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R18【断髪小説】断髪、寝ている間に

割引あり

僕は今、非常に興奮している。
というのも、僕には3歳年上の彼女がいる。
高校2年生の時に付き合い始めて、今年で3年目。
今は大学1年生で、一人暮らしをしている。

彼女の名前は華。
腰まであるサラサラな黒髪ロングヘアーでぱっつん前髪。
デパートの高級化粧品売り場で美容部員として働いている彼女は、いつも綺麗にメイクをして、華やかなブランドの制服を着こなしている。
ただ、週末は特に忙しく、立ちっぱなしの接客で疲れ果ててしまうようだ。
最近では、週末になると僕の家に泊まりに来るようになった。
半同棲のような状態だけど、彼女は「まだ学生のあなたに負担をかけたくない」と言って、完全な同棲には踏み切らない。
週末には、いつも家に泊まりに来るのだが、彼女は疲れてしまっているのか、すぐ寝てしまう。

そう、今も目の前に彼女が眠っています。
上下スウェットを着ており、ベッドに横になっている。
寝ている彼女の髪を手櫛で梳かすのが最近では1番の楽しみになっている。
真っ直ぐに伸びた長い髪、手櫛を通しても、全く絡まる様子がなく、スルスルと通る髪。

今日は、彼女が寝ている間に、ある計画を立てているんだ。
その計画とは……
彼女の髪を切ってしまおうという計画。
彼女は寝たらちょっとやそっとの事では起きない。
一応、声をかけてみる。
「華、ねぇ、起きて」
「…………。」
やはり熟睡しているようだ。

いよいよ、彼女の髪を切れるとおもうと、心臓が激しく脈を打ち始めた。
ドクンドクンという音が自身の脳内に響き、音を聞けば聞くほど緊張が増す。
妄想では何回も彼女の髪の毛を切っている。
ハサミで根元からバッサリ!が定番の妄想だ!
そ、そんな妄想が今日、叶うかもしれない!?
そう思うと、どんどんと体が熱くなる。

「華?起きてる?」
再び声をかけてみても反応がない。
やはり寝ているようだ。今日こそいける!
ついに、この長くてサラサラの髪の毛を切れる時がきたんだ!
まぁ、勝手にだけどね。
怒るだろうか?それとも悲しむだろうか?
こんなこと、絶対にしてはいけない。
してはいけないけど、してみたい。
少しだけなら?バレなければ?
そんなことを思いながら、僕の中の天使と悪魔が葛藤をする。

想像してみよう。
もし、髪を勝手に切って、怒られたらどうなるだろうか?

――もし怒られたら――

——ジョキ!!

「え?何!?今の音!?」
彼女が驚いた声を上げる。
そして、布団に落ちている長い髪に視線をやる。
「え?あ、何、なんか……え?うそでしょ!?もしかして、私の髪の毛勝手に切った!?」
「あ、いや。えーっと」
僕がもごもご口ごもっていると、彼女の顔が怒りに染まった。
「は?なんでそんな事するの?てか、ありえないし!もう無理!別れる!!!」

「ごめん。ごめんなさい。
本当に出来心なんだ、、、。
ダメだとはわかってたけど、つい……君の髪が魅力的だったから……」
「は!?マジ無理!別れる!てか、もう無理!帰る!」
「ごめんなさい……本当にごめんなさい。もうしません。許してください……」
「は?ふざけんなよこの変態!気持ち悪い!」
彼女は僕の目を睨みつけながら部屋を後にした。

――という感じになるよな――

僕は妄想から現実に戻り、深くため息をついた。
普通に考えたらそうなるよな。
あー。やっぱりやめておくか……。
流石に、こんなことしてただで済むわけがないよな。

だけど、もしも、理解してくれたらどうなるんだろうか?

――もし理解してくれたら――

ジョキ!!

「え。なに?今の音って髪の毛?どういうこと?」
「いや、その。えーっと」
彼女は切った髪を指先で掴み、切られた事を認識した。
「もしかして、私の髪の毛勝手に切った?」
「ご、ごめん。……ごめんなさい。
そのー」
「言ってよー!ショートが好きだったの?それとも切ってみたかったの?」
彼女は意外にも笑顔で続けた。
「言ってくれれば、切らしてあげたのにー!もっと切りたい?」
え?もしかして、許してくれる感じ?それだったら……
「う、うん。そのー。華ちゃんの髪の毛、すごく綺麗だから、一回切ってみたかったんだ。良いの?もっと切って?」
彼女はニコリと笑った。
「もちろんだよー。いいよぉ!でもね、勝手に切るのはちょっと嫌かな」
華は僕の頭を撫でながら言った。
「だから、次から切りたかったら、素直に言ってほしいなぁ。わかった?」
「うん」
「よしよし、良い子だねー。
じゃー、切ってるところの興奮してる変態な顔見せてもらおうかなぁ」
「そ、そんな変態な顔しないよー」
「本当かなぁ?でも、もう目見開いてて、鼻息荒いよぉ?」
「え?そ、そそそんな事は……」

――という感じになる――

再び現実に戻る。
なんて上手くいくかもしれない!?
それだったら最高だけどー、、、まぁ流石にないか。キレられるか……。

でも、でもでも、こうやって妄想してるだけでも、もう……ムラムラして来ちゃって、僕、ダメかも……。

鞄から用意していたハサミを取り出して、手の中に忍ばせる。
咄嗟にしまえるように、慎重に扱う。

まずは、いつも通り、彼女の髪を撫でてみる。
手櫛を通すと、スルスルと髪が指の間を滑り落ちていく。
本当に綺麗な髪だ。サラサラで、艶があって、真っ直ぐで。
僕は髪に顔を近づけ、そっと匂いを嗅いだ。
シャンプーの甘い香りと、華独特の柔らかい香りが鼻腔をくすぐる。
思わず、髪に顔を埋めてすりすりとしてしまう。
ああ、これだけで幸せだ。
でも、今日は……もっと先に進みたい。

ハサミを握る手に力が入る。
心臓がドクン、ドクンと激しく脈打ち始めた。
まずは……少しだけ。10cmくらいなら、バレないかもしれない。
僕は華の髪を一房、そっと持ち上げた。
毛先から10cmほどのところに、ハサミの刃を当てる。
心のかなで「ごめんなさい!」と叫びながら——

——ジョキ!

っという音とともに、長い髪が僕の手の中に落ちた。

ああ、切ってしまった。
僕は……彼女の髪を、切ってしまった。
心臓が破裂しそうなくらい激しく鼓動している。
体が熱い。興奮で頭がぼうっとする。

大丈夫だろうか。バレていないだろうか。
僕は華の顔を確認する。
すると——

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5,384字
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