わたしが年末年始に義実家に帰省しない理由
あっという間に年末。
この前、ハロウィンじゃなかった?
と思うほど、時が過ぎるスピードがハンパないです。
先週末、大掃除をだいたい終えたので心に余裕があります。キラーン!
みなさんは、年末年始どちらですごしますか?
実家に帰省する人も多いのではないでしょうか。
わたしは珍しく自宅で過ごし、年が明けてからわたしの実家へ行く予定です。
ここ数年実感しているのですが、子どもが成長するとともに、年末年始の過ごし方も変わりますね。
そして、子どもが巣立ち、結婚すると新しく家庭ができて家族が育つんですよね。
今後、娘や息子が家庭を作り実家に帰ってきたときは、居心地のいい場所を提供したいと思っています。
そう思うようになったのは、わたしが若いころに経験したある出来事がきっかけでした。
*
結婚してはじめて、年末年始に夫の実家へ帰省したときのこと。
わたしは結婚する前にガンを患っていたので、体力がなく子育てするだけで精一杯。
子どもたちをつれて飛行機で九州の実家に帰省するには、体力がなさ過ぎました。
年末年始の人が大勢移動するときなんてもってのほか。
でも、義父母に孫の成長を見せたいという思いはありました。
やっと少しずつ体力がついてきたころ、当時、娘は5歳、息子3歳をつれて思い切って帰省することにしました。
年末年始の帰省は、義父母ともにとても喜んでくれました。
夫には兄弟がいますが、二人とも上京しているため実家には両親二人。
近所に義父の兄弟がいるものの、息子が孫をつれて帰ってきたことがこの上なく嬉しかったんだと思います。
しかし、夫の実家は九州。
男尊女卑の考えがまだ当たり前です。
元旦は義父の兄弟が集まって新年のあいさつ。
大晦日は義母と嫁のわたしでおせちやお煮しめなどの料理の準備に追われます。
義父母もわたしがガンサバイバーで体力がないということは、百も承知なのですが……。
大晦日はゆっくりする間もなく、新年を迎えました。
わたしはというと、旅の疲れもありましたが、せっかくの義実家ということで気合を入れて朝早くから準備をしていました。
お昼前から徐々に兄弟家族が集まりはじめ、わたしも義母や叔母たちとキッチンで料理の準備です。
でも、全員が集まっても女性陣はキッチンから動こうとしません。
あれ?なんでリビングへ行かないのかな?
しまいには、男性陣がリビングで食事をはじめても
「あけましておめでとうございます」
と、女性陣はキッチンで立ったまま、新年のあいさつを交わします。
「あれ?落ち着いたらテーブルにつけるよね?」
という、わたしの淡い期待はもろくも消え去り、結局キッチンで食事をすますことに。
リビングを見ると男性陣は、お酒を飲みながら食事を楽しんでいます。
その中にわが夫も……。
コチラのことを気にもとめず、久しぶりに会った叔父たちと話に花を咲かせていました。
食事がはじまってから1時間以上経って、一人の叔父(みんな似ていて名前と顔が一致しない汗)が、
「いむれさん、こちらでお話ししましょう!」
と声をかけてくれました。
うわぁ、やっと座れる!
声をかけてもらわなければ、ずっと立ちっぱなしだったわ!
と、思いながら「ありがとうございます!」と席に着きました。
ちなみに、男性陣は”ひじ掛け”がついている椅子だったけど、わたしは”丸椅子”でした。
それでも、立ちっぱなしよりはいいじゃない。
そう気持ちを抑えて、嫁としての仕事をやり切りました。ふぅ。
「新年のあいさつ」という名の食事会は夜遅くまで続きました。
夫の実家は夜型なのでお開きの時間も遅く、片付けを終えたのは日をまたいだ1時に!
すると翌朝、前日の疲れかストレスなのかダウン。
熱が出て、寝込んでしまいました。
その間、夫と子どもたちは義父母とともに新年のあいさつまわりへ。
お年玉をたくさんもらってきました。
次の日になってもよくならず、帰りも体調が悪いなか飛行機へ。
自宅へ戻った後もしばらく寝込んでしまったほど。
年始から何日も床に伏したのははじめてだったので、想像以上の疲れとカルチャーショックがあったのだと思います。
言いにくかったけど、これが毎年続くと思うとしんどいので
「ムリすると長引くから、年末年始の帰省はしたくない。」
と夫に打ち明けることにしました。
”帰省のせいで具合が悪くなったのだろう”と思っていた夫は、快諾してくれました。
その後は年末年始に帰省していません。
特に、年末年始やお盆や飛行機代も高いので極力避けて帰省しています。
本当の理由は言えませんが……。ゴメンナサイ
ちょっぴり罪悪感をもって過ごしていましたが、聞けば夫の兄弟家族も年末年始やお盆に帰省していないとのこと。
そりゃ、帰省したくないですよね。
わたしだけじゃないんだ、とホッとしました。
それと同時に、子どもや孫と一緒に新年を迎えられない義父母がかわいそうになりました。
でも……気軽に「帰ります」といえないのも事実。
風習は大切かもしれませんが、このご時世、男尊女卑は困りますよね。
わたしは嫁ちゃんにはそういうことをさせたくありません!
一緒に食卓について、賑やかに食事をしたいです。
義実家でもう少し居心地よく過ごせれば、帰省できるんですけどね……。
*
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