5年後のセミリタイアを目指して
夜22時に帰宅して、玄関でひとつため息をつく。 最近、それが当たり前になってきた。
上からのプレッシャー、下へのフォロー。中間管理職って、なかなかしんどいポジションだなあとつくづく思う。気苦労が多いのはわかっていたけれど、体力的にもそろそろ限界が近い気がしている。
それで、ちょっと真剣に考えてみた。 5年後、セミリタイアできないかな、と。
今すぐどうこうするわけじゃないけれど、5年後に向けて今から少しずつ動き始めたい。そのためにやっておきたいことを、自分なりに整理してみた。
「お金」を見える化する
まずは現実を把握するところから、かな。
自分の資産と負債をちゃんと洗い出して、「今、自分はどこに立っているのか」を確かめてみる。セミリタイアといっても、収入がゼロになるわけじゃないけれど、会社の給与に頼らない期間をどう乗り越えるか——その「つなぎ期間」の生活費を一度きちんと試算しておきたい。
「なんとなく大丈夫かな」という感覚、数字にしてみると意外とグラつくことがある。怖いけれど、そこから目をそらさないようにしたい。
支出を"ソフトランディング"させる
いきなり生活水準をガクッと下げるのは、たぶん続かない。 だから「ダウンサイジング」というより「最適化」というイメージで考えたい。
まず見直すのは固定費。サブスク、保険、通信費あたり。毎月なんとなく払っているものを一度ぜんぶ並べてみると、意外と「これ要るっけ?」ってなるものが出てくる。
生活水準は、5年かけてじわじわ慣らしていく感じで。5年後にいきなり「さあ、質素に生きよう」では、心が折れる。少しずつ、体に馴染ませていくのがたぶん正解。
資産運用は「守り」から入る
投資の話になると、どうしても「増やすこと」ばかりに目が向きがち。
でも今の自分にまず必要なのは、現金比率をちゃんと確保すること。いざというとき動ける余力を残しておくこと。焦って全部投資に回して、急な出費で動けなくなる——それが一番やってしまいがちな失敗だと思っている。
その上で、新NISAを使った長期・積立の投資信託をコツコツ続ける。派手な戦略より、無理なく続けられる仕組みをつくることを優先したい。
「健康」と「居場所」の準備
5年後にセミリタイアできても、体を壊していたら意味がない。
毎日夜22時まで働いている今だからこそ、身体のメンテナンスを意識的に習慣にしておきたい。これも立派なセミリタイア準備だと思っている。
もうひとつ、意外と見落としがちなのが「会社以外の居場所」。長く働いてきた人ほど、リタイア後に「自分の場所がない」という感覚に陥りやすい、とよく聞く。
副業でもいいし、趣味のコミュニティでもいい。会社の外に、ゆっくり根を張り始める。5年後に慌てて探すより、今から少しずつ育てていくほうが絶対にいい。
まとめ
セミリタイアって「逃げ」じゃなくて、「設計」なんだと思っている。
お金・支出・資産・健康・居場所——この5つを、5年かけてちょっとずつ整えていく。 まず今日やることは、自分の資産と支出を「見える化」すること。
小さな一歩だけど、そこから始めてみようと思う。
