力は英会話をするという目的に対しては寄与率1割以下、砂浜の砂つぶといったところでしょうか?
色々試しましたが、ちぎっては張りの英単語帳は以下がオススメです。
学習法3:ひたすら通勤時にシャドーイング
通勤路の10分程度、歩きながらイヤフォンの片耳だけで英会話を聴きながら、フレーズを追いかけて喋る。これだけで脳内に英会話の神経ネットワークを作り、シナプス間の電気抵抗値を下げ、結構スラッと英語が出てくるようになります。
ここでも簡単な英語のフレーズをひたすら繰り返すのが効果的です。
オススメはこちらです。
こちらだけでも良いかと思いますが、乗ってきたらこちらもオススメです。
最初は周りからの目線が気になるかと思いますが、他人が気になっているうちは、まだ余裕がある証拠です。
誰も「あなた」なんて見ていません。英語を喋りながら歩いている「おじさん、おばさん」がいるくらいの認識で、固有名詞としては認識しません。大丈夫です。
ちなみにシャドーイング後に洋楽を聞いたとき、それまでは音としてしか認識していないかった英語の歌詞が、意味として聞き取れた時には感動しました。
学習法4:オフィス系の海外映画を観まくる
「The Office」のUS版がおすすめです。Huluで観れます。
オフィス内の会話に適度にスラングが混じるコメディーです。ホラー系やアクション系の海外ドラマは面白いのですが、スラングや罵声、悲鳴がメインで、終いにはストーリーにのめり込み過ぎてただ映画を観ているだけの状態になります。
慣れてきたら一度、日本語字幕で観た映画やドラマを英語字幕で観直すのも効果的です。
まとめ
以上の4つの勉強法を隙間時間に差し込みながら、あとは恥を捨てて自分の成長のためだけに外国人と話す機会を活用して英語を話し続ければ、業務上の英語はすぐに話せるようになると思います。
経験上ですが、いきなりインド人やアメリカ人のようなネイティブ(?)と話してはいけません。ましてやディナーでの雑談など単語や伝えたいことに幅がある会話は危険です。
まずは韓国人や中国人、ヨーロッパ人と業務上の会話を始めたほうが、使う単語やフレーズも簡単で決まっているので楽に話せると思います。
他にも良い方法は、仲の良い外国人の友達を作ること。そして嫌でも一日中一緒に過ごすこと。ご飯を食べたり、新幹線に乗ったりしていると話せるタイミングが時々訪れるので、そのチャンスにここぞと話して自信をつけていくのが良いと思います。
私は英語が一言も話せない時に、海外出張に行く際にはTENGA(わからない人は検索してください)をお土産に持って行きました。なんと羽田や成田空港の薬局で買えます。
この時、海外出張先の会ったこともない上司にもUSサイズを持って行くというJapanese Hospitality(おもてなしの心)を忘れずにするのが良いと思います。
外国人の同僚は「Playstation 2以来の最大の衝撃だ!」とわざわざメールを送ってきてくれました。
最後に、以上の方法で業務上の会話は話せるようになりますが、アメリカ人同士の会話を理解したり、ディナーなどの雑談で気持ちよく話すには、また一歩進んだ学習や経験が必要になります。
それでは少しでも皆様の参考になることを祈り、終了します。
