私にとって哲学のある人とは─人生の午後の哲学ノート
こんばんは。
Framing|花子です🌸
本日も読みに来てくださって、
ありがとうございます。
これまで何度か、
「役に立たないことこそ、
役に立つことがある」と
書いてきました。
だから今日も、役に立たないことを1つ。
なにしろ、何者でもない私が語る
「哲学のある人とは?」という話ですから。

役に立つかどうかは風まかせ。
そんな方針で綴ってみたいと思います。
ちょっと聞いてみようかなと
思ってくださるなら、
本日も少しの間だけ
ゆるりとお付き合いください☕
■ 自立という言葉を、もう一度見つめ直した日
私は教育の仕事をしていて、
“自立”という言葉には人一倍触れてきました。
自立って、「一人でできる」みたいなイメージ、
ありませんか?
私も何度も言われました。
「一人でできるようにしないとだめだ」と。
上司的な立場の人からも、
そして、子育てにおいては
先生的ポジションの方々から。
でも、私は
本当にそれだけが“自立”なのだろうか?
そう思って過ごしてきました。
その問いが、私の中で
長くくすぶっていたのです。
そして、悩みながらたどり着いた
自立の定義があります。
自立とは、自分をよく知っていて
自分に必要なものを
他者に配慮しながら
自分で調達できる状態
言葉にすれば、たった一文。
でも、この一文を産むまでに、
私は8年かかりました。

■ 助けを求めることも、自立の一部
経済的自立、社会的自立、精神的自立──
いろいろな“自立”があります。
けれど、どの自立も「孤立」や
「完結」を意味するものではありません。
誰かの支えを受け取りながら、
自分の足で立つこと。
自分をよく知っているというのは、
自分の環境、自分の持っている力やリソースを知っていること。
自分が何を願っているのか知っていること。
そして、一人では難しいと感じたなら、
素直に「助けて」と言えること。
それもまた、立派な自立のかたち。
■ 問い直すことが、哲学の始まり
私は、たまたま教育という現場で、
「自立」という言葉の意味を、
自分自身で再定義する機会を得ました。
それによって、
物事を“ひとつの正解”で見ることが減り、
状況や人によって変わる現実に、
柔軟に対応できるようになりました。
自分の中の辞書を書き換えることで、
生き方は少しずつやわらかくなる。
固く閉じていた意味がほどけていくと、
完ぺきではないけれど、
「これはこれでいい」という感覚を、
いつのまにか受け入れられるようになる。
その余白に、またエネルギーが
宿るように感じます。
■ 統合という視点
普段、私は老子や荘子、韓非子など、
諸子百家の言葉を紹介しています。
それぞれの思想はまったく違うようでいて、
一人ひとりの考えをたどり、
その根底に流れるものを見つめていくと、
やがて、すべてが静かにひとつへと
つながっていくように感じます。
老子の「柔弱の中にある強さ」。
これは、相反する言葉を使って、
柔らかさの中にこそ、
本当の強さがあると説いた逆説です。
力をふるうよりも、
しなやかに受けとめること。
競うよりも、
流れに身を任せること。
そんな“ゆるさの中の芯”を見いだした瞬間に、
私たちは、
「強さ」という言葉の意味を
少しだけ更新できる気がします。
■ 私にとって「哲学がある人」とは
私にとって「哲学がある人」とは、
相反するものを切り捨てず、
両極のあいだに
橋をかける感覚を持っている人。
たとえば、
自立と依存。
静と動。
アナログとデジタル。
白と黒。
理性と感情。
孤独とつながり。
強さと優しさ。
どちらか一方を正しいと
決めつけるのではなく、
両方の中にある“本質”を見つめ、
結び合わせる術を知っている人。
みんなが“正解”を探そうとする中で、
哲学がある人は、
むしろ「正解を決めつけない」という
真逆の場所に身を置いているように思います。
不確かさや曖昧さの中に身を置きながら、
それでも自分の感覚で世界を見つめ、
言葉を選び続ける人。
そんな姿に、私は“哲学”を感じるのです。
でも、これって、あなたもそうではないですか?
情報が多すぎて、
何が正しいのか分からなくなるときもある。
それでも、自分なりに考えて、
選び取って生きている。
私も同じです。
揺れながら、
それでも考え続けていたい。
だから、あなたも、私も、
きっと、小さな哲学者なんですよね☕
本日も、正解はわからないけれど、
考えていることを
こうしてnoteに書き留めておきます。
🌸本日の一句🌸
矛盾さえ 抱ける人こそ 哲学者
そして、これはあくまで、
今のところの私の見方です。
あなたには、
きっと別の正解があると思います。
それでいいし、むしろその方が面白い。
世界はその分だけ広がるのです✨
人生の午後マガジン作りました✨
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