📕「怒らない育児」は本当に正解?──〝美しく怒る〟子育てはどうかしら?
ステラシェルタ通信#26
こんにちは。ステラシェルタの花子です。
アンガーマネジメントの記事を書いていると、
よく言われます。
「あなたって怒らない人なんでしょ?」
いいえ。
私、怒ります。
かなり。
👇証拠記事
誤解してほしくないのは、
私は「怒らないこと」が
理想だとは思っていないということ。
むしろ、怒りは人間にとって
大切な感情であり、
育児においては
子どもに社会を生きるルールを教えるための
大切な手段だと思っています。
怒らないことも大事
怒ることも大事
…なのではないかな?
怒りは「境界線」を示すサイン
怒りは、身を守るための感情です。
たとえば、いじめられて
「やめて」と言えなかったら?
「それはないでしょ」と
NOを突きつけられなかったら?
命を守ることさえ
できなくなるかもしれません。
👇参考記事
子育て中の怒りも同じです。
「ここまでが許されるラインだよ」と
境界線を示すために使われます。
境界線は「鬼ごっこのルール」と同じ
社会のルールを子どもに伝えるのは、
鬼ごっこのルールを決めることに似ています。
5人で遊ぶなら鬼は1人で十分。
30人で、30分で終わらせたいなら
鬼は2人?3人?
10分で終わらせたいなら
鬼は6人くらい?
鬼ごっこをする場所が、
グラウンドか体育館かでも
ルール設定は変わります。
つまり、
その場の人数や条件によって、
ルールは変わる。
社会も同じです。
親が「今はここまで」という境界線を
都度示していくことで、
子どもは「ああ、こういうことか」と
その境界を理解していきます。
その積み重ねがやがて、
自分自身で判断できる「軸」になるのです。
怒りは強いヒントになる
優しい注意は、ふわっとしたヒント。
けれど怒りは、
エネルギーを伴った強烈なヒントです。
「あっ、これは絶対ダメなやつだ」と
子どもに伝わる。
だからこそ怒りは、
親にとっても子どもにとっても
大事なコミュニケーションツールになり得ます。
「怒らない育児」という誤解
最近は「怒らない育児」という言葉を
よく耳にします。
もちろん、
感情のままに怒鳴るのは芸がありません。
でも「怒らないこと」そのものが
目的になってしまうと、
怒ったから失敗
怒らなかったから成功
そんな極端な発想になりがちです。
本来は、
怒るか怒らないかは単なる手段。
目的は
「社会のルールを伝え、
子どもが
やがて誰に言われなくても
今の場合はこうだな…と自分で
境界線を引けるようにすること」なのです。
怒りを「アート」にしてみる
私は最近こう考えています。
怒りは「即興アート」なのではないか、と。
どんな言葉で伝えるか
どんな表情で伝えるか
どんな声色で伝えるか
どれくらいの強さで伝えるか
今怒るか、少し後で伝えるか
その選択のすべてがアートです。
マニュアルに沿うのでも、
ただ道徳を押し付けるのでもなく、
オリジナリティと美しさで勝負する。
境界線をどう示すかを
「アート」だと捉えると、
怒りもまた創造的な営みに変わります。
下手でも愛しい「怒りのアート」
子どもの絵が拙くても愛しいように、
親の「怒りのアート」も、
たとえうまくいかなくても
愛しいものになるはずです。
その瞬間までの親子の関係性や、
子どもの性格、
昨日までの出来事──
それらを知らない第三者には
その渾身のアートを
ジャッジできません。
私の精一杯で作ったアートだから
「うまくいかなかった」と
後悔する必要もないのです。
自分で表現できたときは
結果がどうであれ清々しい。
怒りをアートとして捉えれば、
迷いや失敗も次につながる素材になります。
ステラシェルタの名前の由来
ずいぶん前に
怒りの感情について、
幼かった息子に説明をした時、
うけとった感覚を
彼なりに言葉にしてくれました。
それを花子が意訳し、
編集したのがコチラ。
心の中に2つの星が見える
おこる?おこらない?
心を静めて 自分に聞く
ステラシェルタで学んだら
2つの星のまわりにも
たくさんの星があることに気づける
そして 1番の星を選べる
後悔しない選択
幸せが来る
イタリア語で
星(Stella)➕選択(scelta)
ステラシェルタは
ここがスタートです。
📍まとめ
怒りは境界線を示すサインであり、
社会のルールを学ぶきっかけになる怒る・怒らないは目的ではなく手段
「いかに美しく怒るか」を意識すれば、
怒りはアートになる
怒ることを恐れず、
でも感情のままにぶつけるのでもなく。
その時々の状況と心を見ながら、
境界線をどうアートするか。
鬼でもいい。
その怒りは、きっと
子どもにとって
あなたにとって
社会にとって
今この瞬間にしか描けない
「愛しいアート」になるのだから。
怒号すら
即興ライブの
BGM
最近どこでも見かける
「怒らない育児」という言葉。
子どもの権利に配慮は必要ですが、
「怒らない」という言葉を
そのまま受け取って、
怒りという素晴らしい感情と手段を
あなたが見失いませんように。
ステラシェルタで
あなたの感情に知性をプラスしませんか?
エモーションに賢さを 花子🌸
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こども基本法|こども家庭庁

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