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【発達障害】フットワークが軽い息子を見習ってみた。

「飲み会行かない?」

誘ってくれた友達の心を折るかのように、
申し訳ないぐらいのスピードで速攻拒否。

「あ、ごめん。その日は用事があって… 」

「用事」は便利な言葉だ。
カレンダーが真っ白であっても、
まるで充実した日々を送っているかのように
私を輝かせてくれる。

数少ない友達からの数少ない誘いを
片っ端から断っていた私。

しかしなぜか息子は真逆だ。

私「ねえ、今度オクトーバーフェスがあるけど行く?」
息子「行く!」

私「今度、近所でイベントがあるけどどうする?」
息子「行く!」

私「放課後デイの先生が『イベントに来ますか?』だって」
息子「行く!」


誰に似たのか、
息子はフットワークが軽い。
何を聞いても2つ返事だ。

どんなイベントにも参加する息子を見ていると、
まるで真っ白なキャンバスに
いくつもの虹を描いているかのように
様々なことを経験している。

まだ小学校低学年だというのに、
人生が鮮やかで豊かなのだ。

こりゃ大変だ!
私は心の中で冷や汗をかく。

息子が小学校に行っている平日、
私の人生は「白、黒、赤」の
3色しかないではないか!

人生を虹色にしたくなった私は、
友達からの誘いを9割
受け入れることにした。

仲良しの友達とのカフェやランチ。
人との交流は、
想像以上に楽しかった。

ひきこもり時代、
「誰かが私の悪口を言ってるかもしれない」
とオドオドし、帽子を深くかぶっていた。

しかしこの歳になると
悲しいことに何の恥じらいもなくなり、
「なんでも来い!」
とソファでふんぞり返ってしまう。
例えタブレットで注文の仕方が分からなくても。

朝、畳んでいた洗濯物を放置し、
友達からの急な誘いに「行く!」と返事する。

その日の目標だったピアノの練習や、
英語の学習もできずに落ち込むこともある。

だが、不思議なことに、
気分はスッキリする。

発達特性のある子供の育児は、
大変で投げ出したくなることも多々ある。

だけど私がアンテナを張っていれば、
子供から学ぶことは多いのかもしれない。

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