eMAXIS Slim最強説?②
昨日のブログでは、eMAXIS Slimの特徴をお話しました。それは、規模の大きさ(人気があるということ)、運用コストの低さ、そして新NISAにバッチリ対応してるという点です。
「そんないい商品がホントにあるの?」という素朴な疑問。今日はそれを踏まえ、eMAXIS Slimシリーズの競合関係と、最近の動向をお伝えできたらと思っています。
eMAXIS Slimの競合は?
eMAXIS Slimシリーズの競合として挙げられるのは、「楽天プラスシリーズ」でしょう。これはおそらく楽天が、eMAXIS Slimにインスパイアされ、新NISAのタイミングに合わせて去年年末に開発された、そんなシリーズでしょうか。このシリーズには6銘柄あり、売り文句も「信託報酬が最安」。どこかで聞いたことがあるような… と思ったら、eMAXIS Slimと全く同じコンセプトですね!笑

では早速、シリーズの中の「全世界株式(オールカントリー)」を取り上げ、比較してみましょう!二つともオールカントリーの指標(MSCI ACWI)に連動しているため、ほぼ同じパフォーマンスと捉えてOKでしょう。

注目すべきは、やはり信託報酬(運用コスト)です。前回のお話の通り、eMAXIS Slimも「業界最低水準の運用コスト」を公式HPでも名言しており、これまでも他社の動きを注視しながら、フットワーク軽く値下げをしてきました。例えば、去年だけでも複数回に値下げをし、業界最低水準を保持し続けることで、投資家からの信頼を築いてきました。
しかし、今回楽天が業界で「単独で」最低水準の運用コストを打ち出しました(eMAXIS Slimはこれまで他社に合わせたことはあっても、単独で最安値はしてこなかった)が、数ヶ月経った今も、eMAXIS Slimは沈黙を貫いています。これまで迅速に動いてきたeMAXIS Slimからすれば、かなり意外な静観と言えるでしょう。今後の動向どうなるのか…。
投資信託のビジネスモデル
これを紐解くには、運用会社のビジネスモデルについても少し触れたいと思います。投資信託のビジネスモデルは、手数料ビジネスです。100億のファンドも1兆のファンドも会社としてのコストはさほど変わらないため、ファンドの規模(純資産額)が大きければ大きいほど、ビジネスとして儲かる構造です。さらに、インデックス・ファンド(S&P500や日経平均の金融市場の指標に連動している投資信託)の場合、同じ指数に連動していれば、2つの銘柄のパフォーマンスは基本変わりません。差別化が難しいビジネスなのです。
話を戻すと、新しい市場参入者である楽天のような企業が成長するには、一定の”優位性”を築きながら、市場での地位を確立していく必要があります。投信の場合、パフォーマンスが同じである以上、その優位性は運行コスト(信託報酬)な訳です。近年の値下げ競争は、お客さん獲得のための戦略といえます。
今回は、楽天が新NISAの波に乗り遅れないように、自社の儲けを削ってでもアグレッシブな動きに出た、違う言い方をすると既に国内最大規模を持っているeMAXIS Slimが守りの姿勢にシフトした、とも捉えられることができます。
結論eMAXIS Slim最強説?
結論から言うと、僕はeMAXIS Slimシリーズ最強説派です。その理由には主に2つあります。
まず1つ目は、言ってもコストが低いことです。一般的に信託手数料0.2-0.3%くらいだとイイよねと言われている中、それを遥かに下回る手数料ですよね。楽天の方が若干低いもののその差分は非常に小さく、例えば1000万円を運用しても、年間数百円程度の差に過ぎません。
そして2つ目の理由は、楽天の新商品は確かに魅力的ではあるものの、現在は楽天証券でしか取り扱っておらず、SBI証券や他の証券会社では販売されていないため、少々ハードルが高く感じてしまうことです。妻は楽天証券ですが、これまでずっとeMAXIS Slimだったので、なんか愛着があるので変えないと思います笑

一点、重要な点があります。ここでいう「最強」は投資初心者の方、安定した資産形成を目的としている日本の9割以上の方にとってということです。その理由はお伝えした通り。ただ、リターンのパフォーマンスは80点です。もちろん個別株やハイテク等絞れば絞るほど、もちろんリスクは高くなり、リターンが出る時もあると同時に、暴落する時もある。eMAXIS Slimシリーズは「安定的に80点」=「老後の資産形成には十分な額」が高い確率で実現できる、と言う意味でこのブログでは取り扱っています!
おわりに
色々話してきましたが、一番言いたいことは、資産形成に向けた第一歩を投資信託で新NISAを始めるなら、eMAXIS Slimシリーズをぜひ検討ください!ということです。その中で特に「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式」が圧倒的な人気があり(日本トップ1位と3位の純資産額)、安心感があります。投資初心者の方にまずおススメするのはこの2つかなと思っています。
再掲)どんなブログにしていくの?
改めて、今週からこのブログ始めました、エディです!ここでは、新NISAについて、初心者から中級者に向けて有益情報を発信していこうと思います。特徴としては 「図解で分かりやすく」「データに基づく」そして「1分でわかる知識」を意識していこうと思っています!これまでも以下のような記事書いていますのでもしよかったらぜひ!
今後このようなトピックを扱っていこうと思っており、Xも始めたのでぜひフォローお願いできたらと思います!

