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Anthropicの自炊作戦「プロジェクトパナマ」の実態が明らかに―ワシントン・ポスト記事を要約

以前から指摘してたのですが
noteに書いていた事が新聞記事になりました

AIスタートアップのAnthropic、MetaなどがClaudeやLlama精度向上のために数百万冊の書籍を秘密裏に著作権上のリスクを冒してでも収集していたことが裁判資料から明らかになりました。

特にAnthropicが行った自炊して廃棄する「プロジェクト・パナマ」はAI開発の裏側にある過激なデータ調達手法を浮き彫りにしてます。

ワシントン・ポスト/2026.1.27 

“Inside a tech company’s secretive plan to destroy millions of books”
「テック企業の極秘計画―数百万冊の本を破壊する内幕」
https://www.washingtonpost.com/technology/2026/01/27/anthropic-ai-scan-destroy-books/


サクッと動画で見たい人はこちら


◆Project Panamaとは

2024年、Anthropicが“世界中の本を破壊的にスキャンする”ことを狙った極秘計画として進行された。数百万冊規模の購入・裁断・スキャンが裁判資料で示された。今回の新聞記事でその内容が明らかになった。

◆なぜ紙の本なのか?

社内文書では「本で学習させると“上手く書く”能力が上がる」と、書籍の言語品質を重視する考えが語られている。

◆入手経路の問題

裁断スキャンとは別に、過去に「影の図書館(LibGen等)」からの取得が論点になり、共同創業者Ben Mannのダウンロード等も資料に出てくる。

◆法的評価は分れる

裁判は和解したものの「学習自体」はフェアユース(変容的利用)と見なされ得る一方、「どう入手したか?」(海賊版から取得など)が問題になり得ると判断。

◆調達オペの現場の具体像

元Google Books関係者を採用し、古書流通業者等からロット購入、油圧カッターで裁断し、スキャン後にリサイクルという手順が文書で説明されている。

紙の本だからAIには読まれないは嘘だった

「ネットに出してないから大丈夫」そう小説家は思ってました。出版社も同様です。しかし今回でそれが間違いだったことが判明しました。Meta等でもLibGen利用を巡る社内懸念や“痕跡を残さない”議論があった、と裁判資料。
和解はしたものの、判事は透明性を重視し「破壊的スキャン」などの野心的な計画や法的リスクに関する懸念を詳述した4,000ページを超える資料の封印解除を決定して、公開に踏み切ったようです。

日本語の書籍も対象に入ってる可能性は高いと思われます。

※本記事は筆者個人の見解であり、所属組織の公式見解を代表するものではありません。

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Jun Ikematsu / 池松潤 チップありがとうございます! よい日をお過ごしください。