「インタープリターって何よ?」な話
日本百名山のひとつである月山、その山麓にある県立自然博物園(ネイチャーセンター)は約245haの広大な敷地を持ち、その中にブナの自然林をのんびり歩ける散策コースが整備されています。
ネイチャーセンターでは園を訪れるビジターの皆さんを対象に、インタープリターが、園内を約2時間ほどかけて案内するガイドウォークを毎日午前と午後の2回(休園日を除く)実施しており、多くの方々に楽しんでいただいています。もちろん入場料もガイド料も無料(^^)b
世間のしがらみに疲れたあなた!
お時間があるときにいかがですか。日常を忘れてのんびりしたひとときを過ごせますよ。

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実は僕も、そのインタープリターの一人。
まあ、「末席を汚す」なんて言うと、いかにも昭和オヤジっぽいのでやめときますが、今日はガイドウォーク担当の日でした。
「インタープリター」を直訳すると「通訳者」。
僕らの仕事は、自然界が発しているメッセージを、人の言葉に翻訳してビジターの皆さんにお伝えすることです。
とはいえ、実際のところ「自然語バイリンガル」への道はなかなか険しいものです。「自然の言語」は日本語とは全然言語体系が違いますからね(そりゃそうだ)。
例えば、ブナはすごく低周波でゆーっくり話しますし、カエルはゲロとゲーロの二語しか使いません。花々は恥ずかしがりやで寡黙。セミは自己主張が強すぎるくらいやかましく、鳥たちは夜も明ける前から、おしゃべりに夢中。そして、この時季になると、赤青黄色の衣装をつけたキノコたちもしゃしゃり出てきます。
⋯って、てんとう虫じゃないんかーい!
ですから、こちらも五感と感性、それに少しばかりの自然の知識を総動員して、通訳することになります(;^ω^)。
もはや「お前はドリトル先生か!」みたいな感じッス。
でも、それが面白いんですよ。インタープリターは奥が深くて、何年やっても飽きません。

彼らの気づきはインタープリター以上です
僕は普段、学校行事として園を訪れてくれる小・中学生や幼稚園児の団体のガイドを担当することが多いのですが、今日は珍しく一般の方向けのガイド担当でした。
滅多にない機会なので、「今日はどんな方と歩けるかな」と朝からワクワク((o(´∀`)o))。
ところが、なんということでしょう。
よりによって雨模様☔のお天気ジャマイカ。せっかくの夏休み期間なのにネイチャーセンターはひっそりとしています。 おまけに午後からはレベル4土砂災害危険警報まで発令されるほどの土砂降りでした。
なんてこったー/(-o-)\

「雨のブナ林も風情があるんだけどなぁ」と思いながら一日待機していましたが、結局どなたも現れず。
下界は30℃を超える暑さなのに、ここは22℃の天然クーラー。こんな贅沢な避暑地なのに、もったいない。
今日、僕が一番長く会話した相手は、もしかしたら駐車場の庇の下で雨宿りしていたアズマヒキガエルだったかも。
なんかちょっとガッカリだけど、
でもまぁ、こんな日もあら~な。┐('~`;)┌

「私はお姫様の化身なんです」
「魔法使いにこんな姿に変えられました」って。
本当かは知らんけど。
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皆さんも機会がありましたら、ぜひ遊びにいらしてくださいな。
そして、その日に出てきた案内人がもしかして「ヒゲのガイド」さんだったら、ちょっとだけ当たり⋯かもよー(笑)。
月山登山のついでにいかがですか(^^)
