共通テスト、問いが長すぎてAI要約したくなった話
新聞の一面に
共通テストの問題があがっていた。
主人と共に
解いてみっか!と鉛筆を握り
英語、日本史、世界史、公共・政治を問いてみた。
(文系夫婦、心が折れるので理数系は解かない)
2秒で後悔した。
問題文が長すぎる!
学習のまとめとして、二人は文字資料と絵画資料を活用して歴史を考える作業を行った。作業を行うなかで持った疑問あ・いと、それぞれに対する考察W~Zとについて、組み合わせとして正しいものを、後の①~④のうちから一つ選べ。
え・・・?
ちょっと待って、、
なに?どこが、どこに掛かっている???
何聞かれたの?
産後につき、思考力の低下は否めないが産後関係ない主人も同じリアクションだったので受けた衝撃は同じなはず…
普段、自分が如何にインスタやYouTubeの
"短いことば"に染まっているか痛感した。
そして同時に受験生を尊敬した。
こんな長い問題を
短時間で何問も何問も解くなんて・・・
相当な集中力と、
瞬発的な読解力がないと無理ゲーじゃないか。
でも、あれ???と矛盾も感じた。
我々、平成一桁世代よりも
受験生である若者たちの方が
遥かに長い文章への耐性が少ないのでは?
インスタ、TikTok、YouTube、LINEスタンプ。
数秒で理解できる
「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視の世界に生きる彼らが、この試験問題を解く。
普段の彼らからしたら
遥かにキツい作業なのでは?と。
私が受験生の時は
SNSと言っても、facebookやmixiなどが主流で
(マイミクとか、エモすぎて泣けてきちゃう!)
今のインスタやXのように、
会話するような文体で発信したり
スタンプで感情を送り合うスタイルは
あまり経験してこなかった。
むしろ、受験期にスマホに出会わなくて良かったと安心するくらいだ。
きっと私はスマホの奴隷となって
たくさんの時間を溶かしてしまっていたと思う。
そう思うと、若者たちは
集中力や読解力にプラスして
誘惑に打ち勝つ強靭なメンタルも求められることになる…た、大変。
本を読む人が減っている。
なぜ働く人は本が読めないか?みたいな本も売れていた気がする。
皆、心当たりがあるのだろう。
私もとりわけ、子供を産んでからは
これだけは読みたい!という強い意志がないと
本を読む時間や、環境を確保できない。
イヤホンひとつで再生できる
YouTubeやポッドキャスト、動画視聴をしている方が、気軽で楽だ。
ぼんやりとした至福の時間。
とってもとっても貴重だが、
きっとこの"受け取る"だけ〜の姿勢
に慣れ過ぎてしまうと、私たち夫婦のように
ものの2秒で撃沈するのだろう。
大切なものは何?
知りたいものはなんだっけ?という
"取りに行く"アンテナが鈍っている感覚。
今は何かを検索したら
AIがいろんなメディアから情報を探してきてくれていい感じに纏めてくれる。
キラキラっと纏められたそれは、
自分の手柄ではなくAIのちからだ。
調べて、比較して、ポイントを纏めて〜という面倒な作業をぜんぶやってくれちゃう
とってもいい世界。
検索ワードさえ抑えておけば
ある程度の正解にはたどり着ける世界。
と、思っていたけれど
共通テストでは、真逆の力が試されていた。
この文章を書きながら辿り着いた結論。
ある程度の正解 にはあまり価値がない。
なぜなら、
誰でも辿り着ける正解だから。
なぜなら、
調べてきたのは貴方ではなくAIだから。
それっぽい解答ではなく、
あなたは、どう読み取り、どう感じたか?
その解答になぜたどり着いたのか?
その理由に価値が宿る時代。
になっているのかもなぁと。
0歳、3歳
わが子が受験生になるころ、
共通テストなんてものは無くなっているかもしれない。
ただ、35歳で感じた危機感。
夫と問題を解きながら、感じた違和感。
忘れずにいたい。
ろみ
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