死の詩
悲しみを凌駕していくあなたへ。海は別に綺麗と思わせる為に存在しているわけではないけれど、あなたの涙は綺麗でしたね。亡骸を放り捨てるみたいに、手足を投げ出してればいいよ。そうやってあなたは一瞬一瞬を、作品みたいに存在させるのでしょう。好きなもの、それは宇宙を超え、光を超えて、一番速い速度でこちらに届く。空の長さで愛を知る。本当は間違いの中に存在していて、だから孤独も優しくて。今までの全てを夢だと思わせたりして、誰でもない誰かの為に書いたりして、心を心だと思わなくして、ようやく思うことがあったりします。内臓を程良く風に晒して、様々なものを流しながら、今も何かを凌駕しているのでしょうね。さようなら、倒れ方が下手だった人。ごちゃっとしたぬいぐるみの、造形からしか感じ取れない気持ち。
