【実験】激安 DSO138 オシロスコープを試してみる:スイッチ付きLED回路の電圧変化を測定してみる
オシロスコープは高価ですよね.
今回激安の DSO138 オシロスコープを買いました.
これがどのような振る舞いをするのかを
単純なスイッチ付きLED回路で試してみます.
使う道具
DSO138 オシロスコープ: 2000円台の激安オシロスコープ
値上がりもしたり,入荷待ちになったりと不安定な供給になっていますが,2000円台でまだ出ているので,興味があれば購入してもいいと思います.
x10プローブ: AC100Vとかを測るなら必要
今後,コンセントから,AC100Vをとったりするつもりなら,あるといいと思います.
9V AC/DCアダプタ:給電は8-12Vが対応.ただし12Vを超えてはならない.
仕様によれば,
power supply は 9V DC / Current Consumption ~ 120 mA
なので,これを供給できるだけの性能があれば十分でしょう.
使い方
説明書もついてきます.細かな部品配置・回路図までもついてくるので,原因を特定できるスキルさえあれば,故障時の修理もできるかと思います.
実際の使用については,Youtube にとてもわかりやすい動画が出ているので,細かい説明はそちらに譲らせていただきます.ありがたいです.
開封:本体・付属品について
全てのドキュメントは公開されています.
公式によれば,DSO138 mini という新しい DIY キットが推奨とされています.
これは高い...
本体:DSO138 組み立て済み

プローブ:鰐口グリップ

ユーザマニュアル:ボード上の各部品の説明/テストと使用方法
トラブルシューティングなど,問題があった際に参照するとよさそうです.
説明書:操作法
組み立て済みであれば,まずこちらを参照しながら進めるのがよさそうです.
配線図:ボード上のパーツリストとその配置図
実装に関するマニュアルです.元々は DIY キットなのでこのような詳細な配置図なども添付していますね.
起動:キャリブレーションを行う
プローブとアダプタを接続し,アダプタから給電すると,すぐ起動します.

起動時にはロゴや認証などのスクリーンが表示されていた.
まず,表示される電圧位置を調整します.
GNDの表示位置調整:Vertical Position の調整
[CPL] という左の一番上のセレクションを "GND" にあわせ,
右側一番下の [SEL] ボタンで Vertical Position Indicater を調整して,
基準電圧を中心に移動させます.

GND 時の電圧を画面のX軸に並ぶように移動させる.
プローブキャリブレーション:高周波信号への調整
図4にすでに示していましたが,
赤いプローブを J2 と書かれた 1kHz 3.3V の
矩形波テスト信号の出力部分に取り付けます.

これの波形を綺麗な矩形波になるように調整する.
調整時は, マイナスドライバーなどで C4 と C6 の Capacitor Trimmer (可変コンデンサ)を調整します.
はじめに,0.1V / x5 レンジで,C4(Capacitor Trimmer)を 調整.
次に,1V / x1 レンジに変えて,C6(Capacitor Trimmer)を調整します.

歪みができるだけなくなるように調整します.
実験:スイッチ付きLED回路の電圧変化
スイッチを押した際に,LEDが点灯する単純な回路において,
負荷の電圧降下を測定する.

スイッチを押した際に,LEDが点灯する.
負荷の電圧変動を測定する.
このような電圧が急激に変動した場面を測定するには,トリガー機能を用います.トリガー機能については,グラフ右側に表示されている Trigger Level Indicator を動かした上で,Trigger Mode / Trigger Slope を適切に変更して測定します.
トリガー機能を設定した上で,ボタンを押すと,電圧の時間変化が測定され,表示されます.

スイッチをオンにすると,負荷にかかる電圧の変化が測定される.
LEDでの電圧降下が 2V 程度で一定なので,負荷にかかる電圧は 3V ですね.
きちんと,オシロスコープでも,3V の電圧変動が測定されています.
まとめ
今回, DSO138 オシロスコープを購入したので,このテストを行いました.
キャリブレーションの方法を確認し,簡単なスイッチ付き LED 回路で,負荷にかかる電圧変動を測定しました.
安価ですが,しっかり測定できるので,
よかったら皆さんも試してみてください!
