君にゆっくり堪能していただければ本望です
君と暮らすことが決まって
君がうちに来るまで14日間
たった14日間
だけど確実に満ちていく14日間
こんなに短期間で
長年 人間の暮らしだけだった我が家が
人間+猫が暮らせるように整いました
正確には
整えたつもりですが
まさか
こんな日がこんなに早く来るとは
思っていなかったから
ぼんやりと猫との暮らしを
想像していただけだったし
「数年のうちにはお迎えできたらな」
そのくらいの気持ちでいた
しかし
ぼんやりと と言う割に
情熱と興味は尽きなくて
猫の生態
猫との暮らし
猫の気持ち などなど
ただならぬ猫の魅力が
勝手に私に猫本を読み漁るように仕向けた
使うあてのない だけど憧れの
「ちゅ~る」というものを
まだ見ぬ我が愛猫を思いながら買って
運命の猫に出会えるお守りと称して
こっそりとお出かけカバンに忍ばせて
奇跡的な出会いを夢見ていた
まさか 猫と暮らせる日が現実になるなんて
そして それがほかでもない君という猫なんて
だから 君が我が家に来てくれることになった時
何度でも夢ではないかと思った
過去にないくらい丹念に掃除をして
ああでもないこうでもないと悩みつつ
Amazonで猫グッズをポチポチしまくった
君は今 やっと初めてのトイレも終え
慎重に慎重に
私の整えた部屋を
見て回ってくれている
君の小さな前脚で
一歩一歩用心深く踏みしめては
匂いをかいで見上げている
その窓枠も
テレビの裏も
絨毯の端っこも
私が君を思いながら
丹念に掃除をして
丁寧に丁寧に整えました
不行き届きは多いと思いますが
いかがでしょうか
お気に召さなければ
なんなりと
だけど
そんなふうにゆっくりと
我が家を堪能してくださっている姿を見ることができて
私は本望です

