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【今朝の経済、私はこう見る】私が考え終わるのを、金曜の夜の円は待ってくれませんでした

今朝の1ニュース

先週の金曜に出たアメリカの雇用の数字そのものより、私はそのあとの為替の動きのほうが気になりました。

夜9時半の発表で、事前の予想は8万人ほどの増加。出てきたのは2万3,000人の減少でした。その直後に、158円台だったドル円が数分で156円68銭まで動いています。1円60銭ほどの円高です。

ただ、その日の終わりには157円76銭まで戻しました。行って、少し戻って、結局もとの場所には帰らなかった。そういう一日です。

木曜まで、話は逆でした

木曜の時点では、円は売られていました。

FRBの議長が「インフレ次第では利上げの用意がある」と報じられて、158円台に乗っていたのです。まだ起きていない利上げを、先に値段にしていたことになります。金曜の数字が崩したのは、その前提のほうでした。

動かしたのは、日本側の事情ではありません。アメリカで働いている人の数が思ったより少なかった。それだけで、円の値段が数分で1円60銭動きます。

先週の私は、円安が自分にとって得なのか損なのか、答えを出さないまま置いておくことにしていました。その宿題を抱えたまま金曜の夜を迎えたら、考えている円のほうが、先に動いていったわけです。

で、私はどうするか

週末に自分のメモを読み返して、少し笑ってしまいました。私が考えていたのは「円安ならどうなるか」という話で、その円安のほうは、私が考え終わるのを待ってくれません。

ただ、それで困ったかというと、困っていません。順番が逆だからです。

ふつうは、考えて、決めて、買う。私の場合は、買うほうが先に決まっていて、考えるのはいつも後ろを歩いています。そもそも、いつ買うかを当てにいくつもりで買っていない。何をいくら買うかを為替を見て決める作りにしていないので、答えが出ていなくても手続きのほうは進んでいきます。

この先どちらへ行くかは、私にはわかりません。ただ、わからないことと、わからないと困ることは、別です。

為替を読んで動いて、ちゃんと結果を出している方がいるのは知っています。私にはそれができない、というだけの話で。だから私は、為替の行き先を当てにいくよりも、世界の会社がこの先も稼ぎを増やしていくほうに分がある、と思って買っています。これは分析ではなくて、私が何を信じているか、という話です。

今日のひとこと

明日は山の日で、東京の株式市場は現物の取引がお休みです。水曜の夜にはアメリカの物価の数字が出ます。また前提のほうが動くかもしれません。そのときも私の考えは、たぶん間に合わないと思います。

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断でお願いします。

ichido-studioがお届けする、朝の経済コラムです。前日の相場のくわしいまとめは「お金バイバイマンの経済ニュース」(https://okanebye-man.com)でも書いています。

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