撤退・転用・吸収、業界再編の三つの顔が重なった件〜7/31のパチンコ業界をいきのこが深読みする
今日、7月31日。派手な新台スペックの話題は正直少なかったんだけど、その代わりちょっと重たいニュースが3つ重なってた。会社が消える、店の跡地が変わる、店が飲み込まれる。全部「縮小していく業界」の別の顔なんだよね。
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📰 ニュース①|豊丸産業、本日7月31日をもってパチンコ事業を終了・66年の歴史に記念動画公開(遊技通信web・グリーンべると 7/31掲載)
1960年創業、66年の歴史を持つ豊丸産業が、本日7月31日をもってパチンコ事業を正式に終了した。7月28日の発表を受けての最終日にあたり、これまでの歩みを振り返る記念動画も公開されている。東西営業所は8月31日に閉鎖され、以降は名古屋本社に窓口が一本化される予定。既に設置されている機種については、検定期間中であればホールの判断で継続使用が可能となっている。
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🔍 【いきのこの視点の所管】
正直、これはちょっとびっくりした、というより「ついに来たか」という感覚の方が近いかも。66年という数字、ホール側の人間からすると「代替わりを何度も見てきたメーカー」ってことなんだよね。うちの店でも、メーカーの担当者が世代交代していくのを何度も見てきた。規制が変わったら次の育成機種にどうシフトするか、現場は嘆いてる暇がない。それは会社そのものの単位でも同じで、今回の撤退は「今あるスペックが半年後になくなるなら投資する意味がない」という判断を、メーカー自身が下したってことなんだと思う。パチスロの販売台数がパチンコを上回るかもしれないという予測も出てる中、メーカー側の選択と集中は今後も続くはず。中小メーカーの撤退は、ホール側の機種選定の幅を確実に狭めていく。次の育成機種を誰が育てるのか、ちょっと気になる。
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📰 ニュース②|パチンコホール跡地にクレーンゲーム337台、松原興産が関西最大級専門店をオープン(グリーンべると 7/31掲載)
松原興産が、閉店したパチンコホールの跡地を活用し、クレーンゲーム337台を設置した関西最大級のクレーンゲーム専門店「クレーンプラネット 久世店」をオープンした。旧ホールの建物・立地をそのまま生かした業態転換で、パチンコ店舗数が減少を続ける中での跡地活用の一事例となる。
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🔍 【いきのこの視点の所管】
これ、地味に大事な話だと思う。パチンコホールの跡地って、駐車場が広くて立地がいいことが多いから、実は業態転換にすごく向いてるんだよね。稼働が落ちたときにぴりぴりする空気は現場にいた人間なら誰でも知ってる。できる人は戦術をぶれさせずにやり続けるけど、店そのものが立ち行かなくなったらもうそれは店長の腕でどうにかなる話じゃない。337台というボリュームは、中途半端な規模じゃなくて「本気の業態転換」だと思っていい。クレーンゲームは景品原価さえコントロールできれば粗利率が読みやすいビジネスで、規制面でもパチンコよりずっと身軽。店舗数が前年比で減り続けているという統計もあるけど、その「減った分」がどこに向かうかというと、こういう跡地活用の形で可視化されてくるんだと思う。パチンコ業界の縮小は、裏を返せば不動産としての再利用フェーズに入ったってことなのかも。あなたの街の元パチンコ店、今どうなってるだろう?
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📰 ニュース③|ダイナム、アビバ四街道店の営業権を取得・吸収分割で事業承継(遊技日本 7/31掲載)
業界最大手チェーンのダイナムが、吸収分割の形で「アビバ四街道店」(千葉県四街道市)の営業権を取得し、事業を承継した。既存の店舗網に組み込む形での承継となり、7月31日付での実施が公表されている。
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🔍 【いきのこの視点の所管】
これもさっきのクレーンゲーム跡地の話と根っこは同じで、業界の「淘汰と集約」なんだよね。大手による店舗承継って、外から見ると単なるM&Aのニュースに見えるかもしれないけど、現場感覚で言うと近隣の状況を見て自分の店の戦略を決めるという判断軸そのものが変わる出来事なんだよ。近隣にダイナムみたいな体力のあるチェーンが入ってくると、周辺の中小ホールは値引き合戦にも設定投資合戦にも簡単には勝てなくなる。多店舗が真似できない状態を作れるかどうかが生き残りの分かれ目になるって、現場ではずっと言われてきたことなんだけど、その「多店舗」自体が大手に飲み込まれていく側になる時代なんだと思う。ダイナムのような体力のある会社が承継を重ねていく流れは、たぶんこれからも加速するはず。中小の独立系ホールにとっては、正直かなり厳しい局面が続くと思っていい。あなたの近くのホール、最近オーナーや看板が変わったりしてないだろうか?
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🎙 遊技者の声|パチンコ店跡地がクレーンゲーム専門店に、どう思う?
【賛成派】「更地よりずっといい」
「潰れて放置されるより、ちゃんと店として使われてるのは嬉しい。クレーンゲームなら家族でも行けるし、地域的にも賑わいが戻る感じがする。パチンコにこだわらず生き残ってくれるならそれでいいと思う」(40代・パチンコ歴20年)
【反対派】「寂しいのが本音」
「あの店で何度も勝負した思い出があるから、看板が変わるのはやっぱり寂しい。ビジネスとして正しい判断なのは分かるけど、感傷的にはちょっとつらいものがある」(50代・元常連)
【中立派】「時代の流れとしか言えない」
「店舗数が減ってるのは数字を見ればわかることだし、跡地が有効活用されるのは悪いことじゃない。ただ自分が打つ店がどんどん減っていくのは事実だから、複雑な気持ちではある」(30代・パチスロ歴10年)
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🏁 結び|今日のいきのこポイント3選
今日7/31に出たニュースを並べると、「撤退」「転用」「吸収」という業界再編の3つの顔が同じ日に揃ってることがよくわかった。
▶ ① メーカーの選択と集中は止まらない
豊丸産業のように歴史あるメーカーでも撤退する時代。遊技者としては「好きな機種のメーカーが将来も残っているか」を意識しておいて損はない。
▶ ② ホール跡地は不動産として再利用フェーズに入った
337台のクレーンゲーム専門店のように、パチンコホールの跡地は今後も他業態に転換されていくはず。近所の店舗の動向は定期的にチェックしておきたい。
▶ ③ 大手による店舗承継は加速する
ダイナムのような体力のあるチェーンへの集約が進むと、地域の中小ホールの独自性がどこまで守られるかが焦点になる。あなたの行きつけの店が今どんな立ち位置にあるか、ちょっと意識してみて。
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