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招待日和の“正体”なぜ一人無料なのかクレジットカードとレストランと顧客のWinWinWinな仕組み

「招待日和」はクレジットカードのゴールドクラスやプラチナクラスに付帯しているサービスで、高級レストランのコース料理を一人無料で利用できます。アメックスやダイナースカードが有名です。
先日この「招待日和」を利用して銀座の和食屋でディナーを楽しんできました。今回は16,500円のコースが1人分無料になりました。

寒鰤の味噌焼きとタラの芽天ぷら

この招待日和の1人無料について、
なぜ無料なの?
本当にお得なの?
と懐疑的に調べている人がおりますが、結論から言うとちゃんとお得です。明朗会計で最後にしっかり1人分のコース料金が値引きされます。

「このサービスを何度も利用すればクレジットカード会費の元が取れる」
と言うのは半分正解で半分不正解です。
無料分の代金はクレジットカードの会費から支払われていると思っている人も多いかと思いますが、そうではないからです。

お多福平貝のお椀

1人無料の代金は誰が払ってる?

無料分の代金はクレジットカード会社が負担している訳ではありません。レストランが負担してます。

はて。
これってレストラン側にメリットはあるのでしょうか?

1人分の代金を負担してもレストラン側のメリットはあります。
「空席を富裕層顧客で埋めることができる」
というメリットです。
その日の予約がなく空席を出してしまうと売上はゼロです。しかしその空席を1人無料であっても埋めることができれば売上は上がります。しかもゴールドクラス以上のカードを持っている富裕層です。富裕層は言い過ぎかもしれませんが、一定以上の収入があることは確実です。そういった層は追加注文に躊躇しません。1杯1000円のジュースでもビールでも普通に頼みます。別料金のお料理アップグレードも、気になれば躊躇せず頼みます。

追加1人3000円の金目鯛炊き込みご飯

それに顧客に気に入ってもらえば、リピートを狙うことができます。新規の富裕層固定客をつかめる可能性があるのです。

一般に、富裕層の新規顧客を掴むには、お金をかけてなんらかの宣伝をしなくてはなりません。レストランのメジャーな宣伝方法はレストラン検索サイト(◯ログや◯るナビなど)の広告枠ですが、それだとユーザーは玉石混交で富裕層を狙えません。
それではと、例えば富裕層向けの雑誌に広告を出すとすると数十万円〜数百万円かかります。
対して、招待日和サービスへの登録は無料です。お金をかけずに富裕層だけが利用できる「招待日和」予約サイトに掲載することができる。無料で富裕層の目に留まることができるのです。その無料掲載料の代わりが「1人無料」なのです。

これは秘密の仕組みでもなんでもなく招待日和の公式サイト(レストラン向け)にも書いてあります。

https://fieldplanning.jp/service/flow/


つまり、招待日和の正体は「広告宣伝費」なのです。


クレジットカード会社のメリットは?

招待日和サービスには、クレジットカード会社側はまったくお金を出していない訳ではありません。
予約する際のレストランとの取り次ぎはカード会社のコンシェルジュが人力で行うので人件費が発生します。そして招待日和のWeb予約システムの保守管理、新規掲載や取り下げなどの更新運用コストは必ずかかります。
それでもこのサービスを顧客に提供するメリットはあります。
顧客がどれだけたくさんサービスを利用してもコストが膨れ上がる事がない、固定費で顧客に優待サービスを提供できる点です。クレジットカード会員を維持拡大するための優待サービスとしては都合がいいのです。
それに対象クレジットカードで決済してもらうことでカード利用率も上がります。

鮑の寿司

招待日和は単体で存在する有償サービス

ちなみに招待日和はクレジットカードの付帯サービス以外に、有料で会員登録して利用することも可能です。個人または法人単位で申し込みが可能で会費は年3万円台です。ただし審査があります。
対象クレジットカードを持てばこの会費が不要でサービスを利用できると考えれば会費分もお得です。

お造り3種盛り

WinWinWinなサービスだけど

招待日和はユーザーにもレストランにもカード会社にもメリットがあるWinWinWinなサービスです。
しかし、1人無料分の代金はレストラン側で巻き取っているということに、ユーザーは配慮して利用することがスマートだと考えます。飲み物などはケチらずにオーダーしましょう。

私がこれまで利用した招待日和レポート

都内在住なので東京中心です。お店は東京に偏ってるので他県在住者にとってはちょっと不便ですね。ハワイでも利用しました。

ここはお気に入りでリピート。

アメックスフリーステイと合わせてホテル近くやホテル内のレストランを利用することも。

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