第2章・1話 虹の橋を渡った動物からのメッセージ「見えない世界を見えるかたちで」
この記事は、"常識”を捨てたら、人生が変わった〜動物対話の体験談〜
第1章・5話の続きです。
次のステージへ
IIAC(国際アニマルコミュニケーションスクール)のプロ講座も始まり、これまでのオンライン講座とダブル受講が始まりました。
「たしかに先週、夕飯のときに夫とその話をしました。そんなことまで、聞いてたなんて」
ある愛鳥からの報告を聞いた飼い主さんからの言葉です。
ご夫婦のやりとりを教えてくれることで、その家にいないと分かり得ないことから、
「動物との会話成立」を確認できたのです。
これは飼い主さんからの質問とは関係なく
ある日、食卓で話した
「他の動物を飼うこと」
に対する鳥からの感想でした。
そんな風に動物たちも一緒に毎日を暮らしながら、いろんなことを感じとっているのです。
他にも、講師の愛猫さんからご自宅のマットの感触や色合い、空間の配置といった、事前に知りようのない情報を受け取る練習もありました。
そこで次に踏み出したのが、面識のない飼い主さんと動物たちとのセッショです。2024年はSNSでモニター募集を開始。
外部の目にさらされることは、正直、怖さもありました。
あやしいと思われるのでは?という心配も。
結果は、予想以上でした。Threadsでの「モニター募集」の投稿は、
たったの数時間で「閲覧1,000件を超えました」との通知。
「動物の声を聞きたい人が、こんなにもいる」
と驚かされました。と同時に、
「心が救われました」
「ずっと気になっていたことでした」
という反応が、私の背中を押してくれました。
コミュニケーションスキルを磨くというより
「人と動物の絆を深めたい」
そう思うにようになっていました。

動物と人の心の架け橋へ
あなたが動物にメッセージを聞きたいのは、どんなときですか?
または、
動物に話を聞いてみたいのはどんな方だと思われますか?
アニマルコミュニケーターとして"求められる姿"にも気付きがありました。
自分の愛犬と話すだけなら、たとえ不充分な対話でも、再度聞き直したり、その後の行動で軌道修正が可能です。
が、プロになると飼い主さんへの報告チャンスは一回しかありません。
受け取った内容を
・どう言語化するか?
・動物の感情を理解することとは?
・飼い主の悩みに寄り添ったかたちは?
を新たな課題として、実践に励む2年目でした。そして、
動物からメッセージを聞きたいと思うとき、飼い主さんは
・「解決したいなにか」
を抱えています。
「アニマルコミュニケーターは通訳」と立ち位置を明確にするプロの方もいらっしゃいます。たしかに、飼い主さんが判断することも大切です。
が、悩みの解決には
・動物側のネガティブな気持ちまでを深く聞き出すスキル
・アクションプランに必要な情報(知識や経験)
など、応えられる準備もプロとしての覚悟に必要だと私は考えるようになりました。
が、戸惑いを隠せなかったのは亡くなった動物たちとのセッションです。

自然に巡ってきた「虹の橋を渡った動物たちとのセッション」
当時、私の心に響き、強く残っていったのが
”虹の橋を渡った動物たち”とのコミュニケーションです。
これまで「検証できるように」と生きている動物とばかり対話してきた私が、ハッとさせられた出来事です。
モニター応募では
・「亡くなったあの子に聞いてほしい」
という依頼ばかりが続くのです。ここで初めて、アニマルコミュニケーションの依頼を受ける4つのカテゴリー(問題行動、身体、迷子捜索、虹の橋)のうち、
・問題行動ならドッグトレーナーへ
・身体の気になることは獣医師へ
・行方不明ならペット探偵へ
・亡くなったらアニマルコミュニケーターへ
という考えをもたれる方が多いのかもしれない、という新たな視点をもつようになりました。
アニマルコミュニケーションとは、"見えないつながり"が根底にあるということも実感していくようになります。
「見えない世界の話でしょう?」
「"亡くなった動物と話す"というのは、さすがに想像の世界では?」
そう言われても仕方のない領域です。
私自身もこの段階に来るまで、心のどこかで一線を引いていました。
生きている動物との対話と、虹の橋を渡った動物との対話は、
別のものだと考えていました。
けれど実際に対話してみると、
伝わってくる感覚は、生きている動物たちと変わらないのです。
感情も、距離感も、存在感も。
受け取った情景や感情が
飼い主さんしか知り得ない記憶と一致する受け取りもありました。
生きてる動物の場合、散歩中や遊んでるときなどで興奮状態にあると、質問しても雑な返答というか落ち着かないケースがあります。
が、亡くなった動物だと、むしろそういった慌ただしさがなく、落ち着いて対話ができるとも感じます。
さらに、その子の今いる"世界観"を見せてくれることが多いので、対話のはじまりが分かりやすいのです。
そして、見せてくれた世界観の質問をすることで、その子との距離を縮めるきっかけも作りやすい。
さらに、動物さんがご縁をつないでくれてると感じるサイン(同じ名前の子が続いたり、誕生日が同じだったり)といった出来事も起こっていきました。
そんな偶然に感謝しながら、今もいつも、
一頭一頭とのご縁を大切に、
コミュニケーションに取り組ませてもらっています。
当時のモニター募集は、2ヶ月待ちとなるほどたくさんご応募いただき、中には私との事前の打ち合わせ前日に旅立ってしまった動物さんも。
アニマルコミュニケーターによっては「49 日までは受け付けない」という方もいます。
が、このときの飼い主さんは
「Shokoさんに出会ったこのタイミングも意味があるのかもしれない」
とおっしゃってくださり、旅立って1週間のキャバリエの女の子と対話させていただくこともありました。
感謝の気持ちとともに今も私の心に強く残っています。(2章4話で書く予定)
これらは選んだ道というより、気付いたら辿り着いたというような、
とにかく与えられる機会に全身全霊で取り組ませていただくセッションの数々でした。
次の2話からは、亡くなった動物たちから学んだことを具体的にお伝えしていきます。
飼い主さんと検証を取らせてもらいながら、たくさんのことを教えてもらいました。
これまで一緒にいた動物たちは、その飼い主さんと、ともに暮らすほどのご縁だったということを感じさせてくれる内容ばかりです。
たとえ今、姿は見えなくなっても、飼い主さんとの深い絆は変わりません。
あなたにももう会えないけれど、”今もつながっている”と感じる存在はいますか?
