【5月12日 前場~後場1分まとめ】日経平均は小幅続伸、米中協議進展期待も伸び悩み
5月12日(月)午前の東京株式市場は、米中の関税協議進展への期待と円安進行を支えに続伸してスタートしました。
日経平均株価は取引序盤に一時200円超上昇し、3万7600円台に乗せる場面もありました。
しかし、トランプ米大統領が米国内の医薬品価格を最大80%引き下げる大統領令に署名する意向をSNSで示したことを受け、武田薬品やアステラスなど米依存度の高い医薬品株が急落。
午前中の上げ幅は大きく削られ、前引けは小幅な16円高にとどまりました。
TOPIXは小幅に反落。前週までの11連騰の反動で、利益確定売りも優勢でした。
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市場の動き
日経平均の前引けは3万7519円80銭(+16円47銭)。一時は200円を超える上昇となったものの、戻り待ちの売りや材料出尽くし感から上値は重くなりました。
前週末の米株市場では、ダウ平均が反落。関税協議への期待で一時上昇していた反動もあり、日本市場では警戒感がやや強まりました。
米中はスイスで初の閣僚級関税協議を開催し、「確かな進展があった」と米財務長官がコメント。詳細内容は12日中にも発表される予定で、午後以降の相場変動要因となりそうです。
個別銘柄の動き
医薬品株が全面安となり、武田薬品・アステラス・大塚HDが売られました。
一方で、米中融和期待や円安を受けて、輸出関連株や景気敏感株が堅調。トヨタや安川電機、東京エレクトロン、アドバンテストなどが上昇しました。
また、前週末に大規模な人員削減を発表したパナソニックHDが買われたほか、野村総研などの情報系銘柄にも物色が入りました。
ディーエヌエ(DeNA)は、スマートフォンゲームの成長鈍化懸念で急落。ニトリHD、コナミGなども軟調に推移しました。
午後の注目ポイント
午後は、米中協議の「詳細内容」発表が最大の焦点となります。もし関税の大幅引き下げが具体的に示されれば、さらに株価の押し上げ材料になる可能性も。一方で、内容次第では「期待先行での買い戻し」が一服し、売りに押される場面もあり得ます。
また、医薬品価格政策に関しての続報も、今後の業種間の明暗を分ける鍵になりそうです。
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